田中孝司(経営者)の名言 一覧

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田中孝司(経営者)のプロフィール

田中孝司、たなか・たかし。日本の経営者。KDDIの社長、UQコミュニケーションズ初代社長。京都大学工学部卒業、京都大学大学院工学研究科博士課程前期修了後、国際電信電話(KDD)に入社。IP事業統括本部eビジネスシステム部長、KDDI執行役員ソリューション事業本部ソリューション商品開発本部長、取締役執行役員常務ソリューション事業統轄本部長、UQコミュニケーションズ株式会社 代表取締役社長、KDDI 取締役執行役員常務ソリューション事業部門担当、代表取締役常務執行役員ソリューション事業本部担当、コンシューマ事業本部担当、商品開発統括本部担当、UQコミュニケーションズ株式会社 取締役会長、KDDI 代表取締役専務執行役員などを務めたのちKDDI社長に就任。

政府から指導されたからやるのではなく、あくまで自分たちがお客様のほうを見てやることが大切。


驚きを通り越して感動を与えられるもの。それがうちから出るという姿を目指したい。


イノベーションを起こさなければ、お客さんは違うところに行ってしまう。


世の中がこうもスマホに変わるとは予想していませんでした。最初は「あんなもの、売れるわけがない」と言っていました。でも、違った。売れるわけがないと思っていたのは我々だけであって、お客さんではなかった。調子がいいときには、ちゃんと外を見ていないと、鼻が伸びてしまう。だから相当、自省しました。


現地現物。何事も自分で感じた上で判断しています。


企業はユーザーから離れると必ず堕落します。それはスマホシフトに出遅れた2007年前後の当社の経験からも明らかです。私はユーザーが欲しいものを先回りして提供し、満足感と驚きを提供することにこだわりながら、KDDIの経営を舵取りしていきたいと考えています。


僕は天才じゃないから、ちゃんとやらなきゃいかんと思っている。実家が商売をしていたからかもしれませんが、お客さんを裏切るとろくなことがないと身にしみています。


我々は既存ユーザーを犠牲にすることはできない。現場を重視してユーザーが望むことをやっていかなければならない。


2000年前半には、3Gで広いエリアを誇り、「着うた」などもヒットした輝かしい時代があった。しかし、好業績で慢心するようになると、すぐに右下がりになってしまった。私が社長に就任してからは、経営改革など厳しいこともやってきたが、社員はよく頑張ってきたと思う。


今年はKDDIの成長の起点の年になる。勢いは回復してきたが、慢心せずに、お客さんが欲しいものを考えて、マーケットに問う姿勢を崩さない。


ソフトバンクがあれだけの会社を、リスクを取って買収するのはすごいこと。規模拡大を狙う会社も必要だけど、僕たちは生き方が違う。


設備投資を減らせば利益が上がる。しかし、インフラ事業者としては数年後を見据えて投資することが大切です。


年に1度、「KDDI解体新書」と名付けた社内の様々な階級からのアンケートを実施しています。12月中旬にまとまった今年度のリポートを見ると、トップのメッセージは伝わっていると実感しています。もちろん、まだ組織の隅々まで行きわたったとは言い難く、改革は道半ばです。


他社との競争に追いつくために、自分で目標を設定し、自律的に動いていく組織づくりに着手しました。まず、ポストの数が多すぎたので部長クラスを2割削減し、組織をスリム化しました。部長以上は給与も、KPI(重要業績評価指標)と完全連動する業績連動型に変更しました。それまでは、中間層が育っておらず、指示待ちをする上司が仕事を部下にぶん投げる、部下も上司にぶん投げるという構図だったのです。組織改革でだんだんアグレッシブさは出てきたと思います。


社長に就任した際、もう一度戦う集団になるために、縦横の組織と自由にコラボレーション出来るような雰囲気が必要だと考えました。


スピード感の欠如は業界特有の問題でもあります。通信業者は月々に決まった収入があり、収益は急激に変わりません。世の中に10の変化が起きても、0.5くらいの変化しか起きません。そのため、世の中の変化が業績に直結するメーカーなどとは違い、社会の変化に乗り遅れてしまうのです。


私の社長就任前、当社がスマートフォンへの対応が遅れたのはリスクを恐れる集団になっていたからです。安定した業績が続くと、組織は堕落します。保身に走り、新しいことへ挑戦しなくても良いと考える雰囲気が社内にありました。そのため「あんなもの売れるわけない」と、スマートフォンを軽視してしまったのです。


当社とNTT、ソフトバンクの3社が同じ市場で価格競争だけやっていても、ユーザーにワクワク感を与えることはできません。国内通信大手3社が別々の方向に向かい始めたことは、むしろいいことだと思っています。


フトバンクの孫社長と私はやっぱり違うと思います。私自身は一発勝負をする性格ではなく、世界の通信市場で3位になってやろうと思うこともありません。それよりも移ろいやすいユーザーを相手に、どうすれば満足感を与えられるかを考えることの方が重要だと考えています。


ドコモには安心・安全と高い顧客満足度という軸があって、ソフトバンクには孫正義社長の強いリーダーシップと、革新的な企業イメージがあります。ライバルの間で埋没しないためには、ユーザーの信頼を獲得する努力を怠ることはできません。


私にとって一番心配なのは、ユーザーの要望がコロコロと変わることです。当社にとってのライバルはNTTでもソフトバンクでもなく、ユーザーだと思っています。きれいごとを言っているように聞こえるかもしれませんが、私は真剣にそう考えています。


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