田中耕一郎の名言 一覧

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田中耕一郎のプロフィール

田中耕一郎、たなか・こういちろう。日本のクリエイティブディレクター。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、広告制作会社TYOを経て、Projectorを設立して独立。日産ウェブシネマ「TRUNK」、NIKEケータイフットボール「蹴メ」、ダンスミュージック時計「UNIQLOCK」、ケータイミュージックジェネレーター「iida calling」など、数々の革新的なインタラクティブ広告キャンペーンを手掛ける。世界3大広告祭(カンヌ広告祭、NYワンショウ、クリオ賞)で全てグランプリを獲得。カンヌ広告祭審査員、NYADC会員。

どんなに予算を投じても、どんなに優秀なクリエイターを集めても、出来上がる広告がクライアントのレベルを超えることはありません。ウェブサイトも同じです。ユニクロは「僕の提案を待つ」のではなく、「アイデアを出し合う」というスタンスで意思決定の仕組みが出来上がっていました。クライアントとクリエイターが対立するのではなく、成功というゴールに向かって共に手を携えて迎えるかどうかが成否を分けるのだと思います。


ウェブの予算が乏しいということは、アクセスを集められない言い訳にはなりません。現に「ユニクロック」の広告予算も決して潤沢ではありませんでした。しかし、だからこそアイデアを素直に具現化することができました。限られた予算だったからこそ、思い切ったものがつくれたのかもしれません。


ウェブサイトはテレビCMと違い、流すだけで見てもらえるものではありません。だから消費者にとって「面白い」とか、「使える」といった目的になり得るかどうかが非常に大切です。消費者の目的に合うサイトをつくれば、その評判はネット上にあっという間に広まり、紹介され、使ってもらえます。24時間365日、全世界の人々から自社の広告が発信され続けることになります。これがテレビCMとは異なるウェブの面白いところでしょう。


YOUTUBEに流すユニクロの映像の中身には苦心しました。押しつけがましい宣伝ではなく、ユーザーに面白がってもらう必要がありました。ダンスの映像としたのは、動画サイトを何度も見るうち、人気の高いコンテンツはダンスや歌など言葉を介さない直接的な身体表現であることに気が付いたからです。これはユニクロの商品である服とも相性がよかったのです。


僕はユニクロの広告サイト2つ(UNIQLO MIXPLAY、UNIQLOCK)の制作ディレクターとして携わってきました。その中で取り組んだのは、時間の経過とともにページビューが伸び続ける仕掛けをつくることでした。目指したのは、ユーザーがリンクを貼りたくなるようなサイトにすることです。リンクが増えればアクセス数は加速的に伸び、ウェブ上での評判も高まります。それが持続的な集客をもたらします。


予算を増やせばページビューは簡単に伸ばせます。たとえば大手ポータルサイトのバナー広告の枠を買えばいいのです。しかし、それで稼げるアクセス数はあくまで一時的なものであり、広告をやめればページビューは急激に下がってしまいます。


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