畑中好彦の名言 一覧

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畑中好彦のプロフィール

畑中好彦、はたなか・よしひこ。日本の経営者。「アステラス製薬」社長。静岡県出身。一橋大学経済学部卒業後、藤沢薬品工業に入社。MR(医薬情報担当者)、経営企画部長、アステラスファーマ米国社長などを経てアステラス製薬社長に就任。

見えないほどの大きな変化を見逃すな。見逃すほどの小さなシグナルを見つけ出せ。


当社にとっての安定とは、変化し続けることです。


複雑な変数が、加速度的に増加していく中で、最適解を出し続けること。これは当社が生き残っていくうえで不可欠の条件です。


会議が物事を決めるのではありません。組織や仕組みをつくれば、問題が解決するわけでもありません。決めるのは「人」、解決するのも「人」なんです。


アステラス製薬は合併によって誕生した企業ということもあり、多様性を尊重し、様々な人の意見を受け入れる企業風土が整っています。これは我々の大きな強みです。


日本全体としても、個々の企業としても「自分たちは世界の中でどのような競争力を持っているか」を、常に考え続けなくてはなりません。


個人や会社全体の目利き力を高めるには、「多様性」を確保することが不可欠です。実際に研究をやっている人はもちろん、ベンチャーファンドの経営者や大学の先生などともしっかりした関係を築き、様々な視点を意識することが大事。外部企業との提携によって新しい血が入ってくることも多様性の確保に大きな意味があります。


重要なのは「目利きの力」だと思います。どうやっていいものを効果的に見つけるかということですね。これについては個人の持っている能力やネットワークにかかってくる部分が大きいですが、会社全体としても能力を高めていかなくてはならない。


アステラス製薬の規模や限られた経営資源を考えると、全ての領域の疾患に対して研究開発を行うことは現実的ではありません。


世界大手各社には、後発医薬品や一般用医薬品へ経営資源を分散している企業が増えています。これに対し、当社は2005年のアステラス製薬発足以後、一般用薬品部門を売却。自社の強みを最も強く活かすことのできる医療用医薬品、中でも新薬ビジネスに経営資源を集中しています。


私自身、疑問が湧いたり、分からないことがあると、すぐに世界各地の担当者にコンタクトを取り、確認や質問をするようにしています。すると面白いもので、その発信を契機に、さまざまなところから答えやヒントが集まってくるようになる。


多様性のある個人が社会との関係性を正しく認識し、いま自分に何が求められているかを常に考え、行動できる会社。そして、それぞれが能力を最大限に発揮し、結果を出せる環境。これらをつくるのがマネジメント層の役割です。


新薬開発には9年から17年という長い年月がかかります。この時間軸の長さは、ともすれば、研究、開発、生産、営業活動などの各部門で、価値観のズレを生じさせる恐れもある。だからこそ我々は「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」との理念のもと、常に1万8000人の想いが一つになった会社「Oneアステラス」であることを目指しているのです。


科学や技術のイノベーションを患者さんの価値に変えて届けるのが我々の存在価値であり、その実現のためには、外部との連携も積極的に図りますし、組織や事業プロセスも、さらに磨いていく構えです。


一人一人の社員がアンテナを高くし、感度を高め、ネットワークを広げていく。そして新たな価値につながる可能性をキャッチし、既存の枠を超えたコラボレーションで結果を出していく。このような社員のオーナーシップが我々の事業活動の駆動力だと、私は思っています。


当社は合併当初から、社内外において可能な限り透明性の確保、価値の明確化に努めてきました。「我々はどういう社会的価値を創造していくのか」「患者さんにどんな価値をお届けするのか」。だからこそ、研究開発の現場でも、グローバル会議でも、各地でのタウンホールミーティングでも、同じ目線で議論ができる。これがアステラス製薬の強さの一つではないかと思っています。


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