逢坂剛の名言 一覧

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逢坂剛のプロフィール

逢坂剛、おうさか・ごう。日本の小説家、推理作家。直木賞受賞者。東京出身。中央大学法学部法律学科卒業後、大手広告代理店の博報堂に入社。企業PRの仕事に従事する。その後、博報堂に勤務しながら執筆活動を行い多くの小説を書き上げた。31年勤務後同社を退社し専業作家となる。主な受賞歴に『暗殺者グラナダに死す』でオール讀物推理小説新人賞、『カディスの赤い星』で直木賞・日本冒険小説協会大賞・日本推理作家協会賞を受賞。

作家にとって子供のころの読書の経験も大きい。自然と頭に入った文体、語らい、思想は小説を書くうえで重要な資質になります。私の場合、とくにグリム童話をよく読みました。民話を集めたものですが、正しい心、邪な心など小説の下になる人間の原始的な欲望が詰まっています。また、ストーリー展開の参考にもなり、大人になってからも読み返しました。


作家として大切なことは、世の中の動きに対する好奇心を持ち続けることです。「なぜ、何人もの中年男性が美人とはいえない女性に騙され、簡単に殺されてしまうのか」。事実は小説より奇なりとよく言いますが、世の中の動きに敏感になっていれば、小説のネタに事欠くことはありません。また、自分の仕事を通して専門的な領域を深めていけば、他の人には書けない独自の題材を見つけられます。


公私の区別はきちんとつけました。原稿を書くのは退社後と土日の休日のみ。職場で原稿を書くことは一度たりともありません。職場では仕事に全力投球しました。この点はビジネスマンと作家の生活を両立させるキーポイントです。


「直木賞作家ともなれば、独立してやっていけるでしょう」という人もいたが、そうした気に私はなれませんでした。私は、新製品や新規事業の情報などを入手して、それを世の中に発信する時代の最先端を行く職場に身を置くことで、大きな刺激を得ていたからです。また、小説を書くことで気分転換になり、仕事にもプラスに作用しました。ビジネスマンを続けながら作家活動をすることは、私にとってまさに一石二鳥でした。


定年後に何の目標も持てずに無為な時間を過ごしている元ビジネスマンが多いといいます。もし、小説を書いてみたいという気があるのなら、できるだけ早い時期から挑戦してほしい。


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