赤塚保正の名言 一覧

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赤塚保正のプロフィール

赤塚保正、あかつか・やすまさ。日本の経営者。老舗食品会社「柿安本店」社長。三重県出身。慶應義塾大学法学部卒業後、米国に留学。帰国後、柿安本店に入社。取締役、レストラン営業部長、常務取締役レストラン営業部総支配人、専務取締役レストラン事業本部長兼精肉事業本部長などを経て社長に就任。

暖簾を守るのではなく、常に挑戦し続けることで伝統は一緒に付いて来る。


気付きは失敗から生まれる。「挑戦した結果の失敗なら構わない」というのが柿安の伝統。


創業145年を迎えた当社の長寿の秘訣は、主力事業が旬の時期を終える前に次の分野を見つけ出し、収益の柱を少しずつ移してきたこと。


私は6代目の社長になりますが、初代赤塚安次郎を筆頭に代々の経営者は、祖業に縛られることなく、様々な事業に挑んできました。


「のれん」はじっと立ち止まっていては守る事は出来ません。わが社では伝統を守るために、常に時代の変化に応じて新しい事にチャレンジし続けています。


先代からは、唯一変えてはいけないものは経営理念であると学びました。反対に言えば普遍の理念以外は、時代に対応していかなければなりません。


味が良くても、従業員の笑顔やおもてなしの心が無いと、お客様には喜んでいただけません。


我々が大切にしている事は「商品開発」と「人財開発」です。その二つのバランスが取れていなければ会社は成長し続けません。


現状をどう発想を変えて乗り越え更に良い物を作るか、とポジティブに考えることが大切。


私どものお客様は80%から90%が女性です。ですから商品開発の際、女性の視点でどういう商品を求めているかを常に考えます。


「できない」と思い込んで踏みとどまらず、「まずはつくってみよう」と行動に移すことが大切。


よく「ものづくり・人づくり」と並べられますが、そのどちらもなくては経営は成り立たない。


お店の名前以上に、何がおいしかったかが重要。


私は「誠意」という言葉を大切にしております。どんなことがあっても相手に誠意をもって接すれば相手の心は動かすことができる。


目先のことを考えすぎると物事はうまくいかない。


社員には無駄はさせないが無理をさせてはいけません。


自分たちの給与はお客様から頂いているんだよ。お客様は神様ですから、お客様が喜んでくれることを常に心がけなさい。


どこの企業でもきちっとした適正な利益をとっていかなくてはいけません。過大な利益を取ろうと思うから、偽装問題のようなことが起こると思います。


危機的な状況だから、既存の考え方を変えていかないといけない。過去の成功体験はどこかでとめなくてはいけない。


会長(父)に教えられることは、トップたるもの常に冷静に、どんと構えていないといけないということです。


社長になってみて実感しているのは、社長の後ろには誰もいないという危機感です。


私が社長になってから、3人の部長を外部からスカウトした。営業が強すぎると問題が起きる場合もあるので管理を強化しています。


柿安にとって「おいしいものをお値打ちに提供する」は絶対に譲れない価値観。そうでないと、社員が誇りを持って仕事ができなくなる可能性があるからです。


柿安本店は、次の2つの条件が当てはまる分野にのみ、事業領域を拡大してきました。

  1. 人口動態や社会の変化から見て、今後、確実に需要が増える分野。
  2. 創業から続く経営理念「おいしいものをお値打ちに提供する」ことが可能な分野。

先代からは感謝を伝える事の大切さを学びました。相手の方に感謝する時は、3回ありがとうを言うべきだと教わりました。例えば私がお茶をご馳走になった場合、その日は当然「ありがとうございました」とお礼を申し上げます。そして2回目、3回目に会った時に再度お礼を申し上げると、相手の方は「お茶一杯くらいでそこまで仰って頂かなくていいのに」と思うかもしれませんが、その方の心の中に感謝が刻まれます。心に刻まれて初めて、その方に私たちの感謝の気持ちが伝わると思います。


先日北海道で小豆の収穫に参加しました。その折に、「この小豆でおはぎをつくろう」という話になったのです。担当者は固定観念から、「社長、小豆は2年くらい乾燥させてからつくるのが通例です」となかなか動かないので、「誰が決めたんだ、そんなこと。役所が決めたんか。少なくとも柿安では決めとらんぞ」と言ってつくらせました。そうしたら、新しくつくったおはぎには新豆の新鮮な風味が生きていて、既存の商品とはまた違った美味しさがありました。


最近は美味しいものがあると幹部のところにも持参して、食べさせています。美味しいものを知らない人間が、お客様にそれを提供することはできませんよね。だから私も全国各地津々浦々を巡り、さまざまなジャンルの美味しいもののリストを持っています。


柿安の場合、株主の皆様に喜んでもらうのは株価だけではありません。それは当社で株式の40%を所有しており、関係者を除けば個人株主の方がほとんどですので、株主はすなわち当社のお客様でもあるわけです。だからこそ、我々がお客様が喜ぶ商品を提供できる商売をしていれば、株主の皆様にも喜んでいただけます。


よく働く社員たちがいるのは、先代たちがよく働いたからです。だから私も社員の模範にならなくてはいけない。私は先代たちに比べるとまだまだですが、よく働く従業員に恵まれている。大変ありがたいことだと思っています。


私が外出するときには同行した社員にも一流のものを食してもらっています。自分と同じ目線で話をしようと思ったら一度は経験させてやらないと何を社長は言っているのか分からないとなります。食べ物に対する投資は自分も含めてかなり出しています。


おいしくてお値打ちで、笑顔のあるお店だったらお客様は必ず集まってきます。お客様が集まるということはお店が繁盛し、会社は繁栄し、それに関係している方々がすべて幸せになります。だからお客様を大切にしなさい。


BSE(狂牛病)問題の時にもリストラをしなかったのは、「企業は人があってこそ、人はお金に変えられない」という当社の考えからです。だからBSEを乗り切ることもできたんです。


今年は全体的に出店を抑制して内部固めに力をいれます。あまり出店しますとオペレーションが乱れたり、人材の育成が遅れますから。


BSE(狂牛病)問題で得た教訓はリスクの分散ですね。それまでは85%ぐらいが肉に偏っていましたから。今はお肉を扱っていない業態を増やし、リスクの分散をしております。事業部別の売上構成比も80%が精肉と惣菜だったのを、私が社長になってこの2年間、売上構成比を分散させる方針をとりました。


5代目社長の父からは、常に前向きに、物事をプラスに考えろと教えられました。会長の言葉は「ピンチをチャンスに」という言葉です。これはまさにポジティブな考え方ですね。普通はピンチはピンチなんです。だけどそのピンチの状況でありながらどうチャンスに変えていくかということを常に考えろ。だから不況だと言って、自分まで不況にしてしまったら自分も負け組みだよと。経営者は常に冷静沈着で強気でなくてはいけないということを教えられました。だから私は頭の冷静さと心の熱さということを常に大切にしています。


「おいしいものをお値打ちに提供する」というのが当社の経営理念で、これは初代の赤塚安次郎から6代目の私まで今年で138年、ずっと引き継いできた不変の考え方です。これをきちっと守ってきたからおかげさまで6代まで商売させていただいたと思います。


あるとき4代目社長から、「社長ほど自分の我を出したらいかんよ」と言われました。みんなの協調とか和を大切にすることを常に考えなさいと。そのときは「えっ?」と思いました。社長ほどリーダーシップを発揮するものと思っていましたから。「いやそうじゃないんだ。今は分からないかもしれないが、いつか分かるけどな」と言われたんです。最近、それがよく分かります。


当社には取締役で構成する安全委員会がありまして、新しい機械を導入するなど、さまざまな面での安全・安心を確保できる仕組み作りを検討・実施しています。同族経営は良きに働き、悪しきに働くときがありますし、私もまだ若いですから外部の有識者の方に当社の顧問になっていただきアドバイスを頂いております。


社員には「なぜ我々は食の安心・安全に取り組まなければいけないのか」「偽装などの問題が起こったときには社会的な制裁を受けて柿安自体がどうなっていくか」ということを常に言っております。


現場にきちんと動いてもらうのがトップの仕事なのに、トップが浮き足立ってしまうと組織が動かなくなります。迷うことはあるけれども、それを外に出してはいけない。


BSEを乗り切れたのは、「ピンチをチャンスに」を合言葉にこの危機をいかに好機と捉えるかを考えたからです。そして牛肉依存から脱却すべく、お総菜事業にシフトしました。


よく現場へ行き、従業員の顔や声などを常に見ていますから、現場の方々がどういう状況で何を考えているのかを意識しています。常に情報を持ちながら、自分の気持ちと現場の従業員がマッチするように空気を読み、物事を判断しているのです。


売れる地域で売れるものを売る。


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