矢野貴久子の名言 一覧

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矢野貴久子のプロフィール

矢野貴久子、やの・きくこ。日本の経営者。カフェグローブ・ドットコム社長。立教女学院短期大学専攻科卒業後、日経BP社に入社。その後、フリーライターとして独立し、『Oggi(オッジ)』『Domani(ドマーニ)』『Hanako(ハナコ)』『Ginza(ギンザ)』『FIGARO(フィガロ) japon(ジャポン)』『TARZAN(ターザン)』『BRUTUS(ブルータス)』などに携わった。働く女性のための本当に役立つメディアを目指し、カフェグローブ・ドットコムを設立。複数のウェブサービスを順調に成長させた。そのほか、日経BP社「Brand Japan2002」選考委員、日経BP社「日経BP広告賞」審査委員、日本広報協会広報アドバイザー、日本能率協会マーケティング総合会議企画委員、デジタルハリウッド大学院客員教授Webコンテンツ編集、総務省「情報フロンティア研究会」構成員、経済産業省アジア消費トレンドマップ研究会、経済産業省アジア消費トレンド研究会メンバー、日本マーケティング協会『ホライズン』編集委員、株式会社ワーク・ライフバランス アドバイザリーボードなどを歴任した。

小さなことでも結果をきちんと出すことで、ひとつの信頼が生まれます。そうやって信頼される人間関係を築いていってこそ、その先の仕事も見えてくるものだと思います。


まず、直感的に「いける」と思ったあとに根拠を積み上げていくのが、私のスタイルなんです。「やれる」ということを前提に考えると、極力、自分ができることは何かを探そうとします。そのうえで、リスクを十分に検討していくのです。


お茶くみやコピー取りでも、役に立たない仕事はありません。私がそうした編集雑務のアシスタント時代に学んだのは、どんな仕事でも、無駄な経験はひとつもないということでした。いかに早く美しくコピーをとるか、いかにおいしいお茶をいれるか。そう考えれば自分も楽しいし、周りからも信頼されます。


自分が何をやるべきかをイメージできれば、仕事に対する誇りも生まれてきます。そうして問題点をクリアにしながら、「どうやったらできるか」という視点で、ゴールへの道筋を調整していく。「できた!」という充実感も、そこからきっと味わえるはずです。


別の視点から自分を見つめ直すことは、全体を俯瞰することにもつながります。ですから、自分の狭い範囲で行き詰ってしまったときは、異なる立場の人と会うなどして、いまの仕事が自分のキャリアプランや会社全体の将来にどうつながっていくのか、こじつけでもいいから考えてみることが大切です。


落ち込んだときは、信頼できるほかの経営者の方とお話しします。一人で考えていると、頭が妙に凝り固まって、何か大事なことを見落としてしまいがちです。だから、どれだけ相談相手を持っているかが大切です。


編集の仕事を始めたとき、所属していた編集部で、「向いていない」と罵倒されて、悔しい思いを味わいました。でも、それは私のレベルが低かったからです。そこで、使えない自分を使えるようにアップさせる方法は何か、それにはどれくらい時間がかかるのか、周りの先輩に聞いて回ったりしました。すると、「1人前になるには3年かかる」と言われて、それなら「まずは3年やってみよう」と思いました。実際、3年で仕事に慣れました。いま思えば、あのとき目の前のことに一生懸命取り組んだことが、結果的に次の仕事につながっていったと思います。


リスクを考えるときは、自分が最大限リスクを負ったときに何が起きるかをイメージします。たとえば、会社がつぶれたときに社員の就職先を走り回って探せるか。あるいは借入金がある場合、一生かかって払えるだけの金額であるか。最悪のケースをシミュレーションしながら、「ここまでならリスクを負える」と判断して進むと、新しいことに飛び込む覚悟もできます。


「女性に役立つメディアをつくりたい」という思いがなにより強かったので、出版の仕事からの方向転換という意識はありませんでした。ネットなら雑誌と同じ、もしくはそれ以上のことができるんじゃないかと。とくかく「命さえとられなければいい」と思えるほどやりたいことだったので、どうしたら実現できるかを突き詰めて考えました。


20代後半に、女性誌の連載で「世界で働く日本人女性」というテーマの仕事をいただき、世界に散らばっている日本女性の方々を取材しました。そこで目の当たりにしたのが、彼女たちが政治・経済などに強い関心を持ち、それらの話題も日常会話に出てくることでした。日本では、女性同士が政治や経済をネタにおしゃべりするのは珍しく、女性誌もとりあげない。そこで働く女性向けに、ビューティーやファッションだけでなく、政治や社会情勢も含めた高い情報を提供するメディアをつくりたいと思ったのです。


20代後半から、「人の喜ぶ顔が見られて、一生続けられる仕事はなんだろう」とずっと考えていました。


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