田久保善彦の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

田久保善彦のプロフィール

田久保善彦、たくぼ・よしひこ。日本のコンサルタント。「グロービス経営大学院」経営研究科研究科長。東京出身。慶應義塾大学理工学部卒業、慶應義塾大学大学院工学研究科修了、スイスIMD PEDコース修了。三菱総合研究所などを経てグロービス経営大学院で教鞭をとった。著書に『志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために』『ビジネス数字力を鍛える』『社内を動かす力』。

知識や理論も、学ぶだけでは結果につながりません。実務で使うことが大切。


本を読むことは大事ですが、知織や理論は具体的な事例を通して学んだ方が身につきやすい。


経営理念は「たかが言葉にすぎない」という人もいるかもしれません。でも人間は言葉で思考する生き物ですから、言葉は非常に大切です。


結局は、経営理念を反映した行動が日々行われているかどうかに尽きる。


何を実現させるために学ぶのかという原点に、きちんと向き合うことが大事。


自分たちはいったい何者で、自分たちのコアになるものは何かということを、きちんと理解しているのが強い会社であり、永続する会社。


自社の経営理念をこよなく愛し、自分の体の中に取り込んで仕事をしている社員が多いほど、企業は強くなると私は思います。


バラバラに学んだ知識を体系立てて整理して自分のものにするには、ある程度の基本を身につけたら、人と議論していくことが重要です。最も効果的なのは実務で経験を積むことですが、それでは時間がかかりすぎるという場合は、ビジネススクールを活用するのもいいでしょう。


特に人事制度の変更は最大の意思表示。今、多くの企業が社員に英語力を求めていますが、これは乱暴に言うと「英語ができない人は要りません」という意思表示です。例えば自社で、自分に不利益な人事制度が導入されたら、自分が会社が求める人物像から外れたということかもしれません。


経営学はいわばビジネスの法則ですが、経営層だけでなく、若手を含むすべてのビジネスパーソンが学んでおくべき。それなのにビジネスの現場では、「自分は営業だから、会計のことは分からない」といった、他分野のことを知らない人がとても多い。これはとてももったいないことです。


経営理念を浸透させるための方法論としては研修もありますが、企業の経営者をはじめとする上役たちが、経営理念を体現した経営判断なり発言を日々の仕事の中で行なっていくことで、社員は「なるほど、うちの経営理念はこういうものなのか」と納得できる。


経営理念が真に生きているかどうかは、社員たちが行う日々の判断や行動の中に、その企業が大切にしている基本的価値観が活かされているかに尽きる。


大切なことは「理念」という名前がついているものがあるかではなく、それぞれの会社が何を大切にして商売をしていくのかという根本的な価値観が、広く深く社内に浸透しているかどうか。


経営理念とはシンプルに表現すると、創業者が何のために、何をしたいと考え、人としてどうありたいと思ってこの会社をつくったのか。あるいは社員にどうあってほしいと思って会社をつくったのか、だけなのです。これを社是と呼ぶ会社もあれば、理念と呼ぶ会社もあり、綱領やWay、クレドと呼ぶところもあるだけです。


自分はどう生きたいかという志そのものはパーソナルなものですが、自分が志を持って何かをしようと思えば、一人でできることには限界があり、周りの人たちを巻き込まなければなりません。そのとき、自分の志をコミュニケーション可能な言葉にする必要もあるでしょう。それがまさに経営理念の「卵」のようなものではないかと私は考えています。


そもそも自分は何をしたいのか、自分に残されている時間をどう使い、何を成し得たいのか。そして自分は最終的にどのように社会貢献をしたいのか、という志なくしてマーケティング、財務、会計などの知識を身につけても、使い方を誤る可能性がある。


グロービス経営大学院が最も大事にしているのは「志」であり、私たちは「志」を「組織・人事」「戦略・マーケティング」「会計・財務」などに並ぶ一つの科目領域に設定しています。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ