藤原大の名言 一覧

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藤原大のプロフィール

藤原大、ふじわら・だい。日本のクリエイティブディレクター。東京出身。多摩美術大学デザイン学部染色科卒業後、三宅デザイン事務所に入社。主な受賞にグッドデザイン大賞、毎日デザイン賞ほか。イッセイミヤケのクリエイティブディレクターとして活躍した。

どんなに素晴らしい考え方やアイデアがあっても、それが形にならなければ意味がないし、精緻に仕立てられた服でも、アイデアの力が弱いと魅力的になりません。


僕自身が仕事でいつも意識しているのは、「ちゃんと自分で判断しているか?」ということ。そうしないと、他人に依存するようになってしまいますから。チームのみんなにも、同じことを尋ねます。もちろん、何事も自分の思いどおりになるわけではありませんが、「自分はどうしていきたいのか?」とつねに自分自身に問いかけていくことは、不可欠なことではないでしょうか。


「ムダなことは極力したくない」という昨今の風潮は、あまり喜ばしいことではないと感じています。実績や成功する根拠がないことでも、信じてやってみることにこそ意味があると思うからです。


システムはあくまで人の手によって生み出されていることを忘れてはいけないと思うのです。デザイナー、技術者、工場スタッフなど、ファッションを生み出すチームが求心力をもたなければ、いいモノは生まれてきません。


感覚を主体とした創造だけに頼っていくオーガニックは、一人のデザイナーの感覚が鈍くなると行き詰まってしまい、デザイナーを変えることになります。そして、その繰り返しの悪循環から抜け出せないのです。一方、ファッションがこれだけ速いスピードで変化していくなかでは、感覚だけでなく、モノをつくる方法論においても新しいものをつくり上げていかないといけない。すなわちデジタル的な要素は必須になっていくということです。


「A‐POC」ではデザイナー、技術者、工場スタッフが、先端技術とモノづくりをつなぐ共通言語をもって、アイデアを形にしていきました。僕は「アイデアと技術のバランスをとっていくのが、デザイナーの仕事である」と考えているのですが、「A‐POC」ではそれが非常にうまくいったと思います。


「ISSEY MIYAKE」では、トレンドだけでなく、新しい技術に対する追求もつねになされているのが特徴の一つです。ファッションとは、時代によって、その方向性や考え方が大胆に変わっていく点が醍醐味でもあるのですが、それだけではデザイナーとして弱くなってしまう。服に対する考え方やアイデアとモノをつくる技術、両方のフィールドに軸足を置くことこそが重要だと僕は考えています。


大学時代はテキスタイルデザイン(染織のデザイン)の勉強をしていたので、服づくりについては、会社に入っていちから学んだといってもいいくらい何も知らなかったのです。とくに入社後すぐにカットソー担当になってからは、まさに悪戦苦闘の毎日。でも、これがずいぶん勉強になりました。


学生時代から「ISSEY MIYAKE」で働きたいとかなり強く意識していました。大学一年生のとき、「ISSEY MIYAKE」のオフィスを訪れ、「就職までにしておくべきことは何か」「アルバイトを募集していないのか」などと、勝手に聞きにいったりしたくらいですから。


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