澤功の名言 一覧

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澤功のプロフィール

澤功、さわ・いさお。日本の経営者。「澤の屋旅館」館主。新潟出身。中央大学法学部卒業後、東京相互銀行(のちの東京相和銀行)に入行。澤の屋旅館の一人娘と結婚し、同旅館の館主になる。その後、外国人客を積極的に呼び込み、同旅館を立て直した。観光庁の「観光カリスマ」に選ばれた。そのほか、日本観光旅館連盟常務理事、日本観光旅館連盟東京支部支部長などを務めた

正しく流暢に話そうとするなら、高度な英語力が必要でしょう。しかし、本当の目的は「上手に話すこと」ではなく「通じること」「満足していただくこと」にあるはず。そのための英語なら、実際の現場に身を置くことで、誰もが身につけられるものなのです。


あるときインド人のお客様たちが言っていることがわからないので絵を描いてもらうと、細かな点々をたくさん描いて「これがほしい」という身振りをされる。塩を持って行くと「違う」。砂糖を持って行っても「違う」。「あとはこれしかない」と持つて行った胡椒が正解でした(笑)。そんなやり取りは、不自由というより、むしろ楽しいものです。


これまでの経験から、「単語を口にしながら身振り手振りを加えると、たいていのことは通じる」と私は考えています。たとえば、「両替はどこでできるのか?」とよく聞かれます。そうしたら、「マネーチェンジは、バンク。バット、トゥデイはサタデー、クローズ」と答えればわかってくれます。


外国人客受け入れはとても無理だと思っていましたが、新宿で外国人客に好評を得ていた「やしま旅館」に見学に行ってみたところ、大いに驚きました。やしま旅館も当館と同じくらいの部屋数で、浴室やお手洗いは共同なのに、大繁盛している。矢島さんの話している英語はと言えば、非常に簡単なもの。自分が要らぬ思い込みに囚われていたことに気づきました。そこで私たちも外国人観光客の受け入れを始めたのです。


英語を聴き取る力も、長年の間にかなり向上したと思います。旅館で使われる言葉はだいたい決まっていますから、想像もつきやすいですしね。しかし、時にはわからないこともあります。そんな場合、まずはゆっくり話していただく。それでもわからなければ紙を持ってきて文字に書いてもらい、辞書を引きます。それでも無理なら、絵を描いてもらいます。


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