金井誠太の名言 一覧

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金井誠太のプロフィール

金井誠太、かない・せいた。日本の経営者。自動車メーカー「マツダ」会長。広島県出身。東京工業大学工学部卒業後、東洋工業(のちのマツダ)に入社。車両先行設計部長、主査本部主査、車両コンポーネント開発本部長、執行役員車両コンポーネント開発本部長、常務執行役員、取締役専務執行役員、マツダE&T社長、マツダ副社長、副会長などを経て会長に就任。初代アテンザのチーフエンジニアを務めた。

ベンチマークの最大の目的は「自分の技術は、世界一の水準に、こういう点で、このくらいのギャップ。で届かない」という、いわば「負け」を、エンジニアに味わってもらうこと。


「俺も足回りの設計が分かってきたな」と思っていた30歳の頃、アウトバーンでドイツ車を試乗して、心底打ちのめされました。あの悔しさは忘れません。「技術者としていつかは勝ちたい」という思いが、製品開発を支え、世界一への原動力になる。


「アテンザ」開発時、世界中からライバルになるクルマを買い集め、徹底的に試乗し、計測し、分解しました。その上で「我々の車はどこがどれだけ劣っているのか。重さか、性能か、コストか。どうすれば超えられるのか」を、要素ごとに考えた。


最初は解析と模倣でも全然かまわないんです。それで最低線の「一流」にはなれる。「なぜこんなことができるんだ?」と必死で考えるうちに、独自のやり方を思いつく。それが「超一流」への道を開く。


ライバル車と比較するとき、大抵は「A車にはここで負けるけれど、こういう事情があるから仕方ない。自社比ではこれこれの改善」といった結論になりがちなのです。それは絶対に許さない。必ず数字で根拠を説明してもらい、突破策を提案してもらう。当社比という言葉は金輪際聞きたくないと宣言しました。


世界一と向き合えば、誰だって「自分は負けている」と自覚できます。真正面から敗北に向き合ってもらうには「時間が」「予算が」といった制約を、上司が腹をくくって取り除かねばなりません。


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