竹内弘高の名言 一覧

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竹内弘高のプロフィール

竹内弘高、たけうち・ひろたか。日本の経営学者。ハーバード大学ビジネススクール教授。東京出身。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。大手広告代理店マッキャン・エリクソン勤務、カリフォルニア大学バークレー校で経営学修士号、経営学博士号を取得。カリフォルニア大学バークレー校講師、ハーバード大学ビジネススクール講師・助教授、一橋大学商学部助教授・教授、一橋大学国際企業戦略研究科長などを経てハーバード大学ビジネススクール教授に就任。

実体験は、人を大きく変える力を持っている。


現場を見て、体験して、理論とは異なる現実の問題にぶつかれば、新しい発見がある。


「善」を語るには、真逆の「悪」も理解しておく必要がある。


未熟な時に感じる素朴な疑問こそ、実は、議論では大切。


教養を身につけるには、真面目に青臭い議論を交わすことが何より大切。


現場にどっぷり浸って考えるのは、とても大事なことです。現場に行くと、知っている理論と違うことがいろいろと起こるでしょう。しかし、議論が弁証法で深いものになっていくのと同じで、理論と現実がぶつかりあうからこそ新しい発見ができます。


日本人はグループで作業するときに力を発揮します。私が担当したプログラムで、留学生がそれぞれの国を代表して何かやる「カルチュラルナイト」というイベントをやりました。そのとき日本の留学生たちは一致団結して入念な準備を行い、阿波踊りを披露しました。これがウケて、会場は大盛り上がり。日本人の株は急上昇しました。みんなの協力が必要な場面で発揮される日本人の強さについては、けっして海外のエリートに劣るものではないのです。


ハーバードの卒業生は、困難に直面しても、どこか余裕たっぶりに見えます。それはおそらく、学生のときに大量の予習と向き合ってきた経験があるからです。予習しなければ議論に参加できないというプレッシャーを何度となく乗り越えてきた経験が、人生にゆとりを持たせるのです。


学生たちが文句を言いたくなるほど、たしかにハーバードの予習量は膨大です。教授が学生の限界を試すようなところがあって、学部なら「次回まで課題本を2冊読め」、ビジネススクールなら「25ページのケースと、関連する論文を読んでこい」と平気で求めてきます。まともにやっていたら、とても読み切れをい量です。ただ、その結果として、学生たちの実務能力も高まります。限られた時間の中で大量の課題に対応するうちに、どこにポイントを絞って読むか、あるいはどこは斜め読みしていいかという判断力がつきます。


アメリカのいい学校では、高校2年生あたりから教養にどっぷり浸ります。たとえば哲学の時間には、デカルトやハイデガーを読んで議論を行います。高校生にとってハイデガーは難解で、本当はよく理解できていないかもしれません。それでもエッセンスを知り、自分なりに考えて議論をしていくことで世界観が奥深いものになっていきます。


グローバル社会で活躍する人の多くは、世のため、人のためという「共通善」を持っています。たとえばある国で事業を行うとき、お金儲けだけでなく何らかの付加価値を与えて、その国の人から「来てくれてよかった」と思ってもらえる事業を展開できるか。そのような意識がないと、グローバル社会で人々の支持を得るのは難しいのです。


最近の日本の若者は内向きで頼りないというのはウソです。ハーバードビジネススクールで学ぶ日本人は、20年前と比べて減っています。しかし、それは若い人が内向きになったからではなく、企業派遣が減ったから。いま来ている学生たちは、数こそ少ないものの、何のために学ぶのかという強い目的意識を持っています。そういう意味では、情熱があって頼もしい。


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