藤口光紀の名言 一覧

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藤口光紀のプロフィール

藤口光紀、ふじぐち・みつのり。日本の経営者、サッカー選手。浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)社長、サッカー日本代表。群馬県出身。学生時代からサッカーで活躍。慶應義塾大学サッカー部で1年生からレギュラーを獲得し、大学選手権優勝に貢献。在学中に日本代表に選出された。大学卒業後、三菱重工業に入社。浦和レッズの前身である三菱自動車フットボールクラブに所属しJリーグ発足前に日本サッカーリーグで活躍。現役引退後は、慶應義塾大学サッカー部監督、浦和レッズ事業広報部長、Jリーグ事務局次長、日本サッカー協会技術委員などを務めたのち、浦和レッズ社長に就任した。

順調に見えるときほど落とし穴が待っているものです。仕事も同じで、たとえ計画通りに進んでいても、万が一に備えて準備はしておくべきでしょう。


自分に何ができるのか、何が向いているのかを見極めることが重要です。それを見つけることが、オリジナリティを発揮する第一歩です。


計画段階から別の手段を準備していくことも大切です。私の場合、備えの大切さはサッカーから学びました。サッカーはリスクマネジメントのスポーツなんです。


目標の前にまず目的があって、目的の前にミッションがあります。数値目標は、ミッションを実現するための施策を積み重ねるとどうなるかという目安に過ぎません。まず数値目標を定めてから施策を決める会社もあるかもしれませんが、私たちはそれとは逆のアプローチです。


ミッションや理念に支えられていない目標は、モチベーションが低下して、かえって達成が難しくなるんじゃないでしょうか。壁にぶつかったとき、「何のためにやっているのか」という部分がないと、乗り越える気力が湧いてきませんし、もし順調でも、ふと振り返ったときに虚しくなりそうな気がします。


本当は誰でも光るものを持っているのだから、それを型にはめようとせず、自分で伸ばしていく姿勢が大切でしょう。たとえば、ひとつの分野に打ち込んでスペシャリストになってもいいし、総務的な仕事なら、コーディネート能力を突き詰めていく道もあります。


それなりに何でもできる人は増えてきたけど、それだけではもう差別化できない時代になってしまいました。これからのビジネスマンは、何かひとつ個性がないと、生き残れないかもしれません。


経験と知恵を出し合って練った計画なら、結果が目標から大きくブレることは滅多にないはずです。しかし、それでもブレが生じたときは、ミッションに立ち返って弁印を見極め、改善するしかありません。無理につじつま合わせをしてミッションを見失ってしまうくらいなら、目先の目標を諦めて、次の目標に向けて進んだ方がいいでしょう。


結局、評価はその時々の上司の考え方ひとつで変わるから、短期的な評価に一喜一憂しても仕方ありません。それよりも、会社のミッションを理解して実現する努力をした方が、中長期的に良い評価につながるはずです。


Jリーグ発足当時、Jリーグ自体が初めての試みでしたから、何が本当に正しいのか、誰も答えを持っていませんでした。そんなときは、信念が強い方の勝ちです。たとえ風当たりが強くても、とにかくミッションを訴え続けるしかありません。


ミッションの裏付けがないと、目先の数値目標に振り回される恐れがあります。たとえば、一試合の来場者数1万人と目標を定めたのに、ある試合で5000人しか入らなかったとしましょう。とにかく数値目標ありきの場合、つじつまを合わせるために次の試合は招待券でも配って1万5000人を集めようとしてしまいます。しかし、小手先の対策が長続きするわけがありません。むしろ問題を先送りすることによる弊害の方が大きいはずです。


おかげさまで、営業収入は順調に伸びています。ただ、数値目標に特別なこだわりはないんです。数字は、あくまでも結果です。最近「売上高100億円突破はいつか」と質問される機会が増えましたが、100億円を目指してクラブを運営しているわけではないので、数字だけに注目されるのは、少し違和感があります。


弱いチームはボールを持つと攻めることしか考えないので、いざボールを奪われると一気にカウンターを食らって失点します。一方、強いチームは自分たちが攻めているときも、ボールを奪われたシーンを想定して動くので、またすぐにボールを奪い返せるのです。サッカーはリスクマネジメントのスポーツなんです。


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