藤井佐和子の名言 一覧

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藤井佐和子のプロフィール

藤井佐和子、ふじい・さわこ。日本のキャリア・カウンセラー。大学卒業後、カメラメーカーのペンタックスで海外営業部に3年勤務後、人材総合ビジネス会社インテリジェンスに入社。キャリアコーディネーターとして活躍。同社に8年間勤務後、コンサルタントとして独立し株式会社キャリエーラを設立。女性、学生、管理職に対するキャリアコンサルティングや研修・講演会を行っている。主な著書に『女性社員に支持されるできる上司の働き方』『伝え上手でキャリアアップ』『10%脱力生活 ココロ編』『朝、会社に行ける自分養成講座』『履歴書・職務経歴書の書き方』『転職完全サポートブック』 『女性の転職・再就職パーフェクトガイド』『転職 思ったときに読む本』など。

コミュニケーションを「単に言葉を交わすくらいのもの」と思っている人もいるかもしれませんが、実はそうではありません。とくに仕事の場面におけるコミュニケーションは、目標達成のためのツールと言えるほど重要なものです。


「今日は天気がいいね」といった何気ない会話でも、長期的な視点で見れば、周囲との関係を築く有効なステップです。


自分を客観視して、平常心に立ち返ることが、目標を達成する戦略的なコミュニケーションを可能にするのです。


部下や後輩に時間をかけて教えるより、自分で片づけてしまった方が速いし、自分のスキルも磨きたいという気持ちもわかります。しかし将来、自分の部下が増えて、彼らが会社で重要なポジションを担うようになれば、部下が自分を助けてくれる機会も増えてくるでしょう。そう考えると、将来にわたって仕事で成果を出し続けるためには、部下や後輩との関係がとても大事なことだと気付くはずです。


部下や後輩が何か失敗したとしても、頭ごなしに起こるのではなく、なぜそのような行動をしたのか根気よく耳を傾けることで、部下や後輩との信頼関係が生まれてきます。


部下や後輩には、彼らが仕事で活躍するにはどうしたらいいかを考えてみることが大切です。そのために、彼らがどういう価値観を持ち、何にやりがいを感じているのかを積極的に聞いてあげると良いでしょう。それに合わせた仕事の役割や、彼らの価値観に基づいた評価や感想を与えて揚げることで、彼らのモチベーションは高まり、結果的に上司や先輩である自分にとってプラスに働きます。


同僚は上下関係がない分、頼みごとをしにくい側面があるかもしれません。たとえば、仕事の納期が近く焦っているときに、隣の席の同僚が暇そうにしていたら、「暇そうに見えても実は忙しいかもしれない」と相手の都合を考慮したうえで、自分が困っている状況と、手伝ってもらえると助かることをストレートに伝えます。そうすれば、同僚の方でも素直に手を貸す気になってくれるでしょう。もちろん、普段から友好な関係を築いておくことが大切です。


仕事の基本である報連相を改め徹底することで、上司に自分の仕事の状況を把握してもらい、必要に応じて上司の助けを借りられるような状況をつくりだして置くことが、目標をスムーズに達成するには必要だと思います。


上司にしてみれば「報告がないから、仕事の進捗状況がわからない」、さらには「報告してこないということは、仕事が滞っているのではないか」と不信感を募らせることになり、評価を下げてしまうことにもなりかねません。


上司とのコミュニケーションで要になるのは報連相です。ものごとをスムーズに進められる人は、この報連相を戦略的に活用しています。報連相には「自分の仕事を上司に知ってもらう」「上司を巻き込んで助けを借りる」などの目的がありますが、目標に向かって着実に仕事を進める人は、報連相の際、これらの目的=ゴールをはっきり意識しています。


日本人はとくに、自分のことを理解してもらうための「発信」を苦手とする人が多い気がします。言いたいことが上手く伝えられなくて相手の誤解を招いたり、言いたいことを我慢して発信しないために、職場のメンバーからの理解や協力が得られなかったりする人が多いのです。それが積み重なると人間関係がこじれ、仕事に支障が生じることにもなりかねません。


自分から発信することは、得になるだけでなく、損をしないことでもあります。たとえば、誰かが会議に遅刻したとします。遅れて入ってきた人が「すみません」だけでは、いったいなぜ遅れたのかと、みんなは不満に思うはずです。たとえ寝坊であっても、「すみません。寝坊しました」と理由を説明すれば、一応問題は終了します。電車が事故で遅れたりすると、「状況の説明がない」とお客さんが怒るように、情報を出さない態度は相手の不信を招きます。自分から発信することは、自分の身を守ることでもあるのです。


安定して高いモチベーションを保つためには、ストレスのない環境が絶対に必要です。その環境も自分の働きかけ次第でつくることができます。相手が気持ちいい、あるいは安心する伝え方を心がけることで、あなたは間違いなく職場で尊重され、自分も周りの人のモチベーションも、グンと高めることができるでしょう。


何か問題を指摘する場合でも、「それをやるとダメになる」というのと、「こうしてもらったほうがいい」では、相手の受ける印象はまったく違います。何かを依頼する場合は、「ゴールを明るく設定」します。アメリカ人は、「急いでくれないと困る」ではなく、「急いで終わらせて食事にいこう」などという依頼の仕方をしますが、この何でも「Good Job!」にしてしまう姿勢は見習ってもいいですね。


多くの場合、相手への苦手意識はコミュニケーション不足によるものです。苦手と思っていた相手でも、話をしてみたら誤解だった、という経験はないでしょうか。仕事でも、情報が多いほどミスが少なくなるように、人間関係も、相手をよく知れば、苦手意識は薄れるものです。質問の内容は、仕事の話題よりも、子供のころの話や、ペットやお子さんの話題などがいいでしょう。その人自身は褒められなくても、子供時代のその人や、ペットやお子さんについてなら褒められますよね。そういう話題から少しずつ話をしていけば、苦手意識もやがて薄れていくはずです。


自分から積極的にアピールしよう、などというと、「そんなことをしなくても、黙ってやるべきことをやれば評価してもらえるはず」と思う方もいらっしゃるかもしれません。「沈黙は金」という言葉があるように、そういう態度に魅力を感じる気持ちはわからないでもありません。しかし、言いたいことをいえばいい、という意味ではありません。それではたんなる愚痴や攻撃になってしまいます。言いたいことをいっても、周りから反発されず、さらには自分や相手のモチベーションも高めることができる。これこそが、目指すところです。


たとえば、A君、B君二人の目的は、「自分がこんなにいい企画を立てたのだと上司に知ってもらい、評価してもらう」ことだとします。そこでB君は、上司に「直接相談」します。A君は「メール」でしたが、どちらが相手に意思が伝わりやすいかは、いうまでもありません。目的に焦点を合わせ、それを達成するにはどういう方法がふさわしいかを考えて、それを実行に移すのが、「上手な発信」といえます。そしてその結果、本人にも上司にとってもよい成果を導き、モチベーションも高く保つことができるのです。


もしあなたが、何か不満があってそれを抱え込んでしまっているのなら、もっと積極的な発信が必要です。


いくら仕事だから、と割り切って考えたところで、そのままでは、ストレスに耐えられなくなってしまうケースも。しかし、「どうしてあの人はあんなにどうしようもないんだろう!」と憤ってみたところで、相手が変わるわけではありません。ましてや面と向かって非難したりしたら、かえって関係を悪くするだけでしょう。ですから、ここで発想を転換してみてはどうでしょうか。相手や環境は簡単には変えられませんが、自分の意識は自分で変えることができます。自分のやり方次第で、ストレス・フリーな人間関係を築くこともできるのです。


たとえ苦手な人がいても、その人を「どう動かして自分の目的を達成するか?」と考えれば、自分の意識はその苦手な人ではなく、目的に焦点が合いますから、モチベーションの低下を抑えることができるはずです。


転職したいとは思わなくても、「職場にどうしても好きになれない人がいて……」などという悩みを抱えている人はけっこう多いのではないでしょうか。そんな方にアドバイスがあります。それは、「嫌いなままでもいいですよ」ということです。嫌いなものを無理に好きになることは、なかなか難しいもの。でも、好き・嫌いはどうでもよいことなのです。ゴールは、「自分の思いどおりに物事を運ぶにはどうしたらいいか」と戦略的に考えるべきです。


「自分は人間関係で悩んでいる。だから転職したい」とはっきりおっしゃる方は、そう多くはありません。みなさん、最初は仕事のやりがいや待遇などを話題にされるのですが、もっと詳しく聞いていくと、じつは人間関係が一番大きな問題だった、というのはよくあること。本人が意識している・いないに関わらず、人間関係は仕事のモチベーションに大きく関係しているということでしょう。


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