裵英洙(医療機関再生コンサルタント)の名言 一覧

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裵英洙(医療機関再生コンサルタント)のプロフィール

裵英洙、はい・えいしゅ。医師、経営者、コンサルタント。奈良県出身。金沢大学医学部卒業、同大学院医学研究科修了、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了、フランス・グランゼコールESSEC大学院留学。医療機関再生コンサルティング会社メディファームを創業。著書に『なぜ、一流の人は疲れを翌日に持ち越さないのか』『医療職が部下を持ったら読む本』ほか。

医学的に「疲労」と「疲労感」は区別されます。やり甲斐や達成感を感じると、疲労が脳によって隠されて、疲労感を感じないのです。


休日にたくさん寝ることの良し悪しはいろいろと議論されています。私は、身体が疲れているなら、寝溜めもアリだと思います。安静にすることで、内臓の回復につながるはずです。


私は、疲労のマネジメントでまず重要なのは肝臓を守ることだと考えています。疲れたら肝臓を労わること。つまり、血流を良くして、十分な水分と良質なタンパク質を摂取することが基本です。


健康管理を他人任せにする人もいますが、それはビジネスパーソンとして二流です。ビジネスパーソンのコアバリューはなんだと思いますか? 自分の身体と頭ではないでしょうか。一流の人は、自分のリソースを自分で管理して磨き、さらに高みを目指します。これこそ、仕事人のあるべき姿だと私は思います。


火事場の馬鹿力と呼ばれますが、人間は疲れていても働けます。締め切りが目前に迫ると、ヒリヒリ、ハラハラしつつも頑張れます。この気力によって疲労が隠されている状態は、実は危険です。たまになら、このような働き方もいいでしょう。しかし常に馬鹿力を出していたのでは恐ろしいことになります。私はたくさんの患者さんを見てきて実感しています。本人は疲労感がなくても、身体の奥底には疲労がこびりつき、最後には大きな反動を生むのです。


身体はきわめてシンプルにできています。働いたぶんだけ休ませれば回復するのです。どの疲れにも休養は有効。ですから、業務の合い間や週末などには疲れていなくても、予防的に休みを取るべきです。頭では疲労を感じていなくても、身体が疲れているケースがあるからです。


重要なのは、「なんとなくダルい」と感じている疲れを、「なんとなく」のままにしておかないこと。いつから、そして、どの程度なのか。疲労のマネジメントも仕事と同じで、ファクトを集めて、それをベースにソリューション(解決策)を考えるべきです。私が疲労のマネジメントのために行なっているのが「カラダ手帳」をつけることです。どれくらい寝たか、食欲はあるか、排便は順調か……など、体調をデータベース化します。


私は場所さえあれば身体を横たえて休みます。神経と内臓の疲れを取るためです。目を閉じ、目と脳を休めることは、神経の疲れに手っ取り早く効きます。また、横になると全身が心臓と同じ高さになり、血液がすみずみの臓器まで流れやすくなります。血流の改善は、身体の各部位に滞った疲労物質を洗い流し、内臓への血流も増加させます。とくに疲労との関係が深いのが肝臓。身体の毒素である疲労物質や不純物は、肝臓に集まって分解されます。横になることで、肝臓の血流が約30%向上すると言われています。


ビジネスは長期戦です。疲労を溜め込んでしまい大きな反動が来た場合、30年間働けるところを、20年間で終えてしまうかもしれません。それを回避するためには、戦略的な体調管理が必要です。私は定期的にノー残業デーを設けています。家族と過ごしてリラックスしたり、疲れが溜まっているときは安静にしたりして、回復に努めています。


疲労には、「肉体的」「精神的」「神経的」の三つの種類があります。肉体的な疲れとは、身体を動かした際に生じる疲れ。精神的な疲れとは、人間関係などから来るストレスなど。最後の神経的な疲れとは、目や耳、脳の疲れを指します。見落とされがちですが、パソコンでの仕事を長時間続けたり、集中力を長く保ったりすると、神経も疲れるのです。


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