野口実(ABCマート)の名言 一覧

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野口実(ABCマート)のプロフィール

野口実、のぐち・みのる。日本の経営者。シューズ販売のABCマート社長。岐阜県出身。中央大学経済学部卒業後、シャチハタ東京商事を経てインターナショナル・トレーディング・コーポレーション(のちのABCマート)に入社。販売員、HAWKINS事業部長、小売営業部長、エービーシー・コム取締役、エス・ジー・シューズ・カンパニー取締役、ABCマート常務、営業本部長、などを経て社長に就任。

立地のいい場所に高い家賃で店を出す以上、粗利益の限界が決まっていますから、ズックからスリッパまで置いたら絶対に成り立ちません。要は回転率を高めることです。つまり、売れ筋と死筋に対して早く対応することが大事です。単品ごとの在庫や回転率のデータは全部POSに入っていて、誰でも見られるようになっています。大切なのは、データを見きれる量の商品しか扱わないことです。人間の目が見られる限界を超えないということではないでしょうか。


社員の年齢構成が変わっても、社風は変えずに行きたいなと思うんです。うちは組織が異様にシンプルなので、役職インフレにはなっていません。各取締役が部長を兼任して、それぞれの部署を持っているだけで、あとは課長も置いていません。情報の流れも意思決定も速くなります。


販売や接客のマニュアルはどうなっているんですかとよく聞かれるんですが、本当にないんです。マニュアルにのっとってできる人よりも、ちゃんと人と対話して口コミで仕事を覚えていく人の方が、やっぱり強いと思います。僕もそうだったんです。教科書を開く勉強は苦手だったんですけど、学生時代のアルバイトでの実践は得意でした。とくに活字離れの時代でもありますし。


うちのような職種でいきますと、一発屋みたいに大きいことをドーンとやろうと考えるよりも、コツコツと小さな改善をたくさんやっている人の方が伸びます。いまのような景気の悪いときは、大きな策を打ってもそれが響きません。近道を探していると時間ばかりがたってしまうので、目の前の小さな改善をコツコツとやる。その改善ができた数が問われてくると思います。


本当に売れる人になってくると、頭の中に膨大な量の在庫数が全部入っています。お客様の対話でほんの一瞬に、過去の自分の経験値に基づいて的確なご提案ができます。


接客では、お客様のニーズを把握することが重要です。接客したり試し履きをしていただいたりしているときに、お客様は、その価格帯の靴が欲しいのか、そのブランドが好きなのか、あるいはその色がすごく気に入ったのかと、聞きだすこともなく感じるということです。それを感じられなければ、お客様に次の提案ができません。


私はこの仕事しかしないという縦割りになってしまうと、やっぱりコストもかかります。本社の定休日は金曜日で、週末はみんな店に出ます。私も日曜祝日は必ず店に出ています。「一人二役は必ずみんなでやろう」とやっています。


うちと一般の靴屋さんとの違いは、ファッションの部分を切り取って商売をしているということなんです。一般に、靴屋さんってファッション性を感じないじゃないですか。私自身、靴屋は道具的な靴を売っているというイメージがあって、若いころは靴は洋服店で買うものだと思っていました。ファッション性で靴を買うという方は、ズックからスリッパまで置いてある総合靴屋さんの売り場に魅力を感じないのではないでしょうか。


取り扱うナショナルブランドも、ナイキさん、アディダスさんなど、全部メーカーとの直取引です。私たちはもともと生産卸をやっていましたから、問屋さんを一切通さないという考え方です。


お客様に支持を頂けている理由として、価格がリーズナブルであるということがあげられると思います。価格調査にはかなり頑張ってやっていて、その地域で最安値になるようにしています。


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