田中均の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

田中均のプロフィール

田中均、たなか・ひとし。日本の外交官。京都府出身。京都大学法学部卒業後、外務省に入省。オックスフォード大学政治経済学修士課程修了。37年間外交官として、日米経済摩擦時代の経済交渉、日米安保の交渉、北朝鮮との交渉などで実力を発揮した人物。小泉首相の訪朝を実現させたことなどでも知られている。退官後は東京大学公共政策大学院客員教授、日本総合研究所理事長などを務める。主な著書に『プロフェッショナルの交渉力』『外交の力』など。他に国際外交について多数の雑誌論文を寄稿している。

交渉というのは結果をつくるプロセスです。そのためには双方にとっての共通利益は何かを考えなければなりません。


交渉で相手につけこむ余地を与えないためには、どんな長時間交渉でも、前半に口にした言葉と最後に話したことが矛盾してはいけません。根本の部分で首尾一貫していなければならないのです。


実際の交渉にあたっては、いつも自分自身に問いかけたものです。「自分がやろうとしていることは本当に正しいのか?」と。頭の中で繰り返し反芻し、確信を持ったうえで交渉に臨むように交渉に挑むよう心がけました。そうすれば、どんな場面でも発言がブレが生ずることはありません。


難しい相手と交渉し、自分たちの要求を実現させるには、「大きな地図」を描いて見せることも必要です。単一の問題の枠内だけで攻防を展開するのではなく、いろいろな問題をパッケージにして持ちだすことです。相手に「この交渉に乗れば、中長期的に結局は自分たちにも利益になるな」と思わせることです。


交渉相手の人物を知ることは、交渉の担当当事者の地位や実力をチェックすることです。事前交渉を重ねた人物が本当に決定権を持っているのかどうかを見極めなければいけません。肩書と真のランクとが一致するとは限りません。


敵意のある相手と交渉して、こちらの要求を実現させるには、まず相手を知ることです。対象となる国と、交渉に応じる人物、相手国が確保したいと考えている利益は究極には何なのかなどを見極めることです。そこを徹底的に分析して、把握しておかなければなりません。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ