竹島愼一郎の名言 一覧

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竹島愼一郎のプロフィール

竹島愼一郎、たけしま・しんいちろう。日本のコンセプチュアルデザイナー。早稲田大学卒業。広告会社でコピーライター、コンセプトプランナーなどを務める。その後、コンセプチュアルデザインラボラトリを設立。『テレビはインターネットの夢を見るか』で大川出版賞受賞。著書に『「おでん屋」で企画書の書き方を学ぶ』『スライドデザイン スタイルブック 速プレ流 ビジュアルプレゼンの極意』『3秒で落とす 元祖!「1枚企画書」』『企画魂 プレゼン兄貴のかけこみ企画書相談室』ほか。

企画者がいい企画だと思っていても、相手がそう思わなければ、ボツになります。相手と共鳴することができれば、「このあとの企画内容を読んでみたい」と思うはずです。


人は心のなかで思っていることを簡潔明瞭に言い当ててくれていると、そのあとの企画内容にも好感を抱いてくれます。


企画の良し悪しについて判断するとき、企画内容だけが問題にされがちですが、それ以上に根本的なのは前提条件の正否です。つまり、「何のための企画か」が相手と共有されているかどうか、ということです。これが共有されていないと、企画が採用されることは難しいでしょう。


プレゼンをする相手が企画書で注目するのは、ずばり「企画内容」と「いくらで」の部分です。それだけ、「いくらで」は重要です。実行計画では「いくらで」を中心に考え、適当な項目だけを取捨選択します。四項目すべてを網羅する必要はありません。


複雑なことをシンプルに整理するためには、「二軸四面思考」が有効です。二つの軸を設けて平面を四つに分け、そのうえにマッピングするといいのです。これは、そのままスライドのデザインとしても使えます。どのような軸を設けるかは、扱う対象によって変えます。実行計画をつくる際には、「誰が」「いつ」「どこで」「いくらで」のそれぞれについて、適切な軸を用意し、二軸四面で考えるのがふさわしいのです。


企画内容を考える段階では、思考の拡散と収束を繰り返すことが有効です。一方、実行計画の段階では、緻密な思考が必要になります。


企画内容ができたら、それを実行するための具体的な計画を立てなければなりません。実行計画の中心にあるのが「目標」です。目標は、収支計画のような数値目標で表わされます。ですから、「誰が」「いつ(までに)」「どこで」「いくらで」実行するのかを総合的に判断したうえで、最終的には具体的な数字で指し示す必要があります。


企画が採用されるために大切なのは「この人と一緒に仕事がしたい」と思われることです。つまり、「この人は自分のいうことをよく聞いて、それに応えようとしてくれる」と思われることです。そのために重要なのが、背景を把握し、課題を抽出し、企画の目的を提示するという「前提条件」の部分なのです。


企画の背景となる相手の状況が把握できたら、そこから課題をピックアップしていきます。つまり、相手が望むことを実現させるためにはどのような課題に取り組まなければならないのかを、具体的に示すのです。まず、把握した背景をいくつかのトピックに整理して列挙します。これによって、プレゼン相手に対して、企画の前提となる条件が間違っていないかを確認することができます。相手とのあいだで諸条件を共有することができれば、それ以降、ボタンの掛け違いが起こるのを防げます。


企画書の最初のページには「はじめに」を書きます。「はじめに」として、あまり意味のない前置きの文章を長々と書く人がいますが、それでは相手が興味をもちません。その企画の「背景」「課題」「目的」を、端的に書くべきです。これらが相手の望むことと一致していてこそ、企画内容に興味をもつのです。「背景」とは、これからプレゼンをする企画の背景となる、相手の状況を指します。


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