鈴木健一(経営コンサルタント)の名言 一覧

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鈴木健一(経営コンサルタント)のプロフィール

鈴木健一、すずき・けんいち。日本の経営コンサルタント。東京大学工学系修士、シカゴ大学MBA。野村総合研究所、A.T.カーニーで経営コンサルタントとして活躍。その後、グロービス経営大学院で講師を務めた。

ストーリーラインで数字をとらえる感覚が大事。ストーリーがあれば数字は面白くなりますし、説得力のある話もできるわけです。


数字を言葉として表現できることはグローバルなコミュニケーションをするうえでも不可欠な能力。


たとえば、日本に歯科医院が約7万あるそうですが、7万という数字だけでは多いのか少ないのかがわりません。でも、ここにコンビニの店舗数が約5万であるという比較材料を加えると、どのくらいの数であるかが即座に感覚として理解できるわけです。


人間は常に比較をして生きています。目に入るものも大きいか小さいか、美しいか美しくないか。何かを選択するときも、どちらを選べば自分にとって有利か不利か、損か得か。逆にいえば比較をしないと意味の抽出ができない。この比較を端的に行えるのが数字なのです。


数字は目的とそれに向かう手段を結びつけるストーリーを生む。売り上げや販売の数字を目標に掲げて社員を鼓舞する経営者がいますが、それでは人は動かない。数字でストーリーラインを示し、人を納得させることが重要なのです。


ウチの学生の大半は経営者になることを目標にしており意識は高い。でも、その6割近くは数字を使ったコミュニケーションは苦手と答えます。苦手だと思うのは、はじめに数字ありきの発想があるからです。統計などを基にしたグラフや表を集め、それを分析したうえで説得しようとするからつまらなくなる。数字を言葉に置き換えることはもちろん大事ですが、言葉を数字に置き換えることもそれ以上に重要。その発想の転換で、数字は聞く側の興味をそそる「活きた」ものになっていきます。


伝えたいメッセージが10あるとします。でも、それを文言で読ませるなら別ですが、談話や講演で伝える場合、10では多すぎて受け手の頭に入らない。メッセージを3つに絞ることでひとつひとつの意味が強調できるし印象にも残る。その意味で3は重要な数字だと思います。


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