秋山英一(経営者)の名言 一覧

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秋山英一(経営者)のプロフィール

秋山英一、あきやま・えいいち。日本人経営者。「ロッテ百貨店」副社長。佐賀県出身。早稲田大学商学部卒業後、三越百貨店に入社。大阪三越婦人子供服部長、百貨店福岡玉屋小倉玉屋常務営業本部長などを経てロッテにヘッドハンティングされる。韓国ロッテホテル常務・百貨店事業本部長、ロッテ百貨店副社長などを務め、韓国に本格的な大型百貨店を設立することに尽力。「韓国百貨店業界の父」と呼ばれた。

「おもてなし」をはじめとする日本の良さを世界に伝えていくことはもちろん大切です。この先、さらに重要になっていくことは間違いないでしょう。でも、こちらの良さを伝えようとするのであればなおのこと、相手の歴史や文化、生活、価値観などをきちんと理解しなければなりません。


韓国に百貨店をつくるので来て欲しいと呼ばれた当時、韓国にも百貨店はありましたが、私が見る限り様々な問題があるように思えました。とりわけひどいと思ったのが従業員の接客態度です。売り場で腕組みしていたり、商品を見るだけで買わずに立ち去るお客様に「チッ」と舌打ちしたり、といった具合です。私は店に来たお客様に楽しく買い物をしてもらえるように、日本の百貨店でやっているようなお辞儀を導入することにしました。社内には「お辞儀などどこもやっていない」という批判もありましたが、結局、押し通しました。百貨店が開業すると、お辞儀の接客は大きな話題となりました。ところが、ある日、一人のお客様が私にこんなことを言ってきたのです。「何も買っていないのに、ありがとうと言われるのはやはりおかしい」。お客様の言葉に、私は日本式の接客を続けるかどうか悩みました。それでも、お客様を大事にする姿勢は間違っていないと信じ、続けることに決めたのです。すると、そのうちにほかにもお辞儀をする店が出てくるようになり、今ではどこの百貨店でもお辞儀をするのが当たり前になりました。


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