若松秀夫の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

若松秀夫のプロフィール

若松秀夫、わかまつ・ひでお。日本のバッグ・デザイナー。東京出身。東北大学文学部仏文科卒業後、服飾雑貨メーカーに入社。10年間同社の駐在員としてフランス・パリに勤務。帰国後、鞄総合メーカー「協和」に入社。海外でも評価の高い実用的なバッグを数多くデザインした。主な受賞に日本グッドデザイン賞、経済産業大臣賞「革人の匠賞」ほか。

ビジネスパーソンに働く元気を与えるビジネスバッグや、旅行をより楽しいものにするトラベルバッグをこれからもたくさん手掛けていきたいです。


機能美の追求に終わりはありません。自らがヘビーユーザーとなり、毎日バッグを実際に使いながら、日々改良点を探しています。


これまでは、バッグの軽さなんて海外ではほとんど重要視されてきませんでした。ところが実際に私のバッグを使っていただくと、「やっぱり軽い方がいいよね」ということになるわけです。とくに海外向けということを意識しなくても、日本でいいものをつくっていけば、必ず海外の人たちにも評価されるという自信が私にはあります。


バッグの場合に求められるのは、「質感を感じさせつつも、なおかつ軽い」ということだと思います。持っていることの喜びを味わうことができ、しかも使いやすいということですね。それを可能にしたのが、日本の最先端の素材技術です。ポリカーボネートやストロンテックスといった新素材を、私ほど積極的にとりいれているバッグデザイナーはいないと思います。これらの新素材は、従来の素材を用いたときに比べ、見た目やデザイン性において何ら劣らないばかりか、軽さやしなやかさも実現できます。


住居にしても陶磁器などの器にしても、日本人はそこに「機能性」を求めると同時に、「美」も求めてきました。それが日本人の特色です。バッグというのは、部屋の中に飾っておくのではなく、外で持ち歩くために存在しているものです。ですから私も、常に機能美を意識しながらデザインしています。


日本らしさに対するこだわりは自分なりに持っているつもりです。日本らしさというと、たとえば「生地に和柄を使う」といったことがすぐに思い浮かびますが、私はそれを日本らしさだとは思いません。私は日本らしさとは、機能美に対する飽くなき探求心だと考えています。


素材に対する探究心というのも日本人の伝統ですよね。たとえば、暑い夏を少しでも涼しく過ごすために着物に絽(ろ)を用いたりといったように、日本人は素材についてすごくこだわってきた民族です。私も扱っている素材は最先端のものであれ、昔から日本人が探究してきたことと同じことに取り組んでいるだけだと思っています。
【覚書き|新素材を積極的にとりいれていることについて語った言葉】


私は仕事でフランスに10年ほど住んでいたことがあったのですが、そのとき現地のショップで売っているバッグを見ても、どれもちっとも欲しいとは感じなかったんです。重たいし、ゴテゴテしているし、スマートじゃなかった。飾っておくぶんには美しいです。でも実用性という点では決して使いやすくない。機能美に関しては、欧米の方が優れているとは思いません。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ