荒井正昭の名言 一覧

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荒井正昭のプロフィール

荒井正昭、あらい・まさあき。日本の経営者。不動産仲介・マンション開発会社「オープンハウス」創業者。群馬県出身。同社を大きく成長させ、東証一部に上場させた。

事業運営において大切なのは、努力がきちんと報いられるフェアな仕組みを作っておくこと。自分が頑張れば、組織も成長する。そんな充実感を感じられる会社なら、自然と伸びていくと確信しています。


営業現場で活動する社員には徹底したお客様目線が求められます。特に不動産仲介の現場では、知識や経験以上に、お客様のために一生懸命汗をかけるかどうかが成果に直結します。だからこそ、正直に頑張る人材は広く受け入れ、どの社員にも平等に成長の機会を与えます。


当社グループでは製造と販売の両部門が緊密に連携。毎週、全社員約550人が一堂に会するミーティングを開き、社員一人一人が感じた生の情報を共有しています。


不動産に関わらず、すべての商売の原点は、「お客様のために何ができるのか」を一生懸命考えることにほかなりません。そのためには、お客様の望みを熟知している販売部門を中核に据えるのが一番。


オープンハウスに寄せられる問い合わせは毎月3000~4000件に上り、毎月100戸超を販売します。そこで得た膨大な情報を分析すれば、自ずとお客様が求める商品像が浮かび上がる。例えば立地にしても、昔は角地が人気とされてきましたが、最近のお客様は立地より価格の手頃さを重視する傾向にあります。昔のように角地だからと価格を高めに設定しても売れないのです。また、郊外の閑静な住宅地よりも、都心部に近く、利便性の高い駅近の物件が好まれる傾向にあります。


お客様の求める住まい像が変わっているなら、その声に謙虚に耳を傾け、ニーズに合った家をお届けするのが私たち不動産会社の使命です。


不動産仲介から出発したオープンハウスグループの強みは、現場が吸い上げた顧客ニーズを、ダイレクトに商品開発に反映できる「製販一体」の組織にあります。現場力という強みがあるからこそ、いち早く市場動向の変化をとらえ、時代にマッチした商品を投入できるのです。


マクロ経済の視点ばかりに囚われるのではなく、ミクロな視点で、お客様はどう考え、行動するかを常に考える。これが当社のお客様本位ということなのです。


いろいろ気を遣って、遠回しなコミュニケーションをするのはムダ。私が何でも(意見や情報を)言うので、社員も何でも言うようになりました。


営業マンとしての経験を通じて、私は「人間の意思決定は合理的ではない」と気づかされました。つまり、人間は感情の生き物だということ。だから、合理的な経営手法に加えて、感情で社員をモチベートする。その組み合わせが、当社の成長の根底にあるのだと思います。


毎週1回、各営業所から600人以上の全社員が本社に集まって朝礼をしています。私も話をしますが、8割は社員の発表の場です。3カ月に1回は、ホテルで業績が優秀だった社員の表彰式も開いています。また、入社式には、全社員が集まるようにしています。「今どき、なんでそんなムダなことを?」と思われるでしょう。確かに、時間も経費もかかります。もともと、私自身、合理的な人間なので、そういう考え方はわかります。でも、あえてやるのです。なぜなら、結局、人間は自分が頑張ったことを褒めてもらえる場が欲しいし、自己表現できる場を必要としている。つまり、「ハレの場」です。それが仕事のモチベーションを高めるためには大事。だから、全社員が集まる場を重視しているのです。


私は、学生には「うちの会社は厳しい。けれども、給料も高い」と正直に話します。どうしても企業のほうが学生よりも強い立場にあるわけですから、学生に対して正直に何でも開示しなくてはフェアではない。


人を選ぶときの第一基準は、ウソをつかない、インチキをしない誠実な人間であること。第二は、向上心があること。第三は、頭が良いこと。これは、自分が置かれている状況を理解できるかどうか、ということです。


当社が目指すのは、一貫して、30代の一次取得者(初めて家を買う人)に良い品質の家を販売すること。決して、抜群の品質の家を高価格で売ることではありません。今どきの30代は家を買うときに「夢を買う」という意識はなく、もっと身の丈にあった家を求めます。大手が供給する物件は確かに素晴らしい品質だとは思いますが、30代のお客様の多くは「高いな」と感じられるはずです。そこに当社のチャンスがあるわけです。


優秀な人たちは、得てしてマクロ経済の視点で物事を考えがちです。たとえば、「リーマン・ショックによる金融危機のさなかに、家なんか誰も買わない」と考えてしまう。けれども、ミクロな個人の動機から考えたらどうか。不景気だからといって、いま住んでいるマンションの家賃が半額になるわけではない。ところが物件価格が下がって、住宅ローンの支払い額が家賃の7掛けで済む家が売りに出されたら、きっと買いたいと思うはずです。


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