舛成孝二の名言 一覧

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舛成孝二のプロフィール

舛成孝二、ますなり・こうじ。アニメ監督、演出家、脚本家。主な監督作品に『R.O.D』『かみちゅ!』『宇宙ショーへようこそ』『ココロ図書館』『セイバーマリオネットR』『フォトン』。『かみちゅ!』は文化庁メディア芸術祭アニメ部門最優秀賞、『宇宙ショーへようこそ』はベルリン国際映画祭公式上映作品に選ばれている。アニメのオープニング・エンディング映像の演出家としても高い評価を得ている人物

きっかけは就職先がなかったから。というか、僕は高校の頃、国鉄に入りたいと思っていたんですよ。だけど、僕が高校を卒業する時期に国鉄が新規採用を取りやめちゃったんです。他の職種は全然考えてなかったんで、どうしようかなあと思っていたら、国際アニメーション研究所という専門学校の広告が目に入って「受験なしで受かる、就職率100%」と書いてあったんです。「じゃあアニメをやってみようかなあ」と思って、その学校に入ったんですよ。


僕はアニメーションは作画が良くて当たり前だと思ってるんです。でも、演出を始めたころに「作画は、アニメーターが描けるものを要求しろ」と言われたことがあるんです。でもそれじゃ、演出は何もできないじゃないですか。だったら、描ける作画スタッフを連れてくればいい。作画スタッフに合わせて演出の要求レベルを下げるんじゃなくて、演出の要求レベルを上げるために、それに見合うアニメーターを連れてくるという方向にやり方を切り替えていった。


僕は演出が目立っちゃいけないと思ってるんです。観た人に「ああ、この演出、いいなあ」と言われると、負けたような気がするんですよ。むしろ「このキャラ、いいな」と言わせたいんです。それで、観終わったあとに「ああ、いい作品だったなあ。監督は誰だろう?」と言ってもらいたい。そのためにも、ドラマの中で演出的に嘘がないものを作っていきたいと思うんです。


ギャグとコメディの境目も微妙なんですけど、ギャグって暴力的に笑いを取るんですよ。コメディっていうのは、クスクスという感じの笑でもいいんですよね。この次にこれが来るのかなと予想してもらいながら、笑いに持っていく。だから、笑いに段取りがある。そういうのをきっちりできればいいなと思ってやりました。


僕はフィルム全部を思ったように作りたいのに、画が描けない以上、画に関しては絶対に人に頼らなきゃいけない。だから、その部分でコンプレックスやもどかしさとかは、やっぱりありますね。


僕がやってる作品って、どっかしらに毒があったと思うんです。(ココロ図書館を)作っている最中に苦労してるのは、作品に毒がないんで、逆に自分の生活が毒まみれになっていくことです。やり始めてから、日常的に自分が乱暴になっている。いままで作品に出していた毒が、今度は自分に返ってきちゃってる。でもその分、作品のほうにいいものが純化されて(笑)


僕は派手なアクションにはあまり興味がないんです。カット割りでバンバン見せていくようなアクションには、あんまり興味がない。自分が監督の作品で、わざわざ他の方がやっているようなアクションをやらなくてもいいかなあと思って。


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