由井常彦の名言 一覧

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由井常彦のプロフィール

由井常彦、ゆい・つねひこ。日本の経済学者、経営史家。長野県出身。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科修了。経済学博士号を取得。明治大学経営学部教授、日本経営史研究所名誉会長、三井文庫常務理事・文庫長、文京学院大学大学院経営学研究科教授などを務めた。

全体として見ると日本はそんなに悪くないし、そんなに悲観するのはおかしいのです。それはちょうど、バブルのときに「日本は世界一」と言ったことの裏返しなのです。


成熟期を迎えると、成長率は必ず下がります。かつてイギリスやアメリカも歩んだコースです。まだまだ成長期にある中国やその他の新興国と、成長率の比較をするのは意味がありません。


不況期にあまりに深刻に考えると判断を誤ることになります。むしろ長期的、ときには超長期的に考えることが必要で、そこから冷静な判断と努力が大切なことだということです。


「百年に一度の大不況」などと言いますが、過去、明治時代から現在までに、いわゆる不況期というのは十数回あります。その中で、特に大きいと感じられたものが、5、6回。だから、私どもが研究したところでは、本当に「百年に一度」といわれるような大不況とは、だいたい2、30年に一度くらいで、そのときは常に「百年に一度」くらいに感じられるものなのです。


常に楽観的な考え方を持つ必要があります。現在の日本企業をみても、石炭火力や公害対策の技術などでは日本は世界一でしょう。先人たちの経験から大不況期の対処を学び、慢心することなくよりよい経営をめざしていく姿勢が大切なのだということです。


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