渡邉幸義の名言 一覧

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渡邉幸義のプロフィール

渡邉幸義、わたなべ・ゆきよし。日本の実業家。ネットワーク構築・保守・運用、人材派遣事業を主力とするアイエスエフネットの創業者。武蔵工業大学(のちの東京都市大学)機械工学科卒業後、日本ディジタルイクイップメント(のちにコンパックに吸収合併)に入社。その後、アイエスエフネットを創業。同社は雇用の創造を企業理念に掲げ、ニート・フリーター・育児ママ・引きこもり・シニア・障害者など就職が難しい人々を積極的に雇用した。主な著書に『未来ノートで道は開ける!』『社員みんながやさしくなった 障がい者が入社してくれて変わったこと』『社長のメモ』『会社は家族、社長は親』『雇用創造革命』など。

自分の幸せも不幸も自分自身の価値観がつくり出している。


私は何事も自分の眼で見てからでないと判断しない。


人は納得しなければ変わらない。


余裕がなければ損はできない。余裕を持つためにどうするか、考え続けることが大切。


これからは「ちょっと普通とは違うけど、突出した何かを持っている人」を活かす会社でなくては生き残れない。


不思議なもので、覚悟を決めて正しいことに取り組めば取り組むほど、応援してくださる方が増えてくる。


「人として正しいことをする」この原則は国境を超えて通用するものです。これを軸にしていれば、世界のどこに行っても事業を展開できる。そう確信しました。


人間性は一朝一夕には改善できないが、知識や技術は教育訓練でカバーできる。


最も身近にいる人のために尽くせない人が、お客様や社会のために尽くせるわけがない。


人間の尊厳というものは、働いて人の役に立つこととつながっています。なんびとも働く権利と喜びを奪えない。


私は、仕事があるから雇用するのではなく、雇用してから一人ひとりの強みを活かせる仕事を創っています。


ハードルが高いほど、やりがいがあります。


障害者を雇うと、彼らと触れ合い、彼らの真摯な働きぶりを間近に見るうちに、周囲の全従業員の心が変わります。従業員に利他の意識が芽生え、ものごとに対する感謝の念が強くなり、仕事に対する姿勢やものの見方も変わります。なかなか言うことを聞かなかった人が素直になったり、いがみ合っていた同僚同士が仲良くなったりもします。


採用したいと思うのは、ただ採用したいからです。
【覚書き|障害者やニート、シニアなど就職が難しい人々を熱心に雇用することを企業理念にしていることについて語った言葉】


自分がやろうとしていることが人のためになっているか。そのことが人として正しいか。私には2つの判断軸しかありません。それが一時的に損であっても、必ず会社にプラスになります。


社員を変えるのは難しい。私が一番いいと思う方法は、自分と違う人を会社の中に入れることです。自分が持っていないものを持っている人と一緒に働くことで、目線は必ず変わっていきます。


利己の目線と利他の目線では、同じものを見ても行動が変わります。健常者の目線で見ている景色と障がいのある方の目線で見ている景色は全く違います。人は自分が見えているものを基準に物事を判断します。もし、自分の見ているものが利己的で、相手にそれを言い続けたら、結果は絶対に悪いものになるでしょう。


適度に空気を読んでコミュニケーションしなければならないと誰が決めましたか? 例えばアスペルガー。広汎性発達障害の一つです。彼らは場の空気を読むことが苦手です。そして非常にこだわりが強い。誰も気にしないような問題点を痛烈に指摘してきます。耳が痛いかもしれませんが、企業にはそのような存在が必要です。些細な問題から目を逸らしていると、やがて根幹を揺るがす大きな問題に発展してしまうからです。時には私も胃が痛くなるようなことを言われます。でも、彼らのおかげで裸の王様にならずにすんでいます。


会社に来なければならないと誰が決めたのか。古いルールですね。30年後の働き方はほとんど在宅になっていると私は思います、真っ先にこのルールの犠牲になったのが出産、育児の女性です。全世界で最も学歴が高いと言われる日本の女性のほとんどが非正規雇用者として、働く能力に制約を受けて働いています。この国の企業は非常に損をしています。同じように、うつ病の人、発達障がいのある方、重複障がいのある方、コミュニケーションを苦手とする人たちは会社に来たがらない、来られない。来なければならないから働けないのです。


就労困難者を活かしている会社は伸びています。職場のチームワークがよい。従業員の離職率が低い。そして、消費者は社会的に意義のある会社をより好む傾向があり、そんな会社の製品を選んで買っています。


引きこもりは甘えだと言う人がいますが、私はその人に「会ったことがあるのか」と聞きたい。


今、私はNPOをつくり、家庭訪問をして引きこもりを家から出し、気力のない状態から気力のある状態へ引き上げて雇用し、3~4年働いてもらったあとに、彼らが行きたいと言う企業に紹介しています。なぜそんなことをするのか。私は、引きこもりは自分の責任だと思っているからです。以前、引きこもりの人の話を聞く機会がありました。その時私は「自分はこの人たちの犠牲のもとに生きている」と気づきました。


私は「未来ノート」をつけています。1カ月に1冊。社会課題を解決するためのプランを毎日4時間、土日10時間、26年間1日も欠かさず書き続けています。今年で310冊目になりました。


私には信念があり、一見損であることも、人として正しいことだと思えばやり抜いてきました。その結果、私がやってきたことは事業として成り立つことがわかりました。


経営のノウハウ、人脈、お金を持たない私が一つだけ大事にしたものは「考え方」。松下幸之助、中村天風、安岡正篤を徹底的に勉強し、哲学を確立しようと努めました。


私が「利他の心」を重視し、アイエスエフネットグループの経営哲学の根幹に据えているのは、人と人がお互いに思いやることで一人の力が何倍にもなり、人も社会も成長・発展できると考えているからです。


会社を経営して思うのは、一人の力はわずかでも、組織の総和となると、とてつもなく力強くなるということです。だからこそ、トップはみずから襟を正し、常に正しい道を歩んでいるか自問しなければなりません。


この15年間、ずっと順風満帆だったわけではありません。人心が離れ、組織的な危機を迎えたこともありました。しかし、どんな苦境に陥っても、「人として正しいことをする」「人のために尽くす」という軸だけは曲げずにやってきたつもりです。そうすることで危機を脱し、その後の組織がより強固になったと実感しています。


社員一人ひとりが利他の心を持ち続けられるためには、ただ言葉で伝えるだけでは不十分で、日ごろから利他の目線になれる仕組みをつくることが大事です。その一つがすべての部署への就労困難者の配置です。私は、社員が多様な人たちと接することで、自分とはまったく異なる視点で物事を見られるようになってほしいと願っています。他者の目線を理解して初めて、思い込みや先入観からではなく、本当の意味で利他の行動が取れるようになるからです。実際、社員たちは、社長の私が頭が下がるくらい、人にやさしく、協力し合って成果を出してくれています。


近年、日本の企業は何でも競争で、目先の効率化だけを追い求めています。そうやって弱い立場の人がどんどん切り捨てられてきました。だから私は、あえてこの逆をやるのです。「ありえない」と思われようが、「非常識だ」と言われようが、私はずっとこのスタンスでやってきました。これからもそうするつもりです。


人にはそれぞれマイナスの部分はある。その部分は会社でフォローすることで、人の強みを発揮できるようにし、トータルでパフォーマンスの向上を図るという発想が必要。


日本ではまだまだ発達障がいのある方の雇用は進んではいませんが、米グーグルでは、プログラムの開発や解析等の能力にすぐれていれば、自閉傾向(コミュニケーションが極端に苦手)があっても採用をし、圧倒的なパフォーマンスを発揮しているということも間きました。人と違うから受け入れないという姿勢でなく、その能力を開花させようとする米グーグルの経営の考え方からも、多くの学びがあります。


いくら高邁な理念を唱えても、唱えているだけで実現できるほど甘いものではありません。そこには、何らかの工夫が必要。私はその工夫を、経営者としての私個人と組織、それぞれにおいて仕組み化しています。


日本の会社の場合には、たいていの企業は社員をジェネラリストとして業務に割り当てます。一人がすべてを行うため、単価が低く属人的でない(その人でなければできないということはない)仕事も行わせています。そのことで、その本人のモチベーションと業務の効率性の両方を低下させている現状があります。


「雇用の創造」が大義の私どもは、雇ってから仕事を創る。こうすることで、この人たちにできる仕事、適した仕事は何だろうかと真剣に考えるようになります。そうやって必死になって仕事を生み出し、事業を推進してきました。


経営者が就労困難者の雇用に二の足を踏むのは、実際にその人たちに会ったことがないからだと思います。会って話せば、皆さんとても謙虚な方であることが分かるはずです。なまじ世間から一定の評価を得て自分の実力を過信している人よりも、よほどまじめに仕事に取り組むし、取引先からの評判もよいものです。


企業にとって、どんな人財を集めるのかは大きな課題です。通常の採用をしていれば、一部の優秀な人財に多くの企業が群がり、結局はひと握りの有名企業だけが彼らを独占します。一方、就労困難者は、どんなに優秀であってもほとんどの企業が彼らを雇用したがりません。だから、ここは隠れた人財の宝庫なのです。


現在、日本には就労困難者が約1000万人いるといわれています。当グループは就労困難者を1000人「も」雇用しているといわれますが、別の見方をすれば、1000万人の中から人間性が高い1000人を選りすぐることができているともいえます。


一般に、就労困難者を採用すると何か会社にデメリットがあると思われているようですが、実はそんなことはまったくありません。むしろメリットのほうが大きいと感じています。たとえば、どの企業もまだできていないことをやることで注目され、社会的に評価されます。メディアの取材を受けることも多い。そのうえ大変優れた「人財」を獲得することができるのです。


雇用されないのではなく、雇用する側が忌避しているにすぎない 過去を問わない採用を続けていくうちに、あることに気づいたのです。それは、成果を出してくれている社員の中に、何らかの障がいを持っていたり、当社に来るまではきちんとした職につけていなかったりした人たちが、おおぜい含まれているということでした。(ニートやフリーター、障害者などの)就労困難者というのは、仕事ができないから雇用されないのではなく、雇用する側が忌避しているにすぎないということを知ったのです。


人は生まれてきたときは無力です。親や周囲の人に面倒を見てもらえなければ生きていけません。いわば「利己の塊」です。そこから次第に自分の力で物事ができるようになり、やがては人のために尽くせるようになる。それが人間の成長であり、人間力の高まりというものではないでしょうか。


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