畑喜美夫の名言 一覧

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畑喜美夫のプロフィール

畑喜美夫、はた・きみお。日本の高校教諭(体育)、サッカー指導者。小学2年生から広島大河フットボールクラブでサッカーを開始。高校生時代にU-17日本代表に選ばれる。順天堂大学に進学し、U-20日本代表に選ばれる。同大学サッカー部の勝利に貢献したが怪我で現役引退。大学卒業後、高校の体育教師となる。広島観音高校を全国高等学校サッカー選手権全国大会へ導き、翌年に全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会で初優勝を果たした。

強くすることや勝つことにこだわらなくても、人は育っていくものです。生徒が自分たちでコーディネートできる環境をつくり、それをトップが一歩引いて見守っていくのが、理想の組織像のひとつといえるのではないでしょうか。


学校のクラブ活動ではありますが、私はひとつの「経営」だと思って取り組んでいます。「素敵」で「魅力」のある組織をつくって経営していくことで、人間力が育ち、結果的にすばらしい成果も表れます。


監督の私一人の目で観て判断するよりも、選手11人が観て、感じて、自主的に判断しつつ、力を合わせて戦うほうが、プレーの質が高くなる。


練習中、生徒たちが何かミスをしたときには、「今、なぜミスをした?」と聞くようにしています。これに生徒が答えたら、次は「じゃあ、どうすればいい?」と。つまりミスの原因も、その解決方法も、すべて自分で考えさせます。そうすることで「気づく能力・考える力・判断力」などが養われていくのです。


私が生徒を叱るのは「怠けたとき」「人の心と体を傷つけたとき」「嘘をついたとき」だけです。


子供たちが社会に出たとき、サッカーで学んだことを生かして、ひとつひとつの仕事をきっちりできる人間に成長してほしいのです。プロになるような選手は一握りで、サッカー以外の世界に進む生徒がほとんどです。彼らの人間形成の土台づくりを大切にしたいんです。


部室を整理して、バッグやシューズを「素敵」にそろえて並べることで、部員たちは細かいことに目配りができるようになり、いい意味で物事に「こだわり」を持つようになりました。その意識の変化が、たとえばサッカーをするときのパスの精度やシュートの決定力などに表れるようになったんです。この手法は、前任の観音高校(県立広島観音高等学校)ですでに結果を出していて、同じやり方を安芸南にも持ち込んだわけです。


安芸南サッカー部を改革したとき、私はまず、変化が目に見て分かる部室から「素敵」に感じさせるようにしました。練習へのスタートの場所であり、終了後に気持ちよく迎え入れてくれる場所です。過ごす時間も長い。ただ、強制的にやらせはしませんでした。とにかく、なぜ部室をきれいにすることがサッカー上達のファクターになるかを考えさせるようにしていったのです。いざきれいになってみると、気持ちがいいですから、だんだん皆で掃除をすることが習慣になりました。


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