西村晃(経済評論家)の名言 一覧

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西村晃(経済評論家)のプロフィール

西村晃、にしむら・あきら。日本の経営評論家、アナウンサー。東京出身。早稲田大学第一文学部卒業後、日本放送協会(NHK)に入局。「モーニングワイド」「NHK経済マガジン」などでアナウンサーを担当。その後、テレビ東京へ移籍。テレビ東京解説委員となり、主に経済問題を担当。「ワールドビジネスサテライト」などの番組で経済問題の解説を行う。その後退社し、経済評論家となる。また、千葉商科大学サービス創造学部教授なども務めた。毎年300回近い講演や、複数の雑誌への連載・寄稿、幅広いジャンルの本の執筆などを精力的に行った。

自分の目でオリジナルな情報を集められないと、どんなに情報整理術だけ上手くなっても、新しい切り口のアイデアを生み出すことはできません。


ポストイットは1日100枚は使うし、ケータイカメラは何十枚撮っているか自分でも把握していません。チャンスは一瞬で過ぎ去るから情報を記録することは躊躇しないことです。


マスコミの情報が当てにならないのは、企業広報のリリース(広報資料、発表)をなぞっているだけで、身銭を切って商品を買っていないからです。


行列のできている店のお客の様子を観察したり、会話を聞いているだけで、「遠方から来ているグループが多いな」とか、「リピーターは少ないぞ」といった、マスコミでは流されていない情報がどんどん入ってきます。


たとえば新宿の街で、30分待ちの行列ができているドーナツ店を見かけたとします。そんなときは「ふーん」で終わらせずに、どんな人が何に惹かれてわざわざ順番待ちしているのだろうという関心をもって、自分の客の一人としてその行列に並んでみるのです。


みんな誤解しているのは、インターネットや新聞から得る情報が、本物の情報だと思っているでしょう。でもあんなのは、書いた人間の視点で加工された二番煎じの情報にすぎないし、新鮮度だって失われています。大切なのは、街の中から自分の目で見つけたオリジナルの情報を集めることです。


ポストイットとケータイカメラと自らの体験の中で得た情報。極論すれば、情報収集と情報整理は、この3つのツールがあれば十分です。


結局、時間管理で大事なのは、その人が24時間をどう活かしきるかです。ポイントは大きな時間の確保と、細切れ時間の活用です。あとは、その人にとって最適な方法で段取りすればよいのです。


仕事がその日に終わらないことはありません。量が多ければ、後ろに延ばすのではなく、仕事に取りかかるのを早めればいいですから。


多くの仕事をこなすためには、とにかく1日のうちで「死に筋時間」をつくらないことも重要です。早め早めというのが、時間管理の原則です。


仕事を段取り良くこなしたければ、その仕事を「いつ」「どこで」「どのように」処理するのが効率的か、あるいは自分にとって心地よいのか、を真っ先に考えることです。それによってスケジュールを随時、組み替えていくのです。


私はテレビ局時代から今日まで、徹夜をしたことがないのが自慢なんです。徹夜なんかしたら、ベストの状態で翌日の仕事に臨めないじゃないですか。


どこの会社にもいる「徹夜も辞さない」人は、仕事量が多いのではなく、朝まで時間はたっぷりあると考えて、時間に対する切迫感をもって仕事に取り組んでいない場合が多いのです。そういう人が、「昨日の夜は徹夜した」と、さも自慢げに言っていても、じつは大して仕事はしていないのです。


自分自身の時間の使い方と時間感覚を知ることが、時間管理の第一歩です。


仕事が速くなるために、何から手をつけたらいいかわならないというなら、一度、自分の1日の動きを追ってみることです。歯磨きに何分、着替えに何分というように、朝起きてから夜寝るまでの、時間の明細表をつくるのです。明細表をつくれば、現在の自分が24時間をどのように使っているかがはっきりするし、1分や5分という単位で何ができるかということも発見できます。


私はいつも、手帳に「行きたいところリスト」というページをつくって、テレビや雑誌などで見つけた、いつか行ってみたいと思う場所をポストイットに書いて、貼っておくようにしています。そして、出張の予定が入ると、必ずそのページに目を通し、ついでに行けるところがないかをチェックします。そうすれば、近くまで行ったのに寄らずに帰ってきてしまったというような、機会損失を防ぐことができます。


手帳やポストイットなどを仕事とプライベートで使い分けたりはしません。そんなことをすると複雑になって、かえって混乱します。なぜなら、一人の人間の人生は、仕事もプライベートも含めて様々なことを日常処理していかないといけないわけですから、処理という観点では、仕事もプライベートも同格です。となると、スケジュールも公私混同型にする方が断然便利です。


仕事の効率化には、デジタルとアナログを上手く使い分けるのがコツです。私の場合、「ケータイ」「ポストイット」「ビジネス手帳」この3つを使い分けています。待ち時間や早く着いたときなどに、手帳を開いてポストイットに書いてある「○○さんに電話」のようなその場でできることを済ませてしまうのです。終わったらそのポストイットは捨ててしまいます。こうした作業はポストイットが小さな紙片1枚だからこそ手際よくできるのであって、同じことをケータイでやろうとすると、かなり面倒でしょうね。


私は週の半分は飛行機を利用しますが、たとえ昼の便でも朝6時には羽田空港に着くように家を出ます。これなら、まだ通勤ラッシュが始まる前なので、ゆったり座っていけるし、たとえ悪天候でフライトがキャンセルになったとしても、すぐに新幹線で現地に向かうことができます。何もなければ、出発までラウンジで仕事をすればいいのです。それに、ラウンジだと日常の諸雑務を気にしなくて気にしなくて済む分、能率があがるんです。


私は移動中にケータイだけで1万字の原稿を書いたこともあります。人間って不思議ですね。執筆の時間をたっぷりとって、机に向かい「さあ、書くぞ」なんてやってたら、かえって能率が上がらないのです。とくに私は飽きっぽい性格ですから、逆に細切れ時間の方がいいのです。


極端な話、私は駅のホームでも5秒あれば、ケータイで原稿が一行書けると考えます。誰にとっても1日は24時間で、それ以上拡大しようがありません。そのなかで、できるだけスピーディにたくさんの仕事をこなそうと思ったら、そういう細切れ時間を無駄にせず、活用することです。


特殊な能力の持ち主でないと分刻みで仕事ができないと思うのは、間違いです。たとえば、毎日の出勤前の慌ただしいひとときを想像してみてください。7時13分の電車に乗るには家を7時6分に出ないと間に合わない。そのためには7時前の朝食を済ませて……というように、ほとんどの人が分刻みで動いています。ところが、夜になった途端、ルーズになってしまいます。10時5分までに帰宅するとか、11時58分までに寝るなんて言いませんよね。10時くらいに帰りました。だいたい12時に寝ましたでしょ。徹夜で仕事をする人というのは、まさにこの感覚なのです。


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