西村貴好の名言 一覧

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西村貴好のプロフィール

西村貴好、にしむら・たかよし。組織活性化コンサルタント。一般社団法人「日本ほめる達人協会」理事長。関西大学法学部卒業後、家業のホテル運営に従事。従業員の離職率の高さに悩んだのち、褒めることで定着率を上げ、1年で求人費用を0円にする。その後、褒めることによる組織活性化について講演やコンサルティングを行っている。その活動はTV番組などで数多く取り上げられた。著書に『ほめる生き方』『繁盛店のほめる仕組み』など。

「褒めるは他人のためならず」とでも言いましょうか、褒めることによって一番恩恵を受けるのは自分だったりします。


褒めた方は忘れているようなことでも、褒められた相手の方はよく覚えているんです。褒めることで、相手の心に残る印象的な言葉を、知らぬ間に伝えているのかもしれません。


「人間はそもそも人のことを褒められない」ことを自覚することが大事です。私たちは本能で、自分の周りの人の欠点やできないところを探してしまう。自分の周りの上司や同僚、部下の悪いところ、ダメな所が見えてしまうのは、本能で染みこんでいるものだから仕方がない。だからこそ、本能よりちょっとだけ自分の理性を生かして、周囲の人のいいところを探そう、あるいはそういう修行だと考えゲーム感覚でスタートすることも大事です。意思を持って、覚悟を決めて、褒めていこうということです。


人はただ褒められたいだけじゃなく、誰かの役に立っていることをすごく知りたいということです。「笑顔が素敵ですね」で終わるのではなく、「その笑顔ですごく場が明るくなる。何か元気をもらえたような気がします」といった形で、周囲にも好影響を与えていることを伝えると、すごく心に響く褒め言葉になります。


人や物の魅力というのは、その欠点やコンプレックス、トラウマのすぐ横に隠れているといえるのかもしれません。


放っておいても人は他人の欠点に目が行きがちです。僕の経験では「相手のことを考えて」とか「相手にこうなってほしい」という思いが強い人ほど、ついついマイナス方向に指摘をしてしまいがちです。でも、逆にプラス方向に持ち上げてみると、思ってもみない効果がさらに生まれるのです。


周りの人を褒め続けると、自分の周りでいいことがいっぱい起きるようになります。それは、褒めることによって最高の返事、すなわち行動を相手から引き出していることに他なりません。反対にダメな所ばかりを指摘しても、相手はなかなか行動を変えようとはしません。


よく「若い人を褒めると調子に乗るから、甘い言葉はかけたくない」という人がいます。でも、単純に褒めただけでなく、たとえば「こういうことができた君だから、次はこういうところをやってみようよ」と言って、次の行動の背中をちょっと押してあげる。さらに、その行動の変化におる結果の違いまで見つけ、伝えてあげる。たとえ結果が期待通りでなくても「君自身は成長している。僕はそこを見ていたよ」と伝える。そこまでやって、ようやく褒めることのワンクールが終了するわけです。


一般的にいわれている「褒めると相手のモチベーションが上がるから良い」という論理は、半分正しくて半分間違いです。相手のモチベーションが上がったら、そのモチベーションの使い道まで教えてあげなければなりません。それが褒めることの奥義といえます。


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