竹内洋岳の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

竹内洋岳のプロフィール

竹内洋岳、たけうち・ひろたか。日本のプロ登山家。東京都出身。立正大学仏教学部卒業。日本人で初めて8000メートル峰全14座の登頂に成功。文部科学大臣顕彰・スポーツ功労者顕彰、植村直己冒険賞、秩父宮記念山岳賞を受賞。

いかに細部まで想像できるかどうかを、登山家は競い合っているようなもの。そして、より多く想像できた者が登山に成功する。


「そんなものはないだろう」と想像をやめたらそこでストップしてしまう。


考えた想像をどんどん修正していくことが重要。「このルートで登りたい」という願望から始まった登山でも、どんどん変わっていい。「計画通りにいかなかったら失敗」という考えは、少なくとも登山の世界にはありませんから。


山はどれも違うから、過去の登山の経験は役に立たないし、同じ山に再び登るとしても、天気から何からすべてが異なる。むしろ、「前回の登山ではこうだったから、今回もこうなるだろう」と引きずりがちな分、厄介な存在。判断を惑わせるバイアスでしかないんです。


「危ない」「大丈夫そうだ」という感覚が登山ではすごく大事だと思う。だから、好条件のデータが揃っていても、その場で「何かおかしい」と思ったらすぐに引き返しますよ。逆に悪条件のデータばかりでも、「いや、いけるな」と感じたら、躊躇せずに行く。


「途中下山=登頂を諦めること」ではありません。その山に登ることを一時やめはするけれど、諦めているわけではないという意味です。下りて、その山に二度と来ないのであれば諦めたことになるけど、再び挑戦するから、その途中下山は登るためのプロセスなんです。


事前にとにかく想像し尽くすんです。登山は想像力がとても問われるスポーツ。それこそ、「どの山に登ろうか」に始まり、「その山に登るのはいつか」「誰と一緒に行くか」「どんな道具が必要か」「どのルートにするか」……と最初は自分の願望から想像を始めていきます。


山の天気を私専門に予測してくれる気象予報士さんがいて、その精度はとても高い。だからといって、100%それに従うわけではありません。自分の目で空を見て、雲の様子や風の向きなどを考慮して、総合的に判断します。計画よりも、むしろ必要なのは、登山中の変わりやすい天気に自分のコンディションをいかに合わせられるかというスキルです。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ