笹氣健治の名言 一覧

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笹氣健治のプロフィール

笹氣健治、ささき・けんじ。日本の事業家、産業カウンセラー。仙台市出身。国際基督教大学卒業後、NTTに入社。その後、心理療法を学び、スポーツクラブ「グラン・スポール」と不動産会社を経営しながら、故郷仙台で産業カウンセラーとして活動している。ビジネスマンの悩みやストレス解消のためにセミナーや著作で啓蒙活動を行っている。主な著書に『やる気のある自分に出会える本』『へこんだとき、つらいとき、3分で立ち直る方法』『仕事にくたくたになったら読む本』など。

依存から抜け出すためには、「自ら選択して行動している」という意識をもつことが大切です。依存の問題は、無自覚のうちに習慣化してしまっているところにあります。ですから、自分の主体性を認識することが依存脱却の第一歩となるのです。


大切なのは、成功や失敗に至ったそれらの要因を検証し、改善策を考えるなどの行動を起こすことです。そういった具体的な行動が、成功の確率を高め、ひいてはビジネス運を高めることにつながってくるのではないでしょうか。


「現状を維持したい」という心理のために、人は難しいことへのチャレンジをためらってしまうものですが、それは人間の心理メカニズムを考えると仕方がないことともいえます。しかし、地道な改善努力を放棄していては、成長できないというのも現実です。


本当に100点である必要があるのでしょうか?プロ野球選手でも10割バッターなんて存在しない。3割打てれば上々です。思い切って「できるに越したことはない」くらいまでハードルを下げれば、楽な気持ちで仕事にとりかかれます。


メール一本でも、完ぺきに書こうと思うと時間がかかりますね。私はメールを先送りしそうになったら、思い切って電話します。早く書かなきゃと焦り続けるのは、精神衛生上よくないです。


たとえばトヨタのカイゼンを思い浮かべていただければいいと思いますが、効率化できる仕事とは、工場のラインなどで行われている単純な繰り返し作業だけなのです。何度も同じことを繰り返すうちに無駄な作業が明らかになってくるから、そこをカイゼンしようとなる。クリエイティブな仕事や、毎回相手が変わる営業のような仕事は、本来、効率化のしようがありません。


新聞や雑誌の記事に触発されて何かを始めようと決意する人が多いのですが、触発された記事を切り抜いておき、常に見える場所に貼っておくといいでしょう。それを始めた動機を忘れないようにすることは、継続に役立ちます。


グズを根本的に治療する処方箋は、執着を手放すことなのです。


自分探しタイプの人は自分に合うことを探そうとしているわけですが、合うか合わないかなんて、やってみなくてはわからないものです。だからこそ、お試し期間を設けて、とにかくやってみるのがいいでしょう。


とくに若い人に多いのですが、自分探しタイプの人は成功するために、自分に合ったことをしたいと考えています。自分に合わないことをやるのは、お金と時間の無駄。何かひとつを選択するということは、他を選択しないこととイコールですが、このタイプの人は、自分に合うことを探し出したいという気持ちが強すぎて、何かひとつに決めてしまうことを恐れます。だから、何かを始めようとするとすぐに目移りしてしまい、結局、何も始めることができないのです。


毎年のように英語の勉強を始めようと決意しては、そのたびに挫折しているビジネスパーソンって、ものすごく多いのではないでしょうか。答えは簡単です。やるべきことの中で、優先順位が低いからです。もっと言ってしまえば、心の底から勉強したかったのかどうかということです。


心配性の人は、仕事をはじめる前に悪い結果を予測して手が止まる。それを防止するには、始める前にあれこれ考えない工夫をするといいでしょう。


仕事と自分を一致させないことが非常に大切です。「他人は私を喜ばせるために生きているのではない」と、ことあるごとに3回唱えます。アポイントの電話を断られたりすると、まるで自分が否定されたように感じますが、そもそも相手は自分を喜ばせるために存在しているのではないと気づけば、傷つく必要はありません。


ここ5から6年の傾向ですが、若手ビジネスマン向けに、仕事のノウハウを伝授する本がよく売れました。この手の本は、仕事術を教えると同時に、失敗回避意識を強く刺激します。無駄なことをやっていると勝ち残れないぞというメッセージを送ってくるのです。そのせいでしょうか、効率的なやり方にこだわるあまり、仕事の肝心な部分を先送りしてしまう人が増えています。


完璧主義の人は100点をとらなければいけないと思い込んでいます。これがその人の信条体系です。こうした信条体系を持った人は、何かにとりかかろうとしたときに、上手くできるだろうかという思考が自動的に浮かび上がってきます。この自動思考が不安や自信のなさにつながり、行動をためらってしまうのです。


ネガティブな感情は自分の課題を明らかにするきっかけでもあります。せっかく辛い思いをしたのですから、この経験を生かしてスキルアップすれば「あれはとても貴重な経験だった」と振り返ることができる日がきっとくるはずです。


ショックから立ち直るのに一番手っ取り早いのが、行動です。簡単なのが新聞紙を丸めて、椅子の座面などを思いっきり叩きます。このとき「この野郎!」「バカヤロー!」と大声で叫ぶとよりスッキリします。泣きたいときは、声を出して思いっきり泣いてください。良識のある大人ほど、感情を抑えがちですが、そうするとショックが尾を引くので要注意です。感情は何かにぶつけて発散させた方がいいのです。


ショックの裏には怒りや悲しみといった感情があります。この感情自体は変えることができませんが、解消することはできます。そのためには「行動」と「思考」の両面からのアプローチすることが有効です。


ビジネスマンにとって降格は大きなショックです。これまでの人生をすべて否定された気持ちになることもあるでしょう。降格に限らず、ショックを受けたときの大前提は「焦らないこと」。ショックが大きいほど、回復までに時間がかかります。まず、気力はすぐに回復しないものであるということを頭においてください。


やる気の出ない理由は各人の性格もありますが、周りの状況などと複雑に絡み合って「やる気が出ない」状態に置かれます。今、自分や部下がどのような状態に陥っているのかを把握することが、やる気を起こす第一歩となります。


やる気を維持するには「目の前の課題に意味を見出す」思考転換法が最適です。今、取り組んでいる仕事が誰かに喜ばれる、社会の役に立つという自覚、能力を究めたいという自己実現の決意。これらの前向き思考は「自己効力感」や「得られる利益」の増大に直結します。目の前の課題と未来をつなげて考える。その思考回路を築けば、これ以上強力なやる気の源泉はないのです。


残業への依存から脱却するには、急にそれをなくそうと思ってもなかなか上手くいきません。まずは週に1日、1日30分でも早く帰れればいいや、できそうな日からちょっとずつ試していこう、といったように、気楽に考えることがポイントです。そうして少しずつ習慣を変えていくことで、やがて残業に依存しない自分に変わっていくことができるでしょう。


定時に会社をあとにするとなんとなく後ろめたい。残業をすると「今日はたくさん仕事をしたな」と満足を感じる……。こんな傾向がある人は、残業というプロセス(行為)に依存してしまっている可能性があります。残業をすることで安心感や満足感を得られるために、残業すること自体が目的化しているのです。


残業しなければ上司に嫌われるとか、職場に居場所がなくなると考えるのは、本当はおかしな話です。現に残業しなくても組織でうまくやっている人はいるもので、残業しないと評価が下がるというのは、あなたの思い込みにすぎないのです。上司や職場への依存が進むと、評価されるためには残業が必要という固定観念が生まれ、残業しないという選択肢が頭のなかから欠落していきます。「仕事だから仕方がない」と自分に言い聞かせながらたびたび残業をしている人は、この「人依存」の入り口にいるのではないかと疑ってみる必要があるでしょう。


依存体質とは、「本当はやめたいのに、なかなかやめられない」という状態のことです。その代表格といえば喫煙です。よくないとわかっていても、繰り返し吸っているうちにタバコが心の拠りどころになってしまい、自分の意志ではコントロールできなくなっている。


毎晩遅くまで残業をしている人のなかには、「仕事が多いんだから仕方がない」「早く帰りたいけれど、上司がね……」といった理由で、「残業が減らないのは自分のせいではない」と考えている人も多いのではないかと思います。たしかにそういう側面もあるかもしれませんが、もしかすると、残業が習慣になってしまって、「残業をしないとなんだか不安」といった依存体質になっていることも考えられるので、注意が必要です。


仕事を抱え込まないためには、「断ったり頼んだりすることを妨げている考え方」を克服する必要があります。そのためにもまずは、「仕事を抱え込むのは、無意識のうちに自分が選んだことだ」ということを思い出してください。仕事を抱え込むことを自分が選んでいるのなら、考え方を変えることで「仕事を抱え込まないことを選ぶこともできる」はずです。


相手の能力に対する懸念は、適切な頼み方を工夫することで解決できます。相手のスキルや能力を見極めて、それに合ったレベルの仕事を頼んだり、頼む仕事の範囲を限定したりすればいいのです。相手がその仕事に慣れて成果を出せるようになれば、組織の仕事効率もグンと上がるはずです。


他人を信頼するためには、自分のやり方が唯一の方法ではないという現実を思い出してみてください。仕事を頼んだら、その人なりのやり方でうまくやってくれるかもしれません。また、最初は慣れなくても、やっていくうちに仕事のクオリティーも上がってくるかもしれません。このように考えることができたら、あとは相手に対して否定的なことをあれこれ考えずに、試しに頼んでみることです。


仕事を抱え込んでしまうということは、見方を変えれば「他人を信頼していない」ともいえます。相手の能力に不安を感じているために、相手に仕事を頼めないのですが、かといって、仕事を任せられるように相手を指導するわけでもありません。こういう人は、「自分のやり方でないと安心できない」「周りの人も自分のやり方をすべきだ」という気持ちがどこかにあるのかもしれません。


相手の判断の先取りをやめるには、「相手がどう判断するかは相手次第で、自分ではどうすることもできない」と考えるようにしてみてください。仕事を断ったり頼んだりしても、非難されないかもしれません。それにどんなに頑張っても相手の期待に沿えなければ非難されることもあるものです。


必要以上に仕事を抱え込むことは自分のためにはなりませんし、周りのためにもなりません。仕事が時間内に終わらないばかりか、過剰な負担を背負い込むことで、「なんで自分ばかりこんなに仕事が多いのだろう」とストレスが溜まってしまいます。無理がたたって身体を壊してしまえば、それこそ周囲に迷惑をかけることになります。各人が仕事量を適度に調整して、組織として効率よく仕事を進めていくためにも、頼むべきときには頼み、断るべきときには断ることが大切なのです。


仕事を抱え込んでしまう人の多くは、真面目で責任感が強く、完璧に仕事をこなそうとする几帳面な性格の持ち主です。それでは、断ったり頼んだりするには、この性格を変えなければ駄目なのかというと、そういうわけではありません。仕事を抱え込んでしまう人には、仕事を断ったり頼んだりすることを妨げている考え方や思考パターンがあります。それらを変えることで、抵抗なく断ったり頼んだりできるようになるのです。


自分は運が悪いと嘆き、意欲を失って何もしないのではなく、逆境のときこそ自己成長の好機だと視点を変えれば、辛いながらも未来に希望を託して頑張ることができるのではないでしょうか。仮にうまくいかなかったとしても、その事実をありのまま受け止め、次の機会に挽回するために、新しい行動を起こせばいいだけのはずです。


人生は、グッドラックとバッドラックが交互に訪れるものです。一生成功し続ける人などいないし、反対に一生失敗続きの人もいません。つまり、そのときどきで運のよし悪しに一喜一憂するのは意味がないことなのです。「人間万事塞翁が馬」という故事成語もあるとおり、これはずっと昔からいわれている真理です。


互いの利益を考え、そのために自分にできることを一つ一つ着実に実行しいくこと。これが仕事運を高めるためのスタートラインだと思います。


自分の我を出しすぎると、嫉妬や焦りといった感情に陥りがちです。期待に執着するあまり、相手を操作して希望を叶えようとすることもあります。これを「支配モード」と呼んでいます。こうなると、自分のことにしか考えが及ばなくなってしまいます。このような状態の人は、自分では「ウィン‐ウィンの提案をしている」と思っていても、相手からみれば不本意な条件の提案をしてしまう、などという失態を犯しかねません。自分にとって有利な提案ばかりしていると、相手の理解を得られないばかりか、本当の意味での自己成長にもつながらず、ビジネス運をつかむことは難しくなるでしょう。


ときには運のせいにせざるを得ないほど理不尽で、辛い経験をすることもあるでしょう。そのようなとき、私が携わっているカウンセリングの現場では、「問題があること」自体はじつは問題ではなく、「問題によって悩み、ストレスを抱えること」のほうが大きな問題だと捉えます。ですから、場合によっては、とりあえずのところ、不本意な結果は運のせいにして、あとは本人が少しずつ課題に目が向けられるようにサポートしていく、という方法を採ることもあります。しかし、それはあくまで一時的な処置であり、いつまでも運のせいにしていたのでは成功は望めません。やるべきことに取り組まないで、「運がよくならないかなぁ」と神頼みをしている自分に気づいたとしたら、そこからがスタートなのです。


「運」というものは、よくも悪くも私たちにとって非常に便利な言葉です。たとえば、会社の同期が出世したのに、自分は出世できなかったとしましょう。そこで「自分は運が悪かった」と片づけてしまうことは、その原因をそれ以上考えなくてもいいのでラクなのです。自分の短所を直視して、それを補う努力をすることは、ある意味リスクを冒すことでもあります。人間には「安全の欲求」というのがあって、慣れ親しんだものをつい求めてしまう傾向を誰もがもっています。自分の課題に直面したくないために、心の自己防衛機能が働き、「運が悪かっただけで自分は悪くない」と思い込もうと無意識のうちに考えてしまうのです。


仕事で成功した人にその理由を尋ねると、「運がよかっただけ」という答えが返ってくることが多いようです。その言葉を真に受けて「運がよかったら自分も成功できる」と考えたとしたら、それは間違いです。なぜなら成功者たちの発言の裏には地道な行動や努力の積み重ねがあるからで、彼らにとってそういったものは当たり前のことなので、わざわざ口にしていないだけなのです。その当たり前のことをしっかりやった上ではじめて、運のよし悪しを語ることに意味があるのではないかと思います。


仕事で運をつかむには、行動が重要だとはいえ、不安や焦り、嫉妬や落ち込みなど、精神的に不安定な状況に陥ってしまうと、実際の行動に移せないというときもあるでしょう。そのようなときに行動を起こせるようになるには、どうすればいいのでしょうか。行動を起こせないときの心理を分析すると、そこには「期待への執着」があります。「こうなりたい」という期待は、それに向かって奮起するという面では役に立ちますが、あまり執着しすぎると、いろいろと問題が生じます。「期待どおりにならなかったらどうしよう?」と不安になったり、「自分には無理だ」とあきらめてしまったりと、「自虐モード」に陥ってしまうのです。しかも、期待といった場合、他人を意識しすぎている場合も多いのです。「上司にほめられたい」「周囲に認められたい」と頑張るのは、他人の基準を満足させるために頑張っているわけで、それを満たすことができなかったからといって自分を責めても、ストレスになるだけです。他人に認められることはもちろん大切ですが、現実を見据えて自己成長に焦点を当てれば、他人の評価にばかり気をとられず、自分にできることを一つずつこなしていくことの方が大切だと気づくはずです。


実際のところ、ビジネス運がいいか悪いかは、本人の考え方次第だといえます。たとえば、営業で新規の取引を受注できたことを「運がよかった」と思うか、「当然だ」と思うのか。本人の捉え方で、運はよくも悪くもなる。これを心理学的に捉えると、「運」というものは、事実に対する意味づけと考えることができます。つまり、本来そこにあるのは、「飛び込み営業で受注した」という事実だけ。その要因には、お客さんにニーズがあったのかもしれないし、プレゼンテーションに説得力があったのかもしれない。分析すれば、ほかにも要因があるでしょう。


いい人間関係を築きたいと考えている場合、「できるか・できないか」を伝えるだけでなく、「こうすればできる」という代替案を示しましょう。


断る際には、まず自分を頼ってくれたことに感謝する気持ちが大切です。そのうえで、相手がこちらの事情を理解してくれるような展開にもっていくのが理想でしょう。


断ることは、相手を拒否するわけではなく、自分の意思を相手に伝える行為。いたずらに恐れる必要はありません。


断れない人の多くは、「断ると相手を拒否したことになる」とネガティブに捉えています。そういう人は、断れば「人間関係が壊れてしまうのではないか」「自分に対する評価が悪くなるのではないか」といった不安に駆られて、断れなくなっていることが多い。


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