賀来龍三郎の名言 一覧

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賀来龍三郎のプロフィール

賀来龍三郎、かく・りゅうざぶろう。キヤノン社長・会長。九州大学卒。カメラのデジタル化の推進、コピー機、プリンター、ワープロなどの新規事業を立て続けに創出し、多角化でキヤノンの業績を伸ばした経営者。経済同友会副代表幹事などを務めた財界人

情報化社会にあっては独創力こそ人間としての存在理由になる。


企業には反対意見を直言できる風土が必要だと思います。


上司に向かってズケズケとモノを言う性分なので、我ながら随分と危なっかしい会社人生を送ってきました。若気の至りですね。ただ、特定の上司や派閥に取り入ろうとして、発言したことはありません。課題ごとに是非を論じてきた。それが理解されてクビがつながったのでしょう。そもそもキヤノンの経営陣には派閥がなく、割に風通しの良い会社だったと思います。


多角化のために電卓事業に乗り出すべきだと進言し、御手洗(毅社長)さんから反対されました。御手洗さんはソニーの井深大さんに相談し、「電気関係に出ると苦労しますよ」と忠告されたらしい。井深さんは善意でおっしゃったと思いますが、今度は私が怒り「なぜ自分の部下が言うことを聞かず、他社の助言に従うのですか」と食って掛かりました。


面接試験で趣味を聞かれ「麻雀です」と答えました。すると、御手洗(毅)社長の機嫌が悪くなった。徹夜で賭け事をするのはけしからん、というわけです。家庭麻雀に慣れ親しんでいた私は思わず、「麻雀のどこが悪いのですか。私は賭けも夜更かしもしません。」などと反論しました。御手洗さんはカッと怒りだした。キヤノンを諦めて次の就職先を探しました。ところが、社長が「不合格」と言ったのに、他の役員は全員「合格」。多数決で入社が決まりました。役員が社長と反対の意見を述べ、それが通るなんて面白い会社だなと思いました。


何のために実行するのかのビジョンがなければ、効果があるはずはありません。


国際収支は本質的にゼロサムゲームであり、一人勝ちする者があれば大負けする者も出てくる。ところが日本は黒字国になった後も真剣に黒字減らしを考えずに大勝を続け、その結果、あちこちで経済摩擦を引き起こしてしまったのである。


人のためになることであって、なおかつ自分のためになることをやっていかなければ、企業は成立しない。自らの繁栄を求めながら、真の社会的責任を果たす企業を目指せ。【覚書き:利他と利己のバランスをうまく取りながら、なおかつ社会に貢献する企業活動をせよという趣旨の発言】


歴史や業種が違う優等生企業のシステムを、劣等生が真似しても効果は期待できない。よそのアイデアを借り、そこに自社の独創を加えて新しいシステムを作り上げねばならない。 【覚書き|経理担当常務の時、上場以来初の赤字決算に転落。当時の前田社長とともに再建を目指すべく、社員に改革の志を伝えた言葉。】


日本は国家理念を変えなければなりませんね。江戸時代はまず一族の繁栄。次は国家の繁栄だった。今度は発展途上国の援助など世界の繁栄のためにお手伝いをするのだという方向に理念変更しないと、それこそ魔女狩りでやられてしまいますよ。


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