諸井虔の名言 一覧

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諸井虔のプロフィール

諸井虔、もろい・けん。秩父セメント社長。東京大学経済学部卒業後、日本興業銀行入行。14年務めたのち祖父が創業した秩父セメントに入社。秘書、専務、副社長を経て社長。経済同友会副代表幹事

経営トップは同業他社の動きが気になるものですから、ある企業に改革の成果が表れはじめた、などという記事が新聞に出れば、追随するに違いありません。これは、横並びを改革するための最後の横並びであると、私は思っているんです。


恐れる必要はありません。管理職集団の側も、自己否定をしなければ会社が生き残れないことがわかってきています。そこが大きな変化であり、チャンスです。経営トップが自分の職をかけて強いリーダーシップを発揮すれば、改革はできます。仮に業界のトップ企業の経営者が決断して改革を始めれば、同業他社にも改革の動きは広がっていくでしょう。


トップの決断次第です。日本企業のトップは管理集団の中から選ばれたエリート中のエリートですから、基本的に管理職と同じ体質なんですね。したがって、管理職集団のことを最も大切に思い、彼らの利益を優先して経営のかじ取りを行ってきた。言うなれば、管理職集団の代表のようなものです。逆に言えば、経営者にとって一番気になる存在は管理職集団なんです。


改革はボトムアップでは絶対に成功しません。トップダウンでやるしかない。トップみずからが腹を切る覚悟でやるしかありません。


最悪の事態に遭遇した場合、いくらクヨクヨしても始まらない。起きてしまったことは、元に戻らないのだから、そこを出発点として頑張っていくしかない。さいわい社員が全力投球で頑張ってくれ、ユーザーの方も冷静に対処していただいたおかげで予想の三百億円を大きく下回る六千万円の損で済んだ。


自らの欠点に気付けば、それを乗り越えようとして努力する。だから、欠点が長所にもなるわけである。私なりに欠点を探し出したらなんだろうか。まず、金もうけに徹して何が何でもやるという貪欲さは私にない。これが欠点と言えば欠点だろう。事業家、起業家としては、何か物足りない男になるのではないかと思っている。


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