観世清和の名言 一覧

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観世清和のプロフィール

観世清和、かんぜ・きよかず。日本の能楽師。二十六世観世宗家。東京都出身。4歳で初舞台を踏む。東京芸術大学音楽学部邦楽科別科卒業。社団法人日本能楽会常務理事、財団法人観世文庫理事長、社団法人観世会理事長などを務めた。

稽古を積み、余計なことを考えず、平常心を心がけることが大事。


組織を率いる者は、やはりみずからの姿勢でお手本を見せなければなりません。私はそれを先代家元である父の姿から学ばせてもらいました。


人の上に立つ人間は、みんなから「あの人の姿勢を見習いたいものだ」と思わせられないと駄目だと思うのです。舞台の上だけではなく、日々の姿勢や行ないが、そのままメッセージになり、教えになります。


観世流家元は基本的に世襲制です。しかし、世襲だからといって力のない者に継がせることはありません。


親としては見せてやることが大事。本人も一所懸命やってくれると思う。


人は年齢を重ね、様々な経験を積むと、「自分は大変頑張って、ひとかどの者になった」と思いがちです。「今まで見えていなかったものが見えてきた」という感覚になってしまいます。しかし、それは謙虚さが失せるということです。自分の未熟さに気づくためには、謙虚に周囲の声に耳を傾け、他人芸を観察することが欠かせない。


何歳になっても、どんな立場になっても、その時点でのわが身の未熟さに気づいて、日々の精進を続けなければならない。それには、己にテーマを課して自分を磨き続けることです。


「初心忘るべからず」という言葉があります。この言葉、現在でもよく使われるのですが、世阿弥の伝えたかったニュアンスとは異なる使われ方をしていることがあります。「初心忘るべからず」とは、何か物事を始めようとした時の原点の気持ちに戻るということではなく、「未熟だった自分がおかした失敗やミスを忘れてはならない」「いかに己が未熟であるかを、常に自覚しておかなければならない」という戒めの意味なのです。


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