牛尾治朗の名言 一覧

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牛尾治朗のプロフィール

牛尾治朗、うしお・じろう。ウシオ電機会長。東京大学法学部卒。卒業後東京銀行に入行。カリフォルニア大学留学を経てウシオ電機を設立。経済同友会副代表幹事、経営企画庁経済諮問会議、通産省産業構造審議会各委員。松下政経塾常任理事

基本はイノベーション。それも技術だけでなく、商品、サービス、企業経営、そして日本の国そのものもイノベーションが必要。


社会のために役立ちたいという志を持っている経営者が成功する。


従来のトップはみんなが同じ楽器を演奏する、たとえばマンドリンクラブのプロデューサータイプでよかった。しかし、これからはオーケストラのプロデューサーでなければならない。異なった種類の楽器を演奏する団員をまとめるためのプロデューサーとしての素質が求められている。もっと言えば、会長がプロデューサー役、社長が演出家、そして主役は現場のトップであるといった組織が理想でしょう。


従業員が多様性を持つようになると、経営者のリーダーシップがますます必要になります。そのためには、やや遠めの10年後、15年後のビジョンを打ち立てることが求められる。さらに言えば、企業のキャラクターも問われる。いってみれば、ビジョンとそのビジョンを実現するための方法論が必要になります。


企業の自立と同時に、個人も自立が求められているわけですが、自立には専門的な能力と主役になれる実力を備える必要があります。とはいっても、日本の十人のうち八人は皆と仲良く助け合いながら生活したいと考えているのではないかと思います。少しきつい言葉でいえば、もたれあいながら生きていきたいと。そういう人たちも含めて、今後どうやって人を幸せにしていくか。これは大きな問題だと思います。


これからの企業は人の心を大切にする経営を考えなければいけないと思う。レイモンド・チャンドラーのハードボイルド・ミステリーの古典的作品「PLAYBACK」の中に「たくましくなければ生き残れない。優しくなければ生き残る値打ちがない」という有名なセリフがあります。企業もまた「ハード&ジェントル(たくましく、そして穏やかな人)」である必要があります。


日本が本当の豊かさを実現するためには、豊かさの意味を問い直すことが求められているように思います。そこに、日本の進むべき方向性が見えてくるのではないでしょうか?


大切なのは、質素な生活をしながら、贅沢な心を失わないことだと思います。日本にはそれができる精神風土がありますし、今日の日本には、それを実現していく環境もあります。たとえば、企業競争の激化は、標準品の価格低下をもたらし、標準品と言えども、品質が高く、生活のための必需品としては十分に満足がいくものが身近にあふれている。


吊るしの(既製品の安い)スーツを着ているけれども、靴だけ贅沢をしたいとか、スカーフだけはいいものを身に着けたいという気持ちを持つことが大切だと思うんです。日常は髪を振り乱して仕事をしているけれども、月に一回は歌舞伎を観に行くというのが、「素にありて贅を知る」ということではないか。


求められるのは、精神的な高さです。人間関係や生活の場面などで、高い精神性が尊ばれるようになる。昔は、備長炭で鍋を炊いてその薫りを楽しんだりしたものですが、そうした心を豊かにするような日々の暮らしを重んじる。あるいは、手作りのぬくもりや自然との調和に価値を見出したりすることではないでしょうか。


当然のことだが、企業は利潤を獲得しなければ成り立たない。利潤をつかむとは儲けることだが、自分の企業さえ儲かればいいと思っている間は大した企業ではない。面白いもので、自分の企業さえ儲かればいい、と企業がエゴ丸出しのころは、よい社員も集まらないものだ。私が日本青年会議所活動やその後経営者としての活動の中で、こうした考えを世に訴えてきたことが社会にもプラスになった。優秀な社員も随分と入社することになった。


東京銀行を辞めて経営者の道に入った私だが、この世の中はつくづく人と人とのつながり、あるいは助け合いでできているものだなと感じさせられた。


今も変化の真っ最中ですが、今後はこれまで成功してきた分野ほど、今まで蓄積してきたものを大胆に捨てるような決断が経営者には求められるようになる。


青い鳥というのは自分の手のひらの中にあっても、懸命に探さなければ見つけ出すことはできないものなのです。会社でも同じです。目的意識は自分自身で見つけ出さなければいけません。自分の才能の開発も、みずから求めて見つけ出すものです。


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