鈴木おさむの名言 一覧

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鈴木おさむのプロフィール

鈴木おさむ、鈴木収、すずき・おさむ。日本の放送作家、脚本家、タレント。千葉県出身。明治学院大学中退後、放送作家を志し活動を開始する。その後、多くの高視聴率バラエティ番組を手掛け、テレビ・ラジオ番組から、舞台、映画の脚本・脚色、作詞まで手掛ける超売れっ子作家となる。主な著書に『ブスの瞳に恋してる(エッセイ)』『ハンサム★スーツ(小説)』など

才能がある人というのは結局、努力できる人。思いついたアイデアを具現化しようと努力するかどうかが勝負の分かれ目。


何かを思いついても、行動に移さないとアイデアとは言えません。アイデアが浮かばない人は多分、浮かんでいるのに行動しないだけだと思う。


人がしていないこと、やってみたいことを持っていれば、付加価値と言える。


とにかく昔から好奇心がすごく強い。映画、雑誌、本……気になったものは何でも見ます。自分の知らないことには特に惹かれます。


出会う人の数って、そんなに変わらないと思うんです。でも、人脈が広がっていく人と、そうでない人がいる。それは、「自分という人間に興味を持たせることができているかどうか」の差じゃないでしょうか。


与えられた仕事できちんと結果を出すことはもちろんですが、その前にまず仕事を頼んでもらわなきゃいけません。それには、自分という人間をアピールして、「こいつ、なんか面白そうだな」と興味を持ってもらうことが大事です。


放送作家になりたくて「ノーギャラでいいので、何でもやらせてください!」と言っていたら、すぐにラジオの仕事をやらせてもらえるようになったんです。それから2年間ぐらいは、ほぼノーギャラでいろんな仕事をやりました。弁当の買い出しや合コンの盛り上げ役など、直接、仕事に関係ないこともやらなきゃいけなくて、正直、かなりハードでしたけど、そうして頑張っていると、人脈が広がって次第に声をかけてもらえるようになり、レギュラー番組が増えていきました。


大学生のとき、放送作家になりたくて太田プロに売り込みに行くと、「放送作家は芸人の気持ちがわからなきゃダメだ。まず芸人をやってみろ」と言われたんです。それで半年間、ピンの芸人として舞台に立ちました。まったくウケなかったですけどね(笑)。


もし仮に、まったく同じ実力の二人の放送作家がいて、そのうち一人が「キャバクラのことだったら誰にも負けない」という奴だったとしたら、絶対にそっちに仕事を頼みますよね。だから僕は、少しでも興味が湧いたことは何でもやってみて、それをネタにするようにしています。たとえば、SMが面白いと思ったら、SMクラブに徹底的に通って、その経験を面白おかしく語れるようにするわけです。


自分の好奇心に従って行動することにオンもオフもなく、プライベートも仕事も全部つながっている状態は決して悪くないような気がします。


自分の習慣が「オフの習慣」と言われると、違和感を覚えます。通常は仕事がオン、仕事が休みの状態がオフと呼ばれますが、家庭を大事にしている人からしたら、家にいる時間がオンであって、仕事がオフかもしれない。とくにいまの時代、家庭と仕事を大切にする比重も変化しているから、オンとオフの区別も人それぞれだろうし、僕はほとんど区別していません。


芸人の品川祐君が興味深いことを言っていました。彼は本屋に行って気になった本があったら、読めなくてもいいからとにかく買うようにしているのだと。そうすれば万が一、その著者に街でばったり会ったとき、あなたの本を読みましたと声をかけることがベストだけれど、仮に読んでいなくても、「読もうと思ったんです」ではなく、「もう買ってあって、これから読もうと思っているんです」と声をかけることができる。対話するきっかけも内容も大きく変わってくるわけです。


データをインプットするのに必要な習慣は、効率のいい情報収集術を心掛けるよりも、ひたすら行動することではないでしょうか。ヒットチャートを賑わせている曲が面白いタイトルだなと感じたら、とりあえずiTunesをクリックしてみる。気になるDVDがあったら、思い切って買ってみる。


一回文章にすると忘れにくくなりますので、僕は観た映画の感想をブログに書いていますが、整理や分析に費やす時間は無駄なような気がします。観たものをまとめている時間があったら、もう一本別の作品を観たいなあと僕は思ってしまうんです。とにかく貪欲に吸収していたい。


この業界に入ったとき「たくさん映画を観ろ」と言われたので、面白いもの、つまらないもの、いろいろ含めて年間で360本以上観る生活を続けました。その結果、三年ほどたったあたりから、企画を思いつくようになったのです。きっと頭の中のデータ量が増えて、検索エンジンが機能するようになったのでしょう。


僕は放送作家という仕事に対して、検索エンジンに近いイメージを持っています。まず企画に関係するキーワードを書き出し、そこから連想する言葉をどんどん思い浮かべる。その中から展開できそうなものを選んで、発想を広げていくのです。でも、頭の中にデータがいっぱい入っていない限り、検索はできません。


結局僕は、人と話をしたい気持ちが強いんです。その目的があるから「人がしないこと」を進んでするし、逆に「人が勧めてくれたこと」も喜んでする。自分が興味を持っている人や好きな人が特定の作品を褒めていたら、僕はその映画を観に行って、その音楽を聴いてみる。そうすればその人との話のネタが増えるし、感想を語り合うことで距離も縮まるはずですから。


この業界に入ってすぐのころ、行ってみたのは当時流行り始めたけど、まわりにまだ行ったことがある人がいなかったSMクラブでした。当時は19歳の若造。何を発言しても、業界の先輩は相手にしてくれません。振り向いてもらいたいがため、一人でSMクラブに行ってみて、その話をしたら「本当?どういうところなんだよ?」と耳を傾けてくれたのです。人が関心のあることを自ら体験すれば、興味を持ってもらえることを知りました。


夫婦の時間を大切にすることも、習慣といえば習慣です。奥さんとご飯に行く予定があるときは、何を食べに行くか、どこに行けば話が盛り上がるか、お互いにちゃんと考え、話します。奥さんとの間では交換日記を長い間続けています。日々あったことやお互いの嬉しかったこと、不満などを綴っていきます。現在、10冊目に達しました。


読みたい本や観たい映画はたくさんありますが、まず見るようにしているのは、人が勧めたものや褒めていたものです。その中に自分が好きではない系統が含まれていたら、そういう作品ほど見た方がいいと思っています。だって自分が好きなものを見るなんて当たり前のことです。知らない世界に触れて、自分の感覚とフィールドを広げてみるチャンスだととらえた方がいいでしょう。


よく足を運ぶのは、三軒茶屋のTSUTAYAです。週に二回は行っています。面白そうなタイトルをチェックしながら店内を回ると、どんどん情報が飛び込んできて、脳みそが整理されていく気持ちになるんです。


仕事が休みのとき、家でダラダラ寝ていることはまずないですね。パッと時間ができたら、映画を観に行ったり、本を読んだり、すぐ何らかの行動に移しています。生活の中でぼーっとしていることはほとんどなくて、移動の時間もずっとiPodを聴いたり、ケータイをいじってツイッターやったりブログを書いたりしています。


22歳前後の頃のことです。僕はあるラジオ番組をレギュラーでチーフ作家として担当するはずでした。しかし、後日、別の先輩作家がその番組を担当すると知りました。先輩は僕にこう告げました。「自分はあの番組をやりたかったから、ディレクターに直訴しに行ったんだよ。この業界は、やりたいと言わないと盗られるぞ」と。聞いた瞬間は、ぶっ飛ばしてやりたいと思いました。でもその忠告のおかげで、僕も変わることができ、数々の仕事を得てきました。


成功するのはあくまで本業の実力が伴ってこそ。実力がない人が接待や業務外の勉強に励んでも、チャンスはつかめないでしょう。


25歳のころ、父親に借金が発覚しました。総額1億円以上、利息だけで年900万円の返済が必要でした。僕はこれを返済し続け、30代で返し終えることができました。20代後半に猛烈に働けた一つの理由は、この借金のおかげでしょう。お金のことを考えるのが嫌で、仕事に没頭していた面もあります。


僕らは視聴者に向けて番組を作りますが、その前にディレクターやプロデューサーがいます。まず彼らに認められないと何も始まらない。打席に立たせてもらうために、まずは目の前の人を納得させること。そして本当にやりたいことは、チャンスが巡ってくるときまで隠しておけばいい。


たとえば、5つの課題があるとします。僕はそれに対し、それぞれ10個ずつ、計50個のネタを提案しました。これは努力を見せたいというためではなく、相手の求める方向性を探るためです。多くのアイデアを出せば、「この辺はいい」と、リアクションをもらえます。これを繰り返せば、打率はどんどん上がります。


今の世の中、弱者が正義になりすぎていると思う。負けた人にも、必ずその理由や非が多少なりともあるのではないでしょうか。でも、それを直視せずに、負けの言い訳ばかりしている。このような風潮に疑問を持ったのです。それが小説(『名刺ゲーム』)で一番言いたかったことです。


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