草野仁の名言 一覧

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草野仁のプロフィール

草野仁、くさの・ひとし。日本のアナウンサー、TVキャスター。満州出身、2歳のときに引き上げ。東京大学文学部社会学科を首席で卒業後、日本放送協会(NHK)に入局。アナウンサーとして活躍したのち、退職しフリーとして独立。「世界ふしぎ発見」「ザ・ワイド」「ザ・ベストテン」などの人気番組を担当した。また、CMや映画、ドラマ、お笑い番組にも出演し幅広い活躍をしている。

人間の適応力は意外とすごいものです。話すことが苦手だった私が40年以上この仕事をしているのですから。


意に沿わない仕事でも、ほんの小さな仕事でも決して手を抜かない。その姿勢はきっと、誰かが見てくれているはずです。


「世界ふしぎ発見!」も、最初はクイズは専門外だとお断わりしたのです。でも、自分にしかできない司会者像を探っていくうちに、いつの間にか長寿番組になりました。


いま振り返って思うのは、「小さなことにも手を抜かずにいると、必ず誰かが見てくれている」ということです。とくに駆け出しのころ、私に回ってくる仕事はNHK杯フェンシングやフィールドホッケーといった小さなイベントばかり。他の人は手を抜きがちでしたが、選手たちにとっては年に一度の晴れ舞台。私はそう考えて全力で取り組んだのですが、その姿勢を必ず誰かが見ていて、評価してくれていたのです。


私が生放送の司会をやっているのは、スポーツ中継で培った経験が大きいです。スポーツには筋書きがないうえ、雨が降って試合を中断している場合には、20分でも30分でもつないでいく役割をアナウンサーが担っています。そのときモノをいうのは日常的な蓄積に他なりません。


サラリーマンなら皆、自分の仕事について十分わかっているつもりでいます。しかし、普段から自分たちがやっていることの内容や今後の課題、それに対する自分の思いをきちんと頭の中で整理しているかどうか。とっさの場面で即答できるかどうかは、そこにかかっていると思います。


下手なゴマすりや媚びへつらいは、上の立場のものから見るとよくわかるものです。無理に背伸びせず、素直に話せばよいのです。重要なのは謙虚な姿勢の中にも烈々たる闘志を持っている人間であることを理解されることです。


どうしても情報番組は事件をパッと取材した羅列するだけに陥りがちです。我々の番組もいま、その傾向がないとはいえません。ですから改めて情報をきちんと分析し「この問題の核心はこういうことなんですよ」と、わかりやすく視聴者に伝えていこうと心がけております。


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