荒金雅子の名言 一覧

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荒金雅子のプロフィール

荒金雅子、あらかね・まさこ。日本の人事コンサルタント。女性の能力開発、キャリア開発、組織活性化などをメインテーマにコンサルティングを行っている人物。主な著書に『ワークライフバランス・レッスンノート』『ワークライフバランス入門』など。関西学院大学非常勤講師、日本能率協会マネジメントセンターeラーニング「ダイバーシティコース」監修、経営行動科学学会会員なども務めた。

仕事の再設計を成功させるポイントは3つある。

  1. 仕事と理想的な社員像について既存の価値観・規範を見直すこと。
  2. 習慣的な仕事のやり方を見直すこと。
  3. 仕事の効率と効果を向上させ、同時に仕事と私生活の共存をサポートすること。

時間を自律的に管理し、有効に使う能力が、個人の側にも求められる。誰にとっても1日は24時間しかない。「この仕事が終わったら」と思っていても、仕事は永遠になくならない。働き方を見直し、自分の時間を確保する。そのことを意識的に行ってみてほしい。


会社側は仕事の再設計によって、空いた時間を社員に返す。そして社員はそれぞれが子育てや家事、勉強や趣味などに時間を使う。心身ともに充足した社員は改めて会社への貢献意欲や仕事への責任感を抱き、結果的に企業の成長、発展に寄与するという好循環が生まれる。会社が個人の仕事と人生のバランスをサポートする意義は、この好循環を生み出すことにある。


独創性やアイデアによって成長する知識創造型企業がますます重要視される中、生産性・競争力を測る指標は「時間や量」から、「仕事の質や成果」といったものに変化している。そこにはこれまでの仕事の内容ややり方を見直して新しい働き方を構築するというプロセスが必要になってくる。


必ずしも長時間労働が企業の生産性や競争力を生み出しているわけではない。長時間労働と生産性の関係についての研究では、時間当たりの生産性が最大となる月間労働時間は161.45時間と推計され、実労働時間がこれを上回ることにより4分の1程度生産性が下がっていることが明らかになっている(小倉一哉、坂口尚文「日本の長時間労働・不払い労働時間に関する考察」)。


いまの時代に必要な人材は、自分で考え判断し、自ら率先して行動する人材である。変化の激しい時代に、「学習」しないとどうなるか。答えは明らかだ。目の前の仕事だけに追われていて、どうやって自分の付加価値やスキルを高められるのか?自己投資の時間の差が、今後のキャリアに決定的な差を生むのである。


終身雇用の崩壊で、日本でもキャリアが自己責任となり、人生やライフスタイルについて主体的に考えなければならない時代となった。その時代に生きる人たちにとって「自分を成長させるための時間を確保する」ことは重要事項だ。


大量消費、大量生産の時代は、作ったそばからモノがどんどん売れていき、豊かさを実感することができた。自分のキャリア、自己の成長は会社の成長とともにあり、会社が求める価値観、生き方をすることで、出世や昇給が保障されていた。それがいまや様変わりしてしまった。時代は個人の知恵やアイデアや感性を求めている。


ワークライフバランスという言葉が急速に広がっている。その意味を「女性のための仕事と家庭の両立支援」や「仕事を減らして生活にゆとりを持つこと」と理解している人も多いだろう。しかし、企業が利益を追求する組織である以上、どのような施策も企業にとってメリットのあるものでなければ浸透させることは難しい。


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