菅原洋平の名言 一覧

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菅原洋平のプロフィール

菅原洋平、すがわら・ようへい。日本の作業療法士。青森県出身。国際医療福祉大学で作業療法士の国家資格を取得。民間病院の精神科で精神作業療法に従事。国立病院機構で脳のリハビリテーションに従事。患者と関わる中で生体リズム、睡眠が重要なことに気づき睡眠で病気を予防する事業を開始。ユークロニアを設立。著書に『あなたの人生を変える睡眠の法則』ほか。

私は「早寝早起きの規則正しい生活を送りましょう」などと言うつもりはまったくありません。私が言いたいのは、「不規則な生活になるのは仕方がありません。でもきちんと不規則な生活を送りましょう」ということです。「きちんと不規則な生活を送る」というのは、不規則なりに生体リズムを整えるということです。人の身体は、一定の規則性をもってリズムを刻んでいます。「体内時計」と言い換えてもいいでしょう。たとえば夜型の仕事で、寝るのは深夜、起きるのはお昼の11時の人がいたとします。ならば、11時が自分にとっての「朝」になるよう、生体リズムを作っていけばいいのです。


週末の「寝だめ」はお勧めできません。寝だめは、せっかく整ってきた生体リズムが再び乱れる原因となるからです。どうしても休日くらいゆっくり寝たいなら、せめていつもの時間に起きてカーテンを開けて電気をつけ、そのうえで二度寝をしましょう。そのうち生体リズムが整ってくると、休日でも寝だめをすることなく起きられる日が増えていきます。


生体リズムを立て直すポイントは、「起床時間をそろえる」ということです。残業や飲み会で就寝が遅くなってしまっても、なるべく起きる時間はそろえて、朝、光を浴びるようにします。睡眠時間が足りないぶんは、翌日、少し早めに寝るようにします。毎日の睡眠時間を記録しておけば、そうした調整がしやすくなります。


仕事のパフォーマンスを上げるには、「睡眠の質」を高めることで、疲れがとれたすっきりした状態をとり戻さねばならないのです。


「書類を読む際、それほど難しい文章ではないのに同じ行を2回読み直さないと内容が理解できない」ことがありませんか。これは睡眠不足により、本人は自覚していないのに数秒単位の短い睡眠状態に陥ってしまう「マイクロスリープ」という現象が起きている可能性があります。


睡眠不足とは、睡眠時間の不足だけを指すわけではありません。より重要なのは睡眠の「質」。一定の睡眠時間を確保していても、睡眠の質が保たれていないと、やはり睡眠不足に陥ってしまうのです。


「無理して早寝早起きをする」のではなく、「生体リズムに従って、睡眠をスキルとして使いこなす」という発想が、忙しいビジネスパーソンには求められると思います。


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