筒井道隆の名言 一覧

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筒井道隆のプロフィール

筒井道隆、つつい・みちたか。日本の俳優。東京出身。堀越高等学校卒業後、父の勧めで芸能界に進む。映画『バタアシ金魚』で役者デビュー。その後、数々の映画、ドラマ、舞台で活躍。主な受賞に高崎映画祭最優秀助演男優賞、キネマ旬報新人男優賞、日本アカデミー新人俳優賞ほか。

僕とかかわった人が一緒にできてよかったと思ってくれて、なおかついい作品ができたら最高です。なかなかそうはいかない。でもそれができればハッピーですよね。だからそれが可能な自分なりの方法を模索していきたいですね。


もともと若いころは、昔から間違っているものは間違っているとそのまま言うタイプでした。ただ昔と違ってきたのは、相手のことを推し量るようになった。相手も人間だから、ここで言うべきか、言わないほうがいいか、言うにしてもできるだけ嫌われないような言い方を心がける。昔は、言わなくても分かるだろうとか、礼儀として間違ってるとか、怒りをそのまま表現していた。それでずいぶん誤解されましたが、変わったと思います。


いまのドラマづくりの現場では言うべきことがありながら言えない人が多い気がします。そうなると、ポジション的にも年齢的にも、少しずつ僕が言うべき立場になろうと変わってきました。嫌われるかもしれないので、損な役回りだなと思います。言わないのが楽だし、誰かが言ってくれると楽なんですけど、そうはいかない。


ある意味強烈なリーダーシップを持っている方が現場にいる場合は、すごく恵まれていると思いますね。そうした人がここはこうだと方向性を示してくれるというのは楽ですよ。リーダーがいないときにベストを尽くすことほど大変なものはないと思うんですよ。きついんです。


集団でつくるといってもみんなが同じ志を持っているわけではありません。そこそこの作品でいいという人もいるでしょう。それに同じ気持ちを持ってもらわなきゃ困る、と押しつけすぎるのもよくないと感じているんです。妥協を推奨しているのではありません。現場で、集団でひとつのものをつくるとはここまでむずかしいのかという現実が常にあるわけです。


「若いうちの苦労は買ってでもしろ」と言われますけど、そういった苦労は結局社会に出てからありがたいことだと感じられるし、その面では父に感謝しています。何でもそうですが、ベストの境遇というのはないです。


同級生でも家で掃除をしている人は皆無でした。「なんで俺だけこんなに早く起きて走って掃除しなきゃいけないんだ」とずっと思っていました。でも社会に出てからよかったと感じています。掃除することによって自分の心をきれいにする、常にきれいでいることは実は大事だということを学んでいたんです。


僕はむしろ自分がリーダーになりたいというよりは、リーダーのサポートをしたいんですよね。自分が前面に出ていくのはもともと苦手なんです。ポジション柄、自分がやらないといけない場合はやります。ただ、別にリーダーがいて、そのリーダーシップに殉じて行動していくほうが痺れます。実は誰からも日の目を見ない、裏方が好きですね。


役に強いイメージを持つことが必ずしもよいことではありません。昔は台本を読めば、自分として絶対こうだとイメージを持って臨んだことがありました。自分の演技で歴史に残るものをつくるんだと臨んでいたのですけど、やっぱりそれだけではいけないと感じました。


せっかく人間として生まれたんだから、自分も他人も楽しめるように考えて生きてやるという気持ちは、いつももっています。ホモ・ルーデンスじゃないけど、「遊ぶように生きる」というのは有史以来、人類の永遠のテーマですよ。ワークライフバランスも、人間らしく生きるという点ではそれに迪じていると思いますね。


10代は、何もわからずにいわれるがままに仕事をしていました。でも、35歳を過ぎたころから、自分のポジショニングとか使命感みたいなものを感じるようになって、黙っていては世の中は何も変わらないから、世の中を変えるだけの影響力をもたないといけないし、それなりの人生経験を積んだ俳優として、伝えるべきこともきちんと伝えないといけないと考えるようになりました。


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