白取春彦の名言 一覧

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白取春彦のプロフィール

白取春彦、しらとり・はるひこ。日本の作家、翻訳家。青森県出身。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業後、ベルリン自由大学に留学。哲学、宗教、文学などを学んだのち帰国。その後、宗教と哲学に関する入門書や解説書を手がけた。

どうなるかわからない結果を先取りして考えようとすると、自分の思考も行動も不自由になるだけです。


自分を変えるというと、今の自分を否定することのように考えられがちですが、それは間違いです。自分にできることを無我夢中でやることが、自分を変えていくのです。


勧めたいのは、自分の悩みや不安をすべて箇条書きで書き出すことです。そして、翌日それを見直してみましょう。そのとき、事実ではないもの、思い込みや感情でしかないものは横線を引いて消していきます。そうすると、たいていの場合、事実はひとつかふたつしか残りません。あとはすべて余計なことばかりなのです。課題がひとつやふたつなら、自分がやらなければならないことがはっきりします。余計なことは考えず、まずはその問題に取り組みましょう。


いっときの感情からグチや文句や独り言を口にしても、気分はさらに悪くなるだけ。いつも怒っている人は愉快に毎日を過ごすことはできません。大切なことは物事を簡単に判断しないということです。雨が降っていたら、「雨が降っている」という事実を受け止めて、傘をさせばいい。他人の言動でおかしなものがあれば、直接問いただせばいいのです。


部下がいうことを聞かないとグチをこぼす上司は大勢います。でも彼らは、なぜ部下が自分のいうことを聞かないのかわからない。だから自分の中で「あいつはこう思っているんじゃないか」と勝手に推測をして、その部下に対するネガティブな気持ちを増幅させてしまうわけです。そして、些細な行き違いにもかかわらず、思い込みを暴走させて大きな溝になってしまう。こういう状況では、本当は、直接「なぜいうことを聞かないのか」と尋ねればいいだけの話。それなのに、多くの人は自分の予断にとらわれて、余計に関係をこじらせてしまう。人間関係の不幸は、こうした予断から生じてくるものなのです。


私たちは、自分をダメなやつだとか、落ちこぼれだというふうに責めることがある。でも、そうやって自分の中に悪いところを見つけても、それは決して固定的なものではないということです。ダメな自分も意志次第で変えることができる。


なぜか人間は、自分の将来について考えると、現在を基準点にして、その延長上でキャリアプランのようなものを立ててしまう。なぜ、それがまずいのでしょうか。こういう直線的な考え方に縛られてしまうと、くだらない法則的な思考にひっかかってしまうからです。たとえば、今期の営業成績が悪いと、その先もきっとうまくいかないと落ち込んでしまう。でも、そもそも「今期の営業成績が将来の成績を決める」という結びつき自体、思い込みでしかありません。そんな法則が事実としてあるわけではありません。ところが、直線的な考え方が染み付いてしまうと、こういう思い込みを事実と勘違いするようになってしまうのです。


人間は何かに夢中で没頭しているときには、余計なことを考える暇がないので邪念が入りません。目の前にあるやらなければいけないこと、解決しなければならない問題に全力を尽くして取り組むことが、新しい自分をつくる糧になります。


仕事中に人生のことを考えてしまうのは、たいてい仕事でうまくいかないことがあったり、仕事がイヤになったりして、逃避したい気持ちがあるから。仕事のことを考えたくないから、人生のことを考えているフリをしているのです。そういう状態で頭の中で人生についての理屈をこねまわしても、ポジティブな気持ちは持てません。


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