笠原健治の名言 一覧

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笠原健治のプロフィール

笠原健治、かさはら・けんじ。日本の経営者。ソーシャル・ネットワーキング・サービスのmixi創業者。大阪出身。東京大学経済学部経営学科卒。求人情報サイト「Find Job」を開設し、イーマーキュリー(のちのミクシィ)を創業。インターネットオークションサイト「eHammmer」をオン・ザ・エッジ(のちのライブドア)と共同開発したのち、SNSのmixiを開設。同サービスを軸に会社を大きく成長させた。2008年、32歳で米国経済誌フォーブスの日本の富豪40人の37位にランクされた。

ウェブサイトを好循環に乗せるには、ユーザーが求めるサービスに常に敏感であることが大事です。そのためには、ユーザーの声を聞くしかありません。


どんな立場でも、実現したいことと問題意識さえあれば、やれるかやれないかは、自分次第だと思います。


私にとって仕事ができる人とは、できない理由を自分以外のところに求めるのではなく、自分で責任をもって決定し、道を切り拓ける人です。


ビジネスを考えて、実行して、軌道に乗せるという循環が好きなので、いつでも新しいことがやりたいという思いはあります。これからも、お客さんの「あればいいな」という潜在ニーズを引き出して、サービスとして顕在化していきたいです。


企画や開発の担当者と毎日話し合いながら「よし、じゃあ今回は、これを改善しよう」といった具合にサービスを向上させています。この繰り返しで、mixiのコミュニティ機能や足跡機能、そしてトップページで日記の更新情報を一覧できる機能などが生まれました。


ユーザーが使用している様子をサイト上で観察したり、ユーザーを集めてヒアリングをしたり、アンケートを取ったり、コミュニティや掲示板でサービスの評判をチェックしたりと、相当な手間をかけて情報を収集しています。そして、集まった情報の中から、ユーザーが求めるサービスには何が大切か、優先順位を決めるのです。


撤退する可能性も頭に入れておきます。私は事業を始める前に、撤退基準を決めています。それをパソコン上に書き残しておき、時折、見返してみるのです。早めに撤退すれば、その分、別のサービスの立ち上げに注力できますから。


インターネットのビジネスには「好循環」か「悪循環」か、二択しかありません。そして、どのサービスも、最初は悪循環から始まります。mixiもそうでした。最初は誰も使っていないから広がらない。広がらないから集まらないという状態です。だからこそ、好循環にもっていくまでには、エネルギーが必要です。


求人サイトFind Jobを開設し、蓋を開けてみたら、誰からも問い合わせがありませんでした。「つくっただけでは駄目なんだな……」と、つくづく思いました。それで、自分で電話営業することにしたのです。自社のホームページに求人情報を出している会社に、一件一件電話して、なんとか50件くらいの求人を集めたのです。サイトって、50件くらいの情報が集まると、自然とユーザーもついてくるんです。そのうち、実際に応募してくれる人も出てきます。この好循環に乗せるのに、しばらく時間がかかりました。


(求人サイトのアイデアを思いついた後)本を読んでホームページのつくり方を覚える所から始めました。そうして次に、公開の仕方を覚え、ドメインを取り、一か月後にサイトをオープンしました。
【覚書き|求人情報サイトFind Jobを開設した当時を振り返っての発言】


バイト先の上司が「バイト募集を求人誌に載せるのは、お金がかかってしょうがない」と漏らしているのを聞いて、「これだ」と思いました。求人誌に出稿したいのにできない会社がたくさんある一方、求人誌には毎週たくさんの広告が載っている。「ニーズはまだまだあるな」と思いました。そこで、ネットの特性を活かして、大量のデータから求人情報を検索できるサービスをつくったら、企業にとってもユーザーにとっても便利なんじゃないかと、もう一刻でも早くやらなきゃと思いました。
【覚書き|求人情報サイトFind Jobを開設した当時を振り返っての発言】


社会に役立つサービスを提供できれば、収入は必然的に増えるものと考えています。


大学生時代につくった求人サイトがかなり育っていましたから、就職せずにリスクを覚悟のうえで創意工夫しながら続けていこうと決めました。就職そのものについては、大きな会社の動かし方を知っておく意味合いなどから、してもいいかな、という思いはありました。


困難そうに見える相手でも、熱意を持って依頼すれば動かせます。同時に、何事も一生懸命考え熱意を持って行動すれば、大人社会に対しても変化を起こせると知りました。この手紙の成功体験から得た考え方は私の精神的な柱のひとつとなり、のちの起業にもつながりました。
【覚書き|中学生時代、校長先生に水泳部をつくってほしいという手紙を出したことを振り返っての発言】


まだ社員数名の規模だったころ、我々からお願いして当社の転職サイト「Find Job!」の求人情報をヤフーの求人コーナーに提供させていただいたことがあります。まず、ニュースやIR情報を収集して同社の戦略を理解するとともに、いま、ヤフーにどのような魅力が足りないか、どうすればより収益を拡大できるかを考え抜きました。そのうえで、当時はまだなかったアルバイト求人コーナーの立ち上げを提案しました。零細企業だった当社の依頼が受け入れられたのは、「一緒に価値を提供したい」というこちら側の純粋な熱意が伝わったからだと思います。


人を紹介してほしいとお願いしたり、業務提携を申し込まれたり、仕事の中で依頼という行為は日常的に行っているものです。依頼状を書く際は、相手の立場になりきることを心がけています。文章の一字一句を見て相手がどんな印象を受けるかを考えるのです。


新機軸のサービスを売り出し、それがユーザーに喜ばれ、支持されれば、大きな成長を遂げることができる。それを定期的に生み出すことが連続的、非連続的成長に繋がる。


中途採用の面接では基本的には能力・経験と人柄の両方を見ています。「人柄」というのは感覚的なものですが、一緒に働いているイメージが沸くかどうか、一緒に働きやすいかどうかです。ベンチャー精神があるかどうかなども見ています。あとは人として信頼できるかどうか、仕事に対して前向きかどうかです。


トップダウンでやっていく案件はあると思います。全体を見渡している経営陣がリーダーシップをとって何か新しいサービスを打ち出していくということもあるでしょうし、一方で社内の若い感性を活かした新企画を出してもらい、両方を合わせた形にしていきたい。


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