笠井伸啓の名言 一覧

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笠井伸啓のプロフィール

笠井伸啓、かさい・のぶひろ。日本の経営者。ドイツの電子測定機器メーカーのローデ・シュワルツ日本法人社長。日本ヒューレット・パッカード(日本HP)電子計測営業統括本部EDA部部長、電子計測営業統括本部マーケティング部部長、アジレントテクノロジー株式会社電子部品計測事業部マーケティング部部長、プロダクトプランニング部部長、ジェイビルサーキット・ジャパン株式会社執行役員、コンシューマ・ビジネス事業本部本部長などを経て、ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社社長に就任。

ローデ・シュワルツは未上場のプライベート・カンパニーです。「投資する余裕があるなら配当に回せ」という株主や、短期的な業績だけを見て「リストラせよ」という株主はいません。研究開発を含む投資を長期的に確保し、お客様にとって価値のある製品を継続的に生み出し続けられる会社であるというのは、当社を選んでいただくうえでの大きな理由になると考えています。


技術的な優位性を維持するために、当社では売上高の15%以上を研究開発投資に回しています。比率こそほぼ一定ですが、事業の伸びに伴って投資の絶対額も伸びており、そうした圧倒的な技術開発力こそが他社に対する競争力の源泉になっています。


定器に関しては圧倒的な技術力が成長の原動力になっていると考えています。性能を出すためには一切の妥協をしないという考えの下、ギガ・ヘルツをさらに超えるテラ・ヘルツ領域での回路技術や超高速かつ超高性能な半導体技術などをすべて社内で持っている点などが挙げられます。


かつて電気工学や電子工学といえば大学でも花形でしたが、残念ながら現在は学生の人気も下がり、なかなか優秀な人材が育たなくなってきています。また、こうした学科を卒業したとしてもIT企業や銀行などに就職してしまうことが多く、電気・電子系の会社に学生がなかなか集まりません。そこで、短期的な利益を見込むのではなく、長期的に日本社会に貢献して優秀な人材の育成を支援しようと、大学の研究室に当社の高性能デジタル・オシロスコープを寄贈して研究に役立ててもらうために「デジタル・オシロスコープ寄贈プロジェクト」を開始しました。さらに、優秀なレポートを執筆した学生5名をドイツのミュンヘンにあるローデ・シュワルツ本社に招待して、最先端の技術開発を担当するエンジニアとの交流を通じて刺激を与えたいと考えています。


売上高の2桁パーセント以上を研究開発に毎年投じています。従業員のロイヤルティの高さも自慢です。90%以上の従業員が「自分の仕事を誇りに思う」あるいは「自分の仕事が好きだ」と答えており、優れた技術と相まって、この点こそが当社の競争力の源泉になっているのかもしれません。


当社はプライベート・カンパニーですので、上場企業にありがちな短期的な成果を目指すことなく中長期的な視野で事業を進められますし、そうした中長期的な事業活動を支える潤沢な手持ち資金もあります。


成長に向けた課題がブランド認知度とカスタマー・リーチです。放送機器や無線機テスタ、そしてEMCでの知名度はそれなりに高いのですが、一般のエレクトロニクス分野ではまだまだ認知が進んでいません。その分大きな成長余地があるともいえるのですが、まずは当社の名前やソリューションを知っていただくべく、プロモーションを工夫しながら次の飛躍へとつなげていきたいと考えています。


技術立国である日本の将来を担う人材の育成支援も重要と捉え、無線技術や高周波技術において次代を担う研究開発を選考し表彰するというアワードの意義に賛同し、微力ではありますが協力させていただいています。単なるスポンサードだけではなく、若きエンジニアの啓発や動機付けにも貢献できるような取り組みへと広げ次世代のリーダーの育成をお手伝いできればうれしく思います。


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