西澤ロイの名言 一覧

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西澤ロイのプロフィール

西澤ロイ、にしざわ・ろい。日本の英語力コンサルタント、心理カウンセラー、作家。北海道出身。獨協大学英語学科卒業後、アメリカに留学。ゼロから英語勉強をスタートし、TOEIC満点を達成。自身の経験や心理学などに立脚した英語学習法を教えている。著書に『英語を続ける技術』『頑張らない英語学習法』ほか。

勉強がうまくいかない場合は、なぜうまくいかなかったのかをふり返り、自分に合った勉強のやり方を探るチャンスです。


自分にダメ出しせず、まずはゆっくりと楽しむペースでいきましょう。「上達」という結果は、英語というマラソンを続けられると実感してから意識すれば十分です。


行動のアクセルを増やすのは結構難しい。簡単なのはブレーキをとること。苦手意識の解消です。


やる気と呼ばれているものには2種類あって、ひとつは動機がはっきりしている「モチベーション」です。しかしこれを持つ人は少数派で、大半はそうではない「テンション」なんです。やる気は「出す」ものではなく「出る」もの。モチベーションの基幹はmotive=動機、つまりやる理由があって自然に出るものです。一方、テンションはあえて出すもの。上がったら必ず下がるので長続きしません。大事なのは、ちゃんとしたモチベーションを持つことです。


英語が嫌いになった原因を追求すると別に最初からそうだったわけではなく、多くの人は「先生が嫌いだった」「暗記ばっかりだった」あたりが遠因です。英語そのものが嫌いなわけではないでしょう。生まれつき英語が嫌いな人などいませんし、最初は授業もわくわくして聴いたのではないでしょうか。


英語学習を進めるアクセルになる材料は、誰でも皆ある程度持っています。英語ができるようになったら海外に行きたい、外国人の友人をつくりたい、等々です。ただ、多くの人にはブレーキが強烈です。ここを軽くするだけで、ずっと前に進みやすくなります。


頑張らないことと同じように、結果をすぐに求めないことも英語学習では大切です。結果を求めれば、それが叶わないと苦痛を感じてしまうものです。焦って身につけようとするよりも、日常のなかで楽しみながら英語を使うのが、一番の上達法だと思います。


スピーキングに関しては、最初のうちは身の回りのことを英語で表現してみるのがよい方法です。たとえば電車に乗る際に、「I got on a train.」とつぶやいてみる。このとき、「自分でつぶやくだけでは、文法が正しいかどうかわからない」と思うかもしれませんが、ここでは文法の正しさよりも、間違ってもいいので表現してみることに重きを置きます。最初のうちは理想的な正解を求めずに、自分に可能な表現をしてみればいいのです。


もしあなたが、「英語は頑張って勉強するものだ」と感じているなら、それは主に学生時代に染みついた「英語の勉強はたいへんだ」という嫌なイメージがあるからです。こうしたマイナスイメージを払拭できれば、英語学習は格段にやりやすくなります。


英語学習を日常に取り入れていくときに大切なことは、無理をしないことです。教材をたくさんそろえて一気にやろうと思わず、負担にならない程度の内容と分量を、毎日継続することです。たとえば、リーディングなら興味のある分野のニュースを英文で少しだけ読んでみる。たくさん読もうとするとハードルが高くなりますから、少しから始めるのがコツです。


お勧めしたいのは、「英語を身につけてこれをやりたい」という遠い未来ではなく「目の前の教材や学習法をしばらく続けたらどのような状態になるか」と、手の届く近い未来を意識してみることです。たとえば、短い英文の読解を毎日1ヶ月続けたら、どれくらい英語力が向上しそうかを考えてみる。数年後のことは難しくても、1ヶ月程度の近い将来のことは想像しやすいはずです。そうして、その学習方法から得られる効果に納得して取り組んだ方が効果は上がりますし、1ヶ月後、以前よりも英語力が向上していることが実感できれば、英語の学習が少しずつ楽しくなっていきます。それが「もっとやってみよう」というやる気につながっていきます。


苦手意識を払拭することは、学習のやる気を高める上でも効果的です。


英単語の暗記を苦手に感じる人は多いようですが、そもそも暗記という方法は有効なのでしょうか。私はそうは思いません。英単語や英文の丸暗記が有効なのは、記憶力の旺盛な中学生くらいまでです。私は、英語は暗記科目でなく「納得科目」であると考えています。無理矢理に頭に詰め込むのではなく、理解することで初めて身につくのが英語です。言い換えれば、基本的な英文の構造や単語本来の意味を理解した方が頭に残りやすく、その後の応用も利くようになります。


英語学習に挫折する人によくみられるのが、「頑張って英語を勉強しよう」と意気込んでしまうことです。しかしよく考えてみれば、お茶を飲むのに頑張る人がいないように、「頑張る」という行為は普通の状態ではありません。そして普通ではない状態は、長くは続かないもの。英語を身につけたいなら、まずは継続をめざすことです。そのためには、英語を日常に取り入れて、楽しみながら学ぶのが一番です。


外国語を学ぶことは、未知の世界への扉を開くことであり、本来とてもワクワクすることのはず。しかし、多くの人は、それを忘れてしまっているのではないでしょうか。もう一度英語に挑戦してみようと考えている人はぜひ、明るい未来に目を向けて、英語に取り組み、世界を広げていってください。


かつて英語に関して嫌な思いをしたとしても、今は嫌いな先生は目の前にはいませんし、つまらない授業を受ける必要もありません。嫌な記憶のある過去ではなく、英語を学ぶことでこれから訪れる楽しい未来に目を向ければ、英語への向き合い方も変わってくるはずです。


英語があまり好きではない、という人に理由を聞くと、「英語の先生が嫌いだった」とか、「授業がつまらなかった」など、過去の苦い経験を引きずっている人が多いように思います。つまり、英語が嫌いだという人は、本当は英語が嫌いなのではなく、「英語にまつわる過去の経験」が嫌なだけなのです。


丸暗記や詰め込みなどの「勉強」を卒業し、「日本語はこうだけれど、英語はこうなんだ」と理解できれば、英語を学ぶことが楽しくなってきて、その楽しさが継続につながります。そして継続は、必ず効率をしのぐ効果を挙げるのです。


英語の勉強に効率を求める気持ちの裏には、「英語を勉強するのは嫌だ」という気持ちが隠れていて、時間をかけずにラクに学べる方法を求めているのかもしれません。しかし、嫌いなことは苦痛で長続きしませんし、ましてや上達は至難の業です。そういう人は、「まずは英語を好きになる」ことから始めてください。


「教材を使って体系的に取り組んだほうが、効率的に英語を学べるのではないか」と考える人もいることでしょう。しかし、私は「英語の学習にいきなり効率を求めるべきではない」と思います。英語の上達には、単語、文法、リスニング、スピーキングなどのスキルがバランス良く求められます。いきなり効率を求めると、上達に必要な作業まで削ってしまい、結果的に「手抜き」になってしまう可能性が高いのです。


「英語ができるようになりたい」という人に、どのようになりたいのかを尋ねると、「字幕なしで映画を観られるようになりたい」「日常会話で不自由しないようになりたい」といった答えが多いのですが、実は、これはとても大変なことなのです。映画の英語のセリフをある程度正確に聴き取るにも、日常の幅広い会話に対応するにも、相当の英語力が必要です。英語でプレゼンテーションができる人でも、外国人の友人の家に招かれたらほとんど話せなかった、ということもよく聞く話です。ですから、上達を実感するには漠然とした目標ではなく、「自己紹介ができるようになる」「ビジネスの特定のシーンでの表現が使えるようになる」といった具体的な目標を立てるのが効果的です。「英単語を100個覚える」でもいいでしょう。そうして小さな目標をひとつずつ達成して積み重ねていくことで、さまざまな場面で英語が使えるようになっていくのです。


上達のために大事なことは、英語の学習を「日常の自然なこと」にすることです。自分の興味のある分野や、自分の仕事に近い分野を題材にするのは、そのための最も効果的な方法なのです。そうして「自分のなかにある種」を伸ばしていけば、いつの間にか英語への抵抗感がなくなり、使える単語や表現も増えていることでしょう。


英語に対してやる気が湧くのはいいのですが、いきなり教材などに飛びつくと、挫折の原因になる場合があります。「書店で一番売れているから」「有名な先生が推奨しているから」という理由で教材を選ぶ人も多いですが、それが自分にふさわしいものとは限りません。納得していないのに、誰かに言われたやり方で勉強を始めれば、継続さえ難しいものです。


上達を感じられないのは、英語に対して日本人の理想が高すぎることも原因になっています。できないことに注目して自分を否定し、やる気を失ってしまうのです。しかし、英語ではなく中国語だったらどうでしょうか。ある人は「中国語の単語を3つ覚えただけで嬉しくて、中国人に会うたびに使っていた」と話していましたが、本来、新しい言葉を学ぶのは、そうした喜びを伴うものであるはずです。この人の中国語に比べたら、みなさんの英語はかなりレベルが高いはずです。もっと自信をもって、減点主義ではなく、加点主義で取り組むという意識も大切なことです。


英語を勉強しても上達が感じられない、という理由で挫折してしまう人も多いようです。その場合に問題なのは、「上達」の定義が曖昧な点です。どうなったら上達したことになるのかが明確でなければ、目的も漠然としたものになってしまい、上達を実感することは難しいでしょう。


勉強法を選ぶときに大切なのは、その勉強法はどのようなスキルを向上させるのか、またそのスキルは自分が求めるものなのかどうかを理解し、「これなら上達しそうだ」と納得できるやり方を見つけることです。万人のための勉強法は存在しません。目的に合った納得のいく方法を試しながら、自分にふさわしい勉強法を探すことが、結局は近道になります。


英語学習がうまくいかないのは、本当は自分が原因ではありません。たとえば、ある教材を買ってきて、張り切って勉強を始めたものの、2~3日で飽きてしまったとします。それは、意欲があったにもかかわらず、進めるうちに「この本で勉強しても上達しないだろうな」と薄々感じてしまい、それで止めてしまったのだといえます。教材が自分のレベルに合っていなかったのかもしれないし、興味を引く内容ではなかったのかもしれません。いずれにせよ、やり方が自分に合っていなかったのです。自分が悪いのではありません。


英語の勉強に挑戦して途中で挫折してしまったとき、多くの人は「自分には向いていないのでは」「根性が足りないからだ」と自分のせいにしてしまいます。しかし、自分にダメ出しをすれば、意欲は失われる一方です。これが、英語学習が続かない大きな理由になっていると私は思います。


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