福川伸次の名言 一覧

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福川伸次のプロフィール

福川伸次、ふくかわ・しんじ。日本の経営者。「電通総研」社長、機械産業記念事業財団会長。慶應義塾大学工学部から法学部へ移り卒業、通産省に入省。大臣官房企画室長、大平総理の秘書官、貿易局長、通産大臣官房長、産業政策局長を経て通産省事務次官。退官後に神戸製鉄副社長を経て電通総研社長に就任。そのほか東洋大学理事長を務めた。

日本再生に大切なことは、やはりイノベーションに尽きる。


技術は日進月歩で、今後はそのテンポがさらに加速します。企業もいかに変われるかが存続の条件といえます。


ソフトパワーが問われるようになって以来、日本人は自信を喪失しています。その自信の喪失が今回の不況からなかなか脱却できない理由でもあるのです。


個人のソフトパワーが非常に重要になってきます。国や企業のソフトパワーと言っても、結局は個人のソフトパワーに依存するわけですから、個人がいかに自分の資質、能力、人格を高めていくか、いかに自分で選択して、自己責任を全うしていくかが求められます。


新しい分野に挑戦して、文化面で精神的充足を図り、国内はもとより国際的にもネットワークを広げて、好ましい関係をつくっていくことが最も重要なソフトパワーなのです。


これまでの日本のイノベーションは「優れたモノを作れば売れる」というプロダクトアウト型の発想でしたが、今後は消費者のニーズを踏まえて、「売れるモノを見つけ出して作る」というマーケットインの発想に転換することが重要になります。そのためには、自らの専門分野に拘泥することなく、広角的な視野を備え、多様な分野を横断的にみて新たなニーズを発掘する力が必要になるでしょう。


いまトップとして活躍している人も、様々な困難を乗り越えて、自己改革を図り、現在の地位を築いたはずです。学生にはその経験談から多くのものを学んでほしいと願っています。


国際会議が増える中で、他国の人々が次々に意見を表明しているのに、日本人は割って入るパワーが欠如しています。外国の友人からは「国際会議では立ち上がりながら意見をまとめて発言するものだ」と言われたこともあり、そこまで鍛えてほしいと思います。


社会構造が激変期を迎える中で、私は新しい時代を切り拓く若者に4つの力を身につけてほしいと考えています。第1は自己決定能力、すなわち自分で考えて決定し、実行できる力です。第2は豊かな国際感覚です。グローバリズムを抜きにして日本が存在感を示すことは困難ですから、世界を舞台に活躍する意欲が求められます。第3はコミュニケーション力です。それも単に自分の意見を伝達するだけでなく、相互理解を図り、共感し合う段階にまで能力を高めることが望まれます。第4は新分野に挑戦する気概です。


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