渥美育子の名言 一覧

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渥美育子のプロフィール

渥美育子、あつみ・いくこ。日本の経営者。人材教育会社「グローバル教育」社長。青山学院大学卒業後、ブリティッシュ・コロンビア大学、トロント大学、ケンブリッジ大学などに留学。青山学院大学助教授、ウェルズレー大学研究員、ハーバード大学ラドクリフ・バンティング研究所研究所研究員として、「文化の世界伝播」について研究を行った。その後、米国ボストンに異文化マネジメント研修・コーチング会社インターカルチュラル・ビジネス・センターを設立。世界各地で企業のグローバル化を支援した。

私は企業経営をよく「幕の内弁当」に例えます。幕の内弁当は器と中身がセットとなって完成します。英語はひとつの「おかず」でしかありません。今の日本企業を見ると、全体像が見えないまま議論している気がします。日本から世界へ器が大きくなった時に、どのようなおかずを入れるべきか。日本企業の立ち位置が問われます。


経営者が人材育成にあまり興味がないことが気がかりです。人事部門に任せきり。人事も自分の任期中には変化を起こしたくない人が多い。


私自身、米国に30年住んでいました。その経験を生かし、宗教や道徳、法的な観点から4つの分類を作りました。法的規範の原型となる宗教は何かなどで文化の断層が生じます。世界を俯瞰的にとらえられることこそがグローバル人材だと思うのです。


「日本がどう見られているのか、日本はどうすべきか」といった感覚は小学生から身につけてほしい。小さい時から易しい言葉で理解しておくと、後は道具である英語や専門性さえ勉強すればグローバル人材になれます。


グローバルの語源は天球(globe)からきています。地球まるごと、世界全体での視点や発想が日本人には足りないのです。グローバル人材と聞いて「ずっと日本で暮らすから関係ない」というのも間違いです。世界にいる70億人の中の日本人がどう生きて行くかを考える必要があるかのです。


日本企業がこれまで取り組んできたのはグローバル化ではありません。国際化です。グローバル化と国際化は似たようなイメージを持たれますが大きく違います。国際化は日本を起点に考えています。日本人は日本の考え方をもとにして海外を見る傾向にあります。逆に海外からどのように見られているかは考えられていません。一方でグローバル化は地球単位で物事を考えなければなりません。


グローバル人材を育てるのは、決して「エリート」を増やすためではありません。英語を学べばよいということでもありません。英語は道具です。本質的な議論をしていないことは、大きな勘違いだと思います。


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