辻亨の名言 一覧

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辻亨のプロフィール

辻亨、つじ・とおる。日本の経営者。丸紅の会長。東京大学法学部卒業後、丸紅飯田(のちの丸紅)に入社。取締役、紙パルプ木材本部長、物資部門統轄役員補佐、常務、物資・建設部門統轄役員、専務などを経て社長・会長。そのほか、国際石油開発帝石HDの監査役、経団連常任理事、内閣官房IT国際政策懇談会座長などを務めた経営者。

いかにも気配りと気づかせない行動こそ、真の気配りだと思います。評価や見返りを期待せず、人間の本質が生み出す善。気配り、目配り、気遣いなど、いろいろな言い方がありますが、共通するのは人間の誠意なのです。


裏付けのない形だけの気配りでは意味がありません。本当の気配りとは、本質的な善良さがにじみ出て、誠意という裏付けがあって、はじめて生きてくるのではないでしょうか。


人間とは本来、性善なるものに違いありません。人間には、本質的に気配りの精神が宿っていると思うのです。実際、人生の中でそういう人間の本質的な気配りに何度となく触れてきました。


経営者というものは、常に多くの人の意見にさらされながらも、最善の判断とは何か、冷静に自らに問いかけなくてはなりません。得意であるときに淡然と振る舞うことはさほど困難ではないと思いますが、失意のとき一人泰然であろうとすることは辛く、本当に難しいことです。


どんな言葉も、自分でその状況を経験しないと、本当に自らのものにはならないのです。


得意淡然、失意泰然。ものごとが上手くいっているときは淡々と振る舞い、逆に失意のときはゆったりと構えるべきだというこの言葉は、30代後半で初めて管理職になったとき先輩から教わったのですが、その後、仕事の責任が重くなるにつれて強く心に響くようになりました。


どんなときでも、いや逆風の中にあるときこそ、泰然と構える気持ちを忘れないように生きていきたい。現実にはとても難しいことですが、その心がけだけは常になくさないようにと思っています。


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