鈴木みゆき(経営者)の名言 一覧

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鈴木みゆき(経営者)のプロフィール

鈴木みゆき、すずき・みゆき。日本の経営者。LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパン社長。幼少期・学生時代のほとんどをイギリスなどで過ごす。英オックスフォード大学卒業後、ロイターに入社。世界各地のオフィスに勤務し、ロイター東南アジア代表取締役を務めたのち日本テレコムに移籍。日本テレコム専務執行役員兼コンシューマ事業本部長などを務め、インターネットプロバイダのODN事業などに携わる。その後、レクシスネクシス アジアパシフィック社CEO、KVH社CEOなどを務めたのち、ジェットスター・ジャパン社長兼CEOに就任した。

困難な壁に直面したとき、私はその課題と距離を置くようにしています。好きな音楽を聴きながら、自宅の近くをひたすら走る。走り始めると、自然と頭の中が整理され、課題の全体像や本質が見えてきます。複雑に思えた問題も、優先順位が明確化されて、解決策が自ずと見えてきます。


ジェットスター・ジャパンでは、ゼロから組織をつくってきました。集まったのは様々な経歴、国籍のスタッフです。多様性があるほど、経験者が予期しないような示唆に富んだ提案が生まれます。多様性あるスタッフから出たアイデアが、様々な場所で生きています。


私は海外勤務が長く、言語や文化が違う中で、組織をまとめる経験を積んできました。スタッフの個性を活かし、強みを伸ばす組織づくりは、多様性のある環境では非常に有益でした。


経営とは決断の連続です。重圧が増えるなか、走ってストレスを発散すればメンタルヘルスの維持にも役立ちます。走ることは身体の健康維持以上に、私には重要な日課です。


失敗には必ず原因があるので、その原因を検証し、次の成功につながるよう行動することが大切です。


年齢に関係なく好奇心旺盛な人が伸び続けるのだと思います。新しいチャレンジに立ち向かって、それを生きがいに感じることができれば、常に若さを保つことができると思います。


摩擦や議論を恐れないでほしい。ビジネスの場面では摩擦や議論の中から新しいアイデアや発想が生まれてくることも多いからです。


潜在需要を掘り起こし、市場を拡大していくには、先入観は邪魔になります。新しい目線でものごとをとらえていく姿勢が大切だと思います。


私にとって変化は恐れるものではなく、好奇心への心地よい刺激です。好奇心さえあれば何歳になっても市場の変化を追い、新たな挑戦ができると信じています。


この問題はどう解決するのか、問題解決にはどのような手段があるのか。オープンに議論することで、問題意識をチーム内で共有することもできます。当社にはオーストラリア人と日本人が多いのですが、かなり活発に議論しています。


会社の方向性について社員とトップが率直に会談を続けないと、会社は前に進みません。


私自身はものごとをシンプルに考えるため、あまり失敗を恐れないタイプですが、その代わりたくさん失敗をしてきました。一度はモバイル決済の会社を自分で立ち上げたものの、利用者の伸び悩みから資金繰りが悪化し、会社を売却せざるを得なかったこともあります。苦渋の思いをたくさん経験してきましたが、失敗こそは成功の糧だと信じています。


私たちがやろうとしているのは新しい価値観の創造です。航空料金を下げることで、これまで飛行機を使っていなかった人たちも飛行機を使ってもらう。バスや電車を利用していた人にも、飛行機を移動の選択肢のひとつだと気づいてもらうのです。


周囲の状況に柔軟に対応する姿勢を大事にしてきました。チャンスが訪れたときに、そのチャンスを開花させるためにどうすればいいか、ということは常に考えてきました。会社や業界が変わっても、さらに働く国が変わっても、与えられた場所で自分がどう貢献できるのかを考える。この柔軟な視点の切り替えが、自分のキャリアを新しい世界へと広げていくのかもしれません。


10年後を計画することが大事だといえるといいのですが、私の場合はまったくそうではありません。10年前、自分が航空業界に転職するなど考えてもいませんでしたから。私のこれまでのキャリアは、怖いもの知らずに突き進み、目の前のチャンスを必死につかんできた結果に尽きます。


最初は治安にも不安がありましたが実際に行ってみると、新しい文化を体験できるのは幸せなことだと思いました。また、世界各地で新しい市場を開拓できたのは、チャレンジングな経験でした。
【覚書き|ロイター社員時代、バーレーンに駐在したときを振り返っての発言】


私にジェットスター・ジャパンの社長就任の声がかかったとき、航空業界とは無縁だった私の経歴では難しいだろうと思い、ジェットスターグループCEOのブルース・ブキャナン氏にダメもとで会いに行きました。ところが彼は、「新しいビジネスを日本に定着させるためには、この業界に染まっていない人の方が斬新なアイデアが期待できる」と。その言葉を聞いて、この仕事をぜひやらせてほしいと思いました。


失敗したらすぐに開き直って次に進む。PDCA(計画・実行・評価・改善)はスピードが肝心です。


機能しないやり方は即座に切り捨てることがポイントですが、日本企業には成功しないものを捨てることに躊躇する傾向があるように感じます。せっかく計画したのだからもう少し試してみたいという気持ちがあるのかもしれません。しかし、こうした躊躇が企業にとっては命とりです。


私たちのような消費者相手の企業は、市場の変化に迅速に対応することが求められます。私の前職である通信会社では、検証・改善を繰り返していました。PDCA(計画・実行・評価・改善)を素早く回転させ、その結果を迅速に反映することに集中していました。


何を成し遂げたいのか、その目標が曖昧なままではPDCA(計画・実行・評価・改善)は上手く機能しません。目標を掲げたら、その目標をスタッフ全員と共有し、常に効果検証します。ここでの「常に」とは1週間ごとのようなスパンではなく、1時間ごとの超短期スパンです。


お互いに意見をぶつけ合う議論を苦手に感じる人も多いかもしれません。しかし、こう考えてみてはどうでしょうか。相手個人を攻撃するのではなく、問題を一緒に解決するという姿勢で臨むのです。そうすれば健全な形で議論を進めることができるはずです。


「若輩者ですが」などといった日本語表現が示唆するように、日本人は何かと謙遜しがちです。謙遜は日本では美徳とされているかもしれませんが、外国人には通用しません。ビジネスにおいては、日本人はもう少し積極的に自分たちの良さをアピールし、組織にどのように貢献できるかを明確に伝えることが必要だと思います。


自分自身のプロジェクトを振り返ってみると、初期段階のコミュニケーション不足が失敗の原因になっていることがあります。どんな仕事も自分一人だけでは成し遂げることはできません。周囲の協力を得るためには、まずは私自身がチームメンバーに信頼されること、そしてチーム内で情報を共有し、全員を同じベクトルに向かわせることが課題だと感じています。


失敗を恐れないこと。これから挑戦することは、必ずしもすべて成功するとは限りません。そう思うだけで、少し楽に挑戦できるのではないでしょうか。


苦手意識は新しい挑戦に対して臆病になっているからではないでしょうか。ぜひ怖いもの知らずになって、新しい世界に飛び込んでほしいと思います。


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