辻本春弘の名言 一覧

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辻本春弘のプロフィール

辻本春弘、つじ・はるひろ。日本の経営者。ゲームメーカーのカプコン社長。大阪出身。大阪商業大学商経学部卒業後、カプコンに入社。AM施設部次長、取締役、常務取締役、COO(最高執行責任者)、専務執行役員、グローバースタジオ会長兼社長、カプコン副社長などを経て社長に就任。父はカプコン創業者辻本憲三。

もちろんクオリティは大事ですが、それが開発者の自己満足では困ります。


ゲームビジネスは、開発者の自己満足よりユーザーの満足が大切です。カプコンでは社員にそうした意識が自然に根付いています。


早く出社して早く帰るのはダラダラ仕事したくないからですが、私が早く帰ると社員も早く帰ります。社長が遅くまで会社にいると、心理的に社員はそれよりも早く帰りづらいでしょう。また、社長が5時過ぎに帰るとなると、部下も早めに稟議をあげたり報告しなければいけません。遅くなると後回しにされてしまいますから、社員の行動も自然に前倒しになります。社長が早く帰れば社員のスピードアップにもなります。


自分で計画を立てて管理するのは大変そうと言われることもあります。でも時間を人に支配されて働くのはしんどいでしょう。同じ仕事をするなら能動的に楽しんだ方がいい。そのためにも自分で時間をコントロールするという意識が必要だと思います。


スケジュールは自分で決めています。人に管理を任せると無駄が生じやすいのです。出張のときも飛行機や食事の時間を自分で計画します。これは週末も同じです。なんとなく時間が過ぎていくのはもったいないので、ボーッとするならボーッとする時間をきちんと決めて、予定通りに過ごすようにしています。


社員から急を要する報告や相談があれば、夜ではなく朝の始業前や昼のランチの時間に来てもらいたい。私が昼に外に出ないのは、そういう意味もあります。


私はルーズに時間を使うのが好きではありません。ですから早く出社し、夕方には帰ります。朝は8時に出社し、お昼は秘書にサラダとインスタントみそ汁を買ってきてもらい食べながら仕事しています。会社を出るのは5時半か6時ごろ。その後はジムや会合に行ったり、子供と過ごすために早めに帰宅します。


開発の過程で何か問題が起きることも当然あるでしょう。その場合はとにかく早めに情報を開示しなさいと言っています。早い段階で遅れがわかれば、いろいろと修正が可能です。そうした対応が徹底されているので、当社では近年、発売日を発表したあとの発売延期はほぼありません。


かつてゲーム業界では新作の発売延期がしばしば起きていました。開発者がクオリティを追求しすぎて納期に間に合わないのです。ユーザーに喜んでもらうには、いいものをつくると同時に、あらかじめ決まった時期に発売することも大切です。学生さんなら試験のあと、社会人であればボーナスが出たあとなど、新しいゲームを存分に楽しんでもらえるタイミングに発売日を設定していますから、それを裏切るわけにはいきません。


弊社にはユーザー目線で柔軟にものごとを考えてくれる社員がたくさんいます。カプコンではゲームの発売後もいろいろなイベントを行っています。いまでもゲームは売ったら終わりのビジネスモデルが中心ですが、そのなかでも私たちの開発プロデューサーたちは率先してイベントを開催して、ユーザーと接点を持ち続ける努力をしているのです。


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