菅原勇継の名言 一覧

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菅原勇継のプロフィール

菅原勇継、すがわら・いさつぐ。日本の経営者。事業所向け仕出し製造販売の玉子屋の創業者。茨城県出身。都立京橋商業高校卒業後、富士銀行(のちのみずほ銀行)に入行。4年間の銀行勤務を経て、実家の精肉店の経営を手伝う。その後独立し、玉子屋を創業。同社は東京都内のオフィス街にエリアを絞り、事業所向けに低価格でバランスのとれた弁当を販売しており、1日7万食以上を販売、年商50億超の規模に成長している。そのほか、仕出し懐石料理の玉乃屋などを展開している。著書に『コロンブスの玉子屋 日本一の弁当屋の華麗なる経営哲学』。

昔といまの社員の違いをあげるとしたら、お金に対するモチベーションでしょうか。確かに以前は「お金を稼ぐために頑張る」といって入社してくる社員が多かった。でも、いまでは「なぜこの仕事をやるのか」「この仕事を通して自分が社会にどのような貢献をしているのか」に納得できないと、なかなか動きません。逆に、そのことを上司や先輩がきちんと説明できれば、みるみるうちにやる気を出します。


「ヤレ、ヤレ」と言ったところで、本気になって働く人間はいません。大切なことは、プライドを持てる仕事をつくったり、やる気を出す環境を整えることです。当社のように人手不足の会社は多いですが、学歴にこだわらず、どんどん飛び込んできてほしいと願っています。


職場の仲間同士に信頼関係がないと、やる気も出てきません。その人間関係を築く方法のひとつが、勤務時間外のコミュニケーションの場づくりです。そこで当社では、社員同士の飲み会の経費を認めています。金額に規定は設けておらず、一人300円でも500円でも自主的に申請すればいい。カラオケ大会だったのに、結局、仕事の話ばかりだったこともあるようです。


やる気を引き出すための人事評価として、一風変わった能力主義を導入しています。50%の力で100点を取った社員よりも、100%の力で80点を取った社員を高く評価しています。つまり、一生懸命やった社員により報いるのです。それにあたって360度評価を採用していますが、経営幹部や上司よりも、先輩や同僚など周囲にいる社員の評価のウェイトの方が大きくしています。いつも一緒にいる社員の方が、よくわかっているからです。


現在、200名の配達員が1人400から450食を積んで配送しています。なかには茶髪やピアスの者もいます。そんな配達員に対しても、お客様は「ありがとう。弁当美味しかったよ」「暑い中ご苦労様。こんなオカズがあるといいんだけどな」といった声をかけてくれます。すると、配達先の隣のオフィスに自ら営業をかけたり、会社に戻ってメニューの改善提案を行うようになります。


玉子屋は東京千代田区・中央区・港区などのオフィス街にある大企業中心に、1日7万食の仕出し弁当を製造・販売をしています。1食あたり430円、肉、魚、野菜、バランスのとれたメニューに徹し、原価率は50%を超えます。ビジネスマンに安全で栄養価の高い食事を提供することで、日本経済の発展に貢献しているというプライドを持っています。そのことを話すと、まだ十代の新入社員も納得します。


よく「いまの若い奴はやる気がなくて困る」といった声を聞きます。しかし、当社の社員を見ていると、最近の若い人間の方が、昔よりもやる気があるし、きっかけさえつくると、すぐにハートに火をつけてくれます。それも、うちの社員は高卒ないしは高校中退だったり、どこかで挫折を味わったことのある悪ガキと呼ばれる連中ばかりなのです。


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