竹内敬介の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

竹内敬介のプロフィール

竹内敬介、たけうち・けいすけ。日本の経営者。「日揮」社長。兵庫県出身。大阪大学基礎工学部卒業後、日本揮発油(のちの日揮)に入社。石油化学プラントの設計・建設のプロジェクトに多数携わる。取締役などを経て社長に就任。

究極的には企業の資産は人です。コンピューターシステムも大きな資産ですが、それを使うのは人だからです。


若手が専門外でわからないことがあったとします。私は他部門の先輩社員に聞きに行くよう指示し、その先輩に電話します。「今からウチの若いのを行かせる。『もっと勉強しろ』と叱った後で、しっかり丁寧に教えてやってほしい」と。人は緊張すると事がよく頭に入り、勉強する気も起きます。客先にも同様のお願いをしました。


もはや手計算や手作業による設計の時代に時計の針を戻すことはできません。それでも頭の中で絶えず原理原則を理解して、コンピューターを活用する人材の育成が欠かせません。コンピューターが導いた結果に誤りがあれば、何かそこに違和感を感じ取れる。そんな直感力が必要だと心から思います。


あるプラントを建設した際のことです。大きなリアクター(化学反応を起こさせる装置)を鉄骨で支持する構造物を作りました。ぱっと見たら、何となくリアクターの大きさと鉄骨のバランスが悪い。何回も計算をやり直しましたが計算上は問題ありません。ところが、試運転すると、ものの見事に揺れました。よく調べるとガスを横から吹き込む設計になっていましたが、その吹き込み力を設計に織り込んでいなかった。設計変更して鉄骨の強度を高めて事なきを得ましたが、コンピューター頼みで設計するリスクを痛感しました。


最近は技術が高度化して、コンピューターなどITを駆使するようになりました。精度は格段に向上し、効率も高まりましたが、必ずしも良いことばかりではありません。自分の頭で考えないで、分業化された仕事をただこなすエンジニアが増えるリスクも高まりました。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ