貴島孝雄の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

貴島孝雄のプロフィール

貴島孝雄、きじま・たかお。日本の工学者、自動車エンジニア。山口東京理科大学工学部教授。徳島県出身。徳島県立徳島東工業高等学校(のちの徳島県立徳島科学技術高等学校)卒業後、東洋工業(のちのマツダ)に入社。マツダのスポーツカー「ロードスター」の開発を主導したことで知られている。マツダを定年退職したのち山口東京理科大学工学部機械工学科教授に就任。著書に『ロードスター的幸福論』ほか。

経営者は安易に彼らに妥協してはいけません。「感性」と「コスト」の二律背反を乗り越えられない商品は短期間しか売れないし、儲からなければ続けられない。


技術者に二律背反の解決を要求することを、ためらってはいけません。


経営者の妥協を許さない姿勢を受けて、技術者は品質とコストを高いレベルで合致させるべく努力するのです。


儲からなければ続けられない。経営者がお金に対してシビアでなければ、世の中に長く愛されるモノになりません。


経営者自ら、時代や人間への「感性」を磨き、そのうえで「利益」に悩む。そんな姿が見えてこそ、二律背反を突破せよという指示に説得力が生まれて、世の中に長く愛される商品が出てくるのではないでしょうか。


お金にシビアなだけでいいなら、経営者なんて要りません。「あれこれ言うが、要するにカネか」と思えば、技術者は簡単に面従腹背的なことができます。彼らを納得させて働かせるには「この人は専門家ではないけれど、俺たちより先を見ている」と思わせなければならない。


「マツダさんはいいですね、運転の楽しさを評価してくれるファンがいるから、多少高くても買ってもらえて」と誤解している人もいますが、そんな甘い話があるわけがない。目に見えない楽しさ、いわば「感性」にお金を払っていただける人はほんの一握りです。実際いくつもの自動車メーカーが、その一握りの人々向けにクルマを開発し、数が出ずに撤退しています。


ロードスターの開発は、常にコストとの戦いでした。このクルマの価値は、「人馬一体」をキーワードとする運転の楽しさを、手頃な価格で提供することにあります。運転を楽しくするには、まず軽さが大事です。技術者としては多少高価なクルマになっても、アルミなどの高価な素材を使いたくなる。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ